近況報告、あと四部を読まない事とか


・近況報告

 すごい長い間更新が途絶えていて、どのくらいか確認したら「2013年3月」→「2016年6月」ぐらい間が開いていた。まずはその事についてお詫びいたします。
 どーしてそんな事になってしまったのか、一言で言ってしまえば、パソコンがぶっ壊れたからで、ついでにデータの保存なんてかけらもしていなくて、吸い上げにももちろん失敗したからである。今まで書いてきたものとか、投稿しているものは探せばあるのだが、書いただけのやつとか書きかけのものとかはもう自分でもどーにもならなくなってしまったのである。こちら様にくる以前のなろうにあげていたやつとかも自分では読めもしないのだ。あとどこかの掲示板に書き捨てたものなんかもイチイチ覚えてないのでもうわからない。惜しい、とまではいかないが、どこか寂しい感じになる。
 一つだけこの馬鹿がアドバイスできるといえるのは、こまめにバックアップはとっておこうという話です(我が身の事にならないと人は何もしないって事もわかった)。
 話の続きのメモは……惜しい。
 ディアボロの大冒険はかなり惜しい。



・四部の事

(人間は誰でもこの世に思いどおりにならないことがあることを幼い時に学習する…………)
(ほしいオモチャを買ってもらえなかったり、ほめてほしい時に誰も頭をなでてくれないといったようにな……………………)
(吉影………おまえはそんなどうしようもない時、決してわめいたりする子供ではなかったが)
(爪をよく噛む子じゃった……今のようにな……)

(かわいそうに~~~~)
(絶望した時……おまえは血が出るほど爪を噛む……)
(おまえは今、とても『絶望』しているのだね……………)


 言い訳は以上になります。でも、それで終わるのもあんまりな感じがするので、四部の事を。

 ディアボロは父親としての愛をもたない敵役だったが、吉良吉影のオヤジは彼なりに息子を愛している。それがはっきり描かれていると思う。
 仗助は父親のジョセフとの絆を作中で確かめ合う事ができた。
 しげちーは、パパとママを守るために死んだ。
 億泰も初めは敵として登場したが、それは父親のためだった。
 早人としのぶも、何でもないようなわだかまりを乗り越えて、親子の愛に気付けたはずだ。
 スタンドだとかバトルが取り上げられがちだが、ジョジョは愛の物語でもあると思う。
 四部は愛があふれているのだ。

 吉影のオヤジは上のセリフを言いながら、泣いているのだが……なぜ、泣いているのか。
 心の底から絶望している息子を案じているのか。
 殺人鬼として生きる息子の境遇を思っているのか。
 それとも、母親の虐待を止められなかった自身を嘆いているのか。
 親が子を思う気持ち。
 彼が、吉良のオヤジが息子吉影を愛しているのだという事だけは、まぎれもない事実だと思う。
 しのぶは吉影が好きなのだが、なんと言うか……彼女はもう「母親」になってしまっていた。そんなふうに思う。だから彼女は事態の中心にいながら肝心な部分に触れられないし、吉影を愛し更生させるというような事ができなかった。一方で、吉影も自分から「零れんばかりの」愛情みたいなものはあるのだが、彼の事を愛する人というのは、これも全然いないのである。手首は人を愛してくれないし、当然と言えば当然なのだが。
 人は誰かに愛されなくては生きていけない。ところが、無条件で自分の事を愛してくれる人というのは、かなり稀だと皆が痛感するところである。そして、父親という生き物は、その数少ない無償の愛を注いでくれる人なのだ。

 ジョジョのテレビアニメが放送され始めて一部、二部は視聴していたのだが、三部からはめっきりだった。
 この間本屋を通りすがって四部の総集編(連載週刊誌大のでっかいヤツ)が売っていて、しめしめとばかりに購入して上記の吉良のオヤジのところまで読み進めたのだが……はっきりいってそんなもの読みたくなかった。まだしばらくは、昔読んだ分だけを記憶の底で揺らしていたかった。
 それだけです。
 パソコンぶっ壊れたのはどー考えても三年前じゃあなかったのだが、じゃあ残りはただ単にサボってたんじゃないのかって言われると、ううーん……。


日時:2016年08月09日(火) 23:38

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