神様転生、ちと分からなんだか。

どうも、日曜日深夜のランタンポップスでさ。近々ユーザーネームまた変えてやろうかと考えましたが、良いのが思いつかんので変えません。あと、妹に貸した金が返ってきません(泣)


さて、ハーメルンの警告タグにもあります『神様転生』。何だか、女神転生みたいでカッコいいなとは思っていましたが、どう言う物なのかと言えば、大抵がこうですな。
主人公は至って普通の人間だがある日、隕石にピンポイントで当たる・車に轢かれる・幼女に刺される・タンスの角に小指をぶつけた痛みが次元の壁の影響で心臓に達して死ぬ等等の、不慮の事故により死んでしまうのです。しかしこれは神様のミスで、仕方ねぇから主人公は特例措置として、特殊能力持ちにした上に好きな世界の住人として転生させると言った類の作品カテゴリーでありんす。

実はこの設定、私個人はチートキャラにする以前にあまり、やりたくはないなぁと思っているんですよ。
神様の特例で好きな自分になれて好きな世界を蹂躙するって……何だか、「プロット作成に苦労せず完結させたいな」って意向が丸出しじゃあないですか……
チートキャラで物語組むのでしたら、以前にべた褒めした『ワンパンマン』や同原作者の『モブサイコ100』のように、プロットの巧妙さでチートである事を映えさせる、一種のスパイスに出来るんですよ。しかし神様転生は、「君は私の間違いで死んだし、好きにしてやんよ」と主人公決めさせる訳でさ。普通にチートキャラでやるよりもプロットを練りまくらなあきまへんで。言うのは、『元からあるチート能力に苦労する主人公』が私は好きであって、『自分で選んで好き勝手カスタムした能力持ちの人間として転生して好き放題やる』神様転生は物語上の厚みを作り出すのが難しい思うんですよ。

まぁ、私の好みの問題ですので、神様転生をボロクソに非難はしませんよ。ただ、物語を作る手段としては些か軽薄っぽく見られやしないかなと、敬遠しとる訳でさ。
失礼しました


日時:2016年11月06日(日) 04:13

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玄武Σ

なるほど、面白い考察ですね。自分は、神様転生は主に読者=転生者に置き換えて、好きな漫画やアニメの世界に殴りこんで自分が中心の世界に投影できるジャンル、という見方をしていました。なので言い方はあれですが、薄っぺらい内容なのは仕方がないかと。それでも話作るのが上手い人が書いたらおもしろくなることもありますが、その薄っぺらい奴が多すぎるせいで見つかりにくいのが現状なんですが。本当に嘆かわしいです。

ちなみに、このジャンルの中で面白かったのを一つ上げると「兵藤物語」というのがあります。
ハイスクールD×Dが原作なんですが、原作での主人公「兵藤一誠」のスケベっぷりに腹が立ったのか「俺が主人公になった方が上手くやれる」といって「チートそっちのけで一誠の能力と立場」だけを奪うという展開に。立場を取られた一誠は、逆に神がその転生者に与える予定だった「仮面ライダー鎧武」の変身能力を与えられる、という展開になっております。むしろこれは主人公が一誠で、転生者が一誠を世間的に排除しようとあれこれした所為で肝心の一誠が壊れかけているので、転生者に「いつか逆襲されるのでは?」という恐怖を植え付けている。加えて一誠がスケベ心で作った技が以外にも高スペックなので、それを作らなかった所為でむしろ苦戦する、という展開に持って行き、最終的にはどう世界を弄ろうと作品が確立されている以上、主人公はそのキャラ以外にはなれないという結論に持ち込んでいるので「神様転生」そのものにアンチしている(あくまで考察の一環であって一方的な排他ではない)という珍しい作品です。ただし更新が一年以上止まっているのでご注意を。

半分以上宣伝になっておりますが、まあ「神様転生」にもいろいろあるとだけいっておきましょう。


日時:2016年11月07日(月) 21:55



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