ハイスクールD×D~地双龍と混血悪魔~キャラ設定① 影龍王編

名前 黒井 零樹(くろい れいき)/ ノワール・キマリス
性別 男
年齢 17
容姿 肩にかかる長さがある黒髪、目がやや鋭く、やる気があるようには見えない男。
種族 混血悪魔。
ランク 王 / 使い魔
階級 上級悪魔 → 最上級悪魔。

元七十二柱キマリス家現当主の父と普通の人間との間に生まれた混血悪魔の少年、キマリス家の次期当主で神滅具の一つ「影龍王の手袋」を保有している。
また駒王学園高等部に通う二年生でキマリス眷属とそれに近しいメンバーで構成された心霊探索同好会の部長をしている。
本来ならば眷属を率いる王になるには正式な手順を踏まなければならないが他勢力に奪われるのを恐れた冥界上層部により特例として混血悪魔の身でありながら王として眷属を持つことを許された。
純血主義が多い冥界では煙たがれているが影龍王として目覚めてから対の存在で惚れている相手の片霧夜空に追いつくべく両親やその眷属に頼み込んで修行を重ねていたため、並みの上級悪魔を圧倒するほど実力を持っており、北欧の魔法も防御術限定ながらも会得するほどの文武両道っぷりを見せている。
若手悪魔同士によるレーティングゲームでは序列一位、若手悪魔最強の名を手に入れる事になった。

普段は不愛想で夜空と自分の眷属、影の龍クロム以外と絡む意味が分からないと自負するコミュ障と本人は言っているが基本的にノリが良く、腋に並々ならぬ思いを抱いている高校生らしい性格をしている。
しかし宿しているドラゴンが邪龍のためかとりあえず殺すか等の発言が普通に出てしまう危険人物で敵と判断すれば女子供でさえ躊躇なく殺せる非情さを持っており、後悔などの感情を抱くことは殆ど無い。
本人曰く「好き勝手に生きて、好き勝手に夜空と殺し合う生活」を望んでおり、その言葉に偽りなく自分の好きなように生きているせいかノワールの元には同じように自由に生きる妖怪が多く集まり、眷属の半分以上は妖怪で構成されている。
同じ学園の先輩であり魔王の妹の立場、同じ王のリアスとソーナとは次期当主同士という事で面識はあるが特に関わる理由がないと考えてすれ違ったら挨拶する程度で留めており、現在もその考えは変わっていない。

魔獣騒動での活躍により四大魔王と冥界上層部の承認を得て若手ながらも最上級悪魔へと昇格。
またフェニックス家の双子姫の片割れ、レイチェル・フェニックスと面白そうだからという理由で邪龍として契約、彼女の使い魔になった。


◇神器 影龍王の手袋《シェイド・グローブ》

形状は手の甲の部分に黒い宝玉が埋め込まれている2対の革製グローブ。
地双龍と呼ばれる影の龍クロムの魂が封じられた神器で神滅具と呼ばれる代物。
「10秒間、自由自在に影を生み出す」「影に触れた存在の力を奪う」の能力を持つ。
前者は文字通り自由に影を生み出せる能力。後者は影に触れた存在(有機無機問わない)の力を奪う。
例として地面の力を奪えばその箇所は草木が生えない土地、相手の力を奪えば10-1=9のように段階的に力が奪われる。そして奪った力はノワールのものになるため最大限の力を常に発揮できる。

◇禁手 「影龍王の再生鎧《シェイド・グローブ・アンデッドメイル》」

形状は全身に禍々しい巨大な棘が生えた影龍を模した全身鎧。
この状態では能力の時間制限は存在しない上、肉体の欠損限定だが生み出した影を集めることでフェニックスのように治す事が出来る。
本来であればこの「再生」能力は影の龍クロム本来が持つ不死性であり、亜種禁手化した影響でその一部を能力として宿すことになったが「影龍王の漆黒鎧・覇龍融合」に目覚めた影響で封じられていた影の龍クロムが持つ「再生」能力が解禁され、今までは欠損限定だったがダメージを受けた状態であればいつでも再生出来るようになった。
「再生」の能力が発動する際は『Undead!!』という音声が鳴り響く。

フェニックスの双子姫と母親の誘拐、魔法使い達による襲撃という事件の末に影の龍クロムと共に逆鱗状態になった際、聖書の神によって封じられていた最後の能力「苦痛」を引き出す事に成功した。
発動時には「Paine」という音声が鳴り響き、ノワールが与えたあらゆる痛みが倍増、能力を解除するまで永遠に痛みを与え続けるというもの。

また絶技としてあらゆる攻撃を拒絶する影の盾を出現させる影迷宮「シャドーラビリンス」を使用できる。
発動後は自身の周囲か前方に影を展開し、外側と内側で断絶し発動終了まで外側からは絶対に手出しができない状態になる。
音声は「Shadow Labyrinth!!!」

◇「影龍王の再生鎧ver影人形融合《シェイド・グローブ・アンデッドメイル・イン・シャドールフュージョン》」

ノワール・キマリスが覇龍に変わる存在を編み出そうとした際に偶然生まれたモノであり失敗品と呼ばれる形態。
発動後は影龍王の再生鎧と変わらないが背中に影で出来たマントが現れ、そのマントからは生きた獣、ドラゴンの首、無数の手を模した影が周囲に漏れ出している。
自らが生み出した影人形と融合する事で影人形として具現化するほど集まった霊子が身体能力を向上、影龍王の手袋が持つ影生成能力で攻撃にも防御にも応用できる影を纏っているため戦闘能力は格段に上がっているが覇龍以上の出力は出ないため禁手化の延長線上に留まっている。

詠唱「我は影、影龍の求めに応じ、無限に生まれ出る影なり。我が生み出せし人形よ、笑え、叫べ、幾重の感情をその身に宿せ。生まれろ影よ、交われ霊よ、我が声に従い新たな姿と成りて生まれ変わらん。」

◇「影龍王の再生鎧ver影人形融合2《シェイド・グローブ・アンデッドメイル・イン・シャドールフュージョン・セカンド》」

形状は影のように黒い膜を全身に纏う。
三大勢力が和平を結ぶまでは欠陥品と認識していたが夜空、ヴァーリとの戦いで実力不足と認識したため、夏休みを利用して研磨した結果、生まれた強化形態。
自身に宿る霊操の力を強化、影の龍クロムが生み出す影の本質を理解した事で今まで漏れ出していた獣などを模した影と言う余分な力の放出が無くなったため出力は数倍に上がっており、霊力によって身体能力が向上と自らの影を影人形として生み出す「影法師《ドッペルゲンガー》」を使う事が出来る。
絶対防御の性質と霊力が混ざり合った影を纏っているため物理攻撃は通じにくいという性質を持つ。

詠唱「我は影、影龍の求めに応じ、無限に生まれ出る影なり。我に従いし魂よ、嗤え、叫べ、幾重の感情を我が身へと宿せ。生命の分身たる影よ、霊よ、我が声、我が命令に応え新たな衣と成りて生まれ変わらん。」

◇影龍王の漆黒鎧・覇龍融合《プルシャドール・ジャガーノート・オーバーフュージョン》

ノワール・キマリスが編み出した覇龍に代わる存在であり影龍王の再生鎧ver影人形融合2の強化形態。
『PuruShaddoll Fusion Over Drive』の掛け声で発動する。
「影龍王の手袋」の奥深くに眠る歴代所有者の思念とノワール自身が対話を行い、否定する事でも封じ込める事でも無く、受け入れた上でノワールの呪いで染め上げているせいか発動する際に聞こえる歴代の思念の声、纏うオーラは邪悪そのもので聞くだけで寒気が止まらなくなるほど禍々しい状態になる。
この状態ではノワールの声と影の龍クロムの声が重なって聞こえる。
覇龍としての力を暴走状態にならずに使用できるが発動時間が僅か五分ほどで使用後は体力の殆どを消費、意識を強く保っていなければ精神力が削られて最悪、影の龍クロムに身体を明け渡すデメリットがある。
形状は影龍を象徴する棘はさらに禍々しく目立ち、濃密な負の邪念をオーラとして身に纏う漆黒の全身鎧。

詠唱「我、目覚めるは。万物の理を自らの大欲で染める影龍王なり。獰悪の亡者と怨恨の呪いを制して覇道へ至る。我、魂魄統べる影龍の覇王と成りて。汝を漆黒の回廊と永劫の玉座へと誘おう」

→◇影龍王の漆黒鎧・覇龍融合《プルシャドール・ジャガーノート・オーバーフュージョン》強化後

片霧夜空の事が好きだという強い思いを再確認した事によって強化された影龍王の漆黒鎧・覇龍融合。
影龍王クロムにして異常と言わしめるほどの精神力と夜空が大好きだという強い思いにより制限時間を五分と変わらないが神器の中に捕らえた多くの魔法使い達の魂の叫び、歴代達の呪詛の念という多くの「呪い」が呪文が変化する前と比べて格段に上昇し、聖書の神が施した封印の一部を破壊した事から出力面でも能力面でも格段に強化されている。
元が影龍王の再生鎧ver影人形融合のため呪文を唱える際に瘴気などを自らの内に凝縮する事で眷属達との共闘でも使用できるようになった。
ただし眷属以外ならば問答無用で瘴気や呪いを垂れ流す。

詠唱「我、目覚めるは。万物の理を自らの大欲で染める影龍王なり。獰悪の亡者と怨恨の呪いを制して覇道へ至る。我、夜空求める影龍王の悪魔と成りて。汝を漆黒の回廊と永劫の玉座へと誘おう」

◇影人形《シャドール》

ノワールが生み出す自分の意思に従う丸みを帯びた一つ目の黒い人形。
イメージはバーローの人気キャラである全身黒タイツ。
能力は攻防一体かつ変幻自在、他人の影の中にも入れる万能性を持つ。
頻繁に行われるラッシュタイムのイメージはオラオラ、ドラララ、無駄無駄ァのあれ。

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名前 影の龍クロム
性別 オス
年齢 不明
容姿 禍々しいと表現できる黒の棘と鱗を持つ西洋ドラゴン。
出典 ケルト神話に登場する影の国。
異名 影龍王

頭がおかしい事に定評がある邪龍の中でも特に頭がいかれており、他勢力からは「二天龍」の反対として「地双龍」と呼ばれている。
「影生成」「捕食」「苦痛」「再生」という四つの能力を保有しており、筆頭格と称される「三日月の暗黒龍」クロウ・クルワッハ、「魔源の禁龍」アジ・ダハーカ、「原初なる晦冥龍」アポプスに並ぶほどの実力と残忍さを持っている超危険なドラゴン。
対の存在である「陽光の龍」ユニアと共に暴れ回っていたがあまりにも実力が桁違いのため聖書の神自らが討伐ではなくやむなく封印という手を取らざるを得なかったほどの存在。
しかし実際は殺し合いの最中に聖書の神が尋ねた「護る」という事に興味を抱き、それを確かめるために自ら封印されることを望んだという邪龍らしく欲望に従った結果である。

性格は非道にして残忍だがノリが良い面もあり、自らの息子と認識しているノワールと共に今の世界を楽しんでいる。
好きなものは男の娘、嫌いなものはスカアハ。


日時:2018年10月04日(木) 12:30

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