生物兵器の夢 雑感

最初は短編で終わりにしようと思ってた。バイオの夢を見て、こういうのどうかな、って思って試しに書いたものだし。それにそもそも、バイオはダークサイドクロニクルしか実際にプレイしてない。
動画はかなり見てるけど。後、7は買うつもり。
こういう設定良さそうだな、と思っていても小説家になろうの一次創作でやろうかなーと。
でもちょいちょい反響来て、続ける事にして。
最初の感想2件で始める事にして、初回の3000文字程の短編が90000文字程まで膨れ上がった。
自分って乗せられ易いんだな。

点数が途中から一気に膨れ上がって、3000点越えて、日間も最高5位だかで、更にルーキー、日間その他原作で1位獲って、週間にも月間にも載り、更にハーメルン内でのバイオ原作、総合相対両方1位取るなんて思ってなかった。
かなり嬉しかった。

最初から、逃げるのに成功するのには決定していた。バッドエンドではない事にはしてた。
でも、誰が生き延びるとか、誰と生き延びるとかは全く決まってなくて。
最悪主人公だけが生き延びて逃げ切る、という事もあった。
後、もっと言えば、それだけしか決まってなくてそれ以外の事は何も決まってなかった。
どういうミッションがあるか、どうやって逃げるか、境遇はどの位に厳しいのか、とか。
30話ほど投稿したけど、全部書き溜めとかは全くしてないし、プロットも何も書いてない。頭の中で、こんな感じかなー、というのを付け足し付け足しながら、そのまま最後まで突き進んでいった。

自分のメインはあくまで小説家になろうの一次創作で、二次創作は本当に楽しみだけでやりたいのもあって、その楽しいとか好きとかのエネルギーが尽きない内に終わらせたいのもあって、そんなに長く続けるつもりは無かった。
でも、メインキャラ8体に対してもっと掘り下げれば良かったかなー、とも思う。
特に悪食、紅は殆ど掘り下げられないまま死んだし。能天気、痩身に対してもそこまで掘り下げないまま終わったし。
でも、番外編書くとしても、そのメインキャラに対して掘り下げる事もそんなに無いかもしれない……。
書くとしても、頭の中にあるのが、最初のミッション、古傷が仲間になったミッション、色欲狂いのその後、位だし。

最後の形に関しても、結構ギリギリまで決まってなかった。具体的には最終ミッション3くらいまで。
一番悩んだのが、片目を殺すかどうか。
一番仲の良かった仲間を助けられなくて、それを悔やみながらも生きて行くエンドか、助けられてハッピーエンドか。
殺した方が、話の雰囲気的に良いかもしれない、と思ってても、最終的には結局殺さなかった、というよりかは殺せなかった。
キャラを気に入ってしまってたし。そういう事ってあんまり良くない事だと思ってたけれど。個人的にはストーリーの為ならどんなに思い入れのあるキャラでも躊躇い無く殺す方が良い気がする。
後、片目を放って逃げる、というエンドも途中まではあったけれど、古傷を殺した時点でそれは無くなった。
ただ、そうやって最後まで色々迷ってたから、終わりが何か盛り上がらなかったかなー、とも。少し位どう進めるか、最終ミッションの前に決めればよかったかな。
いや、書いてみないと分からないと思ったから、分からないまま続けたんだっけ。
一番盛り上げられたの、個人的には殲滅ミッション。最後を一番盛り上げなくてどうするんだ、とも思ったけど、まあ、ギリ及第点レベルかなあ、とは思ってる。

タイラント戦を結構熱く書けたと思ったけど、反響余り無くてちょっとがっかりしたり。
人間っぽくは書きたくないなーと思いながらも、段々人間っぽくなってしまったり。出来れば1話の雰囲気をずっと保ちたかったけれど、やっぱり変わっちゃった。
首輪を嵌められそうに無い体型である事に後々気付いて、無視したり。
時間を掛ければもっと書ける事はたっぷり浮かんでくるだろうけれど、まあこの位にしておきます。
読んでくださってありがとうございました。

次回作はいつになるか分かりません。面白いかどうかも分かりません。





日時:2016年11月07日(月) 16:52

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返信コメント

ムラムリ

ちゃちゃ2580さん返信ありがとうございます。

自分なりに多少考えてもみました。

お気に入りのキャラを殺した事も多少あるのですが、多分その理由は、
殺す事による展開の良さ、後の読者への衝撃が、殺す事によるデメリットよりも遥かに大きい場合でした。
今回は、そのデメリットの方が小さかったとしても、メリットも大して大きくなかったのだろうな、と言う事で殺さなかったのだと思います。
そちらの言っていたような哀愁の笑み、みたいなものが好きでそれにしようともしていたのですが、
哀愁の笑み≧ハッピーエンド
という感じで、完全に大小関係がつく程ではなかったという事です。

また、自分にとっての問題は、そちらが言っているような事でもあるんですが、考えてみればちょっと違いました。
殺す事によるメリットがデメリットよりも遥かに大きい場合でも殺せなかった場合、または元から殺すと決めていて、プロットも変化無しで進んでいるのに気に入ってしまって殺せない場合に対して危惧していました。殺さない為にストーリーを悪い方向にねじ曲げたりとか、そんな事ですね。

そんな事ですが、参考にもなりました。ご意見ありがとうございました。


日時:2016年11月15日(火) 12:58

ちゃちゃ2580

書かれてから暫く経っている活動報告ですが、少し気になったのでコメントさせて頂きます。

自らのキャラクターは自らの子供や自分自身と等しいと、ある作家さんが仰っておりました。故に自らのキャラクターでは中々性欲の対象にならなかったり(人それぞれですが)、脳内で勝手に動いて作品の予定を変えてしまうんだとか(他人事ですがわたし自身も経験があります笑)。

少し回りくどい言い方ですが、つまるところ『殺せなくて正解』で、最も正しい事だと思います。だって躊躇なく殺せたら、それはきっととても悲しい事です。

因みに、キャラクターが無惨に死ぬ作品として有名なまどマギ。これの監督さんは酷い作品を作る事で有名ですが、本人曰く死にかけた経験をして、漸く躊躇なくキャラクターを殺せるようになったそうです。『それ』を生業にされる方とて、そんな想いがあるのです。

他にもRAVEの作者さんは作中でキーパーソンのキャラクターを死なせた時、泣きながら原稿を描きあげたなんてエピソードがあったり。少しベクトルは異なりますが、エヴァの主人公の声優さんが、収録中に陶酔し過ぎるあまりキャラクターが負ったダメージと同じ現象を体に負ったなんて不思議話もあります。

……と、話が逸れましたが、恥じらう事なんてない立派な感性だと思うのです。キャラクターが死ぬ物語は悲しいが故に分かりやすく感動出来ますが、死に溢れた中を生き抜いた者の未来へ挑む感性の方が書くのにずっと難しく、そして美しいと思います。バイオハザード原作も、そんな終わり方ではありませんか。

お節介ながらも、その素敵な感性を棄ててしまわれる事は惜しいと思い、コメント致しました。とはいえ、『哀愁の笑み』というものを望まれていらっしゃるかもしれませんので、単なる一個人の意見としてお納め頂ければ。


長文失礼しました。


日時:2016年11月15日(火) 02:30

ムラムリ

本編には絡ませないという事にして、実際そのバイオの世界でもしかしたら起きている感を強くしたかった、というのがあります。

次回作がどうなるか全く分かりませんが、気長に待っていただけたら幸いです。


日時:2016年11月08日(火) 00:02

ムラムリ

まさか短編で感想来るとは思ってなかったので、続けるモチベには十分でした。
Gとの追いかけっこは、タイラント戦超えないとマズいなーと思ってたので、結構頑張りました。
次回作、何書くか、質がどの位あるのか、全く分かりませんし、書くかどうかも分かりませんが、気長に待っていただけたら幸いです。


日時:2016年11月07日(月) 23:58

蛍屋

良い作品ありがとうございました。
ストーリーに沿っていない分、着地点がどこになるのかハラハラしながら読ませてもらいました。

主人公勢もそうですが、番外に配置された色欲狂いなど、後の展開が読めない面白い配置になっているので次回作も期待しています。


日時:2016年11月07日(月) 23:58

ブリーム=アルカリ

完結おめでとうございます。
自分の感想が連載のキッカケとは光栄ですわ。
個人的にはGとの追いかけっこが楽しかったですねー。
次回作、もしくは続編も待ってますよー。


日時:2016年11月07日(月) 20:57



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