ゼノモーフについて一考察
エイリアン、ゼノモーフに関しての二次創作をする際の考察、というか、まあ、ゼノモーフを何かと戦わせて勝たせる場合の難点に関して。
・ゼノモーフの特徴
┣長所
┃┣宿主を捕える事が群れの数に繋がる。
┃┣長い尾、酸の血液、素早さ、縦横無尽に駆けられる手足、隠し顎等々、近距離戦には滅法強い。
┃┗ある程度の知能を持つ。
┗短所
┣宿主無しでは繁殖が不可能。
┣宿主次第ではあるが、飛行能力を基本的に持たない。
┣遠距離攻撃も酸を吐く程度のものしかない。
┣道具はほぼ使わない。
┣人間の銃器によって殺害は容易に可能。防御力はそこまで高くない。
┗障害物が無い場所では武器持ちに接近する事すら難しい。
・クイーンが存在する場合
┣クイーンのメリット
┃┣エイリアンは卵を作る作業から解放される。
┃┗群れの統率が出来る。テレパシーらしきものでも可能な様子。
┗クイーンのデメリット
┣クイーンを中央とした一極集中型の群れとなる。
┗クイーンが死亡した場合、繋がっているエイリアン達は混乱する様子。
┗その後、新たなクイーンが出現する模様。
・分からないところ
┣繁殖が進んだ場合、クイーンは複数体存在するか。
┃┣繁殖はどのように進むのか。薄く広くか、濃く狭くか。多分後者。
┃┗そもそも星を覆いつくすまで繁殖を続けるのか。それとも安定したら攻撃的な繁殖を止めるのか。
┣学習能力はどの程度か。
┃┣既存の方法で繁殖が不可能と理解した場合に、どのような行動をするか。
┃┣対処の為に道具を使用したり等の行為をするか。学習に応じた行動はどのようになるか。
┗特別な個体の出現について。
┗AVP2のような個体での容易な繁殖が可能となるプレデリアンの出現の理由。
まあ、要するに、群れが繁殖出来る条件として、近距離での戦闘を強制出来る場所、且つ、宿主になり得る生物が多く居るというのが最低条件になる。
群れを拡大するとしても、遠距離からの攻撃を対処する方法が必要不可欠となる。
更に加えて、クイーンが存在した場合、そこに爆弾を落とすという爆発オチによって簡単に殲滅が可能になる。
映画でもゲームでも、それが上手く進むような設定の元で作られてるし。爆発オチがかなりの頻度であるし。
アメコミとかに関してはそこまで読んでないから余り分からない部分もあるけれど。
正直、既存の群れの作り方では、高度な文明を持つ生物には勝てないと思う。
今非公開にしてあるけど、自分の書いたAVPの二次創作でも、その分からない部分を拡大解釈して勝たせたようなものだし。
濃く狭く、また、空から目立つ事を避ける、という学習を基に、薄く広く、クイーンを持たない群れの繁殖によってプレデターを殲滅せしめた、という。しかも、プレデターを過小評価している部分も多くあったし。
うーん。文明生物との戦いで、完全勝利って原作準拠じゃ無理じゃね?
そういう結論に落ち着いてしまうのは結構悲しい。
日時:2017年03月27日(月) 12:26
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