D.S ダルセーニョ 考察及び お久しぶりです。
お久しぶりです。こっちでの更新が長らく止まってしまい申し訳在りません。
とある場所で一作書き終えたりいろいろしてたらこっちの展開が思い浮かばないとか、ね。ハハッ←シネバイイノニ……
circusの新作、D.Sことだるせーにょが発売しましたのでこれはもう曲芸大好きな身としてはさっそくプレイ、終わらせてきました。以下はざっくりですが考察になりますので、ネタバレしかないので気になる方はブラウザバックお願いします。
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●願いを叶える人工妖精。無意識的かどうかは不明。強い願いに呼応して『幸せ』を形にしようとする?
→乃絵里ルート、家族になりたいという思いによる記憶の消去。妹であろうとする。
→遥月ルート、無意識下で「春陽だったらどうだったか」を人工妖精が叶えたことになる。恐らくほとんどは遥月の肉体を使っていた。事実上二重人格のように。
最後の場面で「遥月」が来たのは、ずっと春陽の傍にいたであろう想いが形になった。
実体を持っていない春陽という存在は遥月が体調を崩すまで自分を追い詰めたからこそ浮かんできた意識の形?
●天から貰えるペンダントは人工妖精の結晶体なので、持っている人物より影響力がある?
→ひまりルート、捨てられた経緯があるからこそ、誰かに気に入ってもらいたいから?→幸福度の操作
主人公は恐らくペンダントを持っていて、誰かに迷惑をかけてはいけない、とずっと考えていたからひまりと同じように幸福度が見えるようになった。
だがひまりとは違い、「迷惑をかけない」ことを優先しているから操作にまでは至らなかった。
→依愛ルート
自らが書いた小説世界を夢の中で体現。父しか認めてくれなかった自分の世界を肯定するため。
魔王の娘を名乗っていたのは、自分を認めてくれた父親の娘でありたいとの願い。
こん睡状態になったのには乃絵里√と同じく人工妖精によるものだと判断。ずっと「父が認めてくれた世界」で過ごすことにより、父と過ごせると考えた結果。
とはいえ夢の世界で父に会いたいと願うならばその世界を創るべきだったとは思うけど。姫モード依愛が可愛かったので割愛。
●人工妖精の暴走?
人の願いを叶えて幸せに導こうとする人工妖精の行動は間違ってはいないが、限度の匙加減が上手く調整できていない。
というよりなぜここを追求したルートをやらなかったのか。どう見てもこの流れは枯れない桜の暴走に酷似している。
各ヒロインルートでこれを取り上げているのに、トゥルーともいえる天ルートでは一切触れられていない。
人工妖精というシステム自体が風南島の楽園システムそのものといえるから、この暴走を題材に「D.S」と名付けた意味を踏まえたルートを用意するべきだった。
D.Sについての一つの結論かなー。
D.Cと世界観を共有し、D.Cで培ったものを取り入れようとした結果、ちょっと崩れた感。キャラクターはD.S独自のものだったからこそ、惜しい。
D.Cを意識しすぎた、と考えるべきか。
D.Sという作品単体で見れば良作の部類だろうけど、D.Cをやってきたからこそ、これなら世界観の共有はしないほうがよかったかなって。
あと単純に掘り下げる部分掘り下げてない。各ヒロインルートでの根本原因を天およびトゥルーで全く触れられていない。
「人工妖精の暴走をどう止めるか」を題材としたルートがあれば全部解決されるのだが、この流れはD.Cでの「枯れない桜の暴走を止める」話に酷似してしまうからやめてしまったのだろうか。
実に惜しい。
本当に惜しい。
……というわけで、自分で創作するとしたらD.Sルートあたりを意識しつつ独自考察を入れた展開かなーって。
Dal Segno MKS-『幸福』を忘れた、魔法の騎士-
―――いいんだ。この左目が、俺の罪を思い出させてくれる。
長い時を生きた魔法使いであり騎士である青年、出雲秋鳴は、初音島での生活の後、女王陛下の依頼により風南島を訪れる。桜内義之を取り戻すための代償として失った左の視力は未だ全快ではないが、そこでの依頼は戦いでも魔法の調査でもなかった。
「誰もが幸せになれる島?」
「ええ。そこでならきっと、貴方の願いが少しでも見つかると思って」
「俺の、願い……?」
風南島で出会う、人々と紡がれる物語の先に、彼が望む未来はあるのだろうか。
「お願いです秋鳴さま。天は、あなたの幸せも望んでいます」
「俺の幸福なんて、いいんだよ。遠い昔に、ありったけの幸せをもらったから。だからもう、いいんだ」
―――だから?
「願え。肉体を持たぬ少女よ。己を縛る少女よ。幸福に苛む少女よ、在りし姿を求める少女よ、ただ一つの愛の形を求める少女よ。―――俺が叶える。守る。俺は、騎士だから」
とかね?
日時:2016年05月03日(火) 21:10
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