四月馬鹿版 第六特異点

注意、ここから先は深い考え厳禁です。







第六特異点、そこは長年ある呪いにも似た不死のせいで静かに狂った1人の元セイバーによって地獄へと変貌を遂げていた。
彼らは聖都エルサレムにかつて己たちが築き上げたキャメロットと呼ばれる都市を作り、生まれながらにして善性を持ち合わせた人間を無理やり家族・友人・恋人から引き離して籠の鳥にしていた。
それを成すのはかつて元セイバーの元に集っていた騎士たち。彼らは生前の無念からこのセイバーの暴挙を止めるどころか助長する行動を行なっていた。もはや、彼らに騎士道などはなかった。





そんな、地獄と化した第六特異点改めネオ・エルサレムにひとりのセイバー(アサシン)がしめやかにエントリーしていた。
彼女は青いジャージじみた装束を身に纏い、同じく青色のマフラーを風になびかせている。外見は十代後半に見える可憐な少女であった。その胸は平坦である。だが、彼女の瞳がそれを否定する。彼女の瞳は明らかな怒りに燃えていたのだ!

「セイバー、殺すべし」

そう。彼女こそ、己の優位性を陥れ剰えオワコンとまで言われるようになってしまった原因とそれにより生み出されたセイバー(顔のヒロイン)を殺すセイバーを殺すセイバー………セイバー・スレイヤーである。





彼女は掛けた。
人理定礎が崩壊しきったネオエルサレムの大地を。そしてそこで、無辜の人々を襲っている赤毛の青年を見つける。それは彼女にとって知り合いだったが、その光景は到底見逃すことのできるものでは無かった。故に彼女はそこに赴いた。

「ドウモ、トリスタン=サン。セイバースレイヤーです」

赤毛の青年ーートリスタンを前に彼女はすぐにオジギをした。オジギをしないことは大変シツレイであり、これこそが奥ゆかしきニンジャの極意である。

「ド、ドウモ、セイバースレイヤー=サン。トリスタンです。………ってアイエェェェェ!?ワガオウ!ワガオウナンデ?!」

すぐにオジギを返したトリスタン=サンであったが、彼女の風貌に見覚えがあるのかトリスタン=サンは絶叫めいた言葉をあげながら失禁した。

「貴様を殺す。慈悲はない……イヤーッ!」
「グワー!?」

アイサツを交わしたコンマ0.2秒後すでに彼女は行動お行なっていた。なにやら人々の願いを集結させたかのような聖剣じみたアトモスフィアを放つ獲物を持ち、トリスタン=サンに斬りかかった。
彼女の宇宙カラテに為すすべもなくやられたトリスタン=サンはしめやかに爆発四散。とくになにを話すでもなく消滅してしまったのである。ニンジャ同士の戦いは常に一瞬、これくらいの出来事はチャメシインデントである。


こうして、彼女は次々と悪逆をなしてした騎士たちをその宇宙カラテで葬り去っていった。
そしてついに、これら全ての元凶と言える存在のところにまでたどり着いたのである。彼女が見つけたのは、自分た同じような顔を持ちながらも、槍を獲物としていた。その胸は豊満であった。

「……なんだ、貴様は………」
「ドウモ、アルトリア顔=サンセイバースレイヤーです」
「何を言って……」
「イヤーッ!」

彼女のアイサツに返事をしなかった元凶……女神ロンゴミニアドはセイバースレイヤーの宇宙カラテをじかに受け止めてしまった。
女神に成ろうとも、常にセイバー顔同士の戦いはカラテが優れたものこそ上に行く。アンブッシュじみた攻撃を受けたロンゴミニアド=サンは決して軽くはない傷を負うことになる。カラテでも劣っている彼女はこのままだとジリープアー(徐々に不利)である。

「くっ、聖槍ーー抜錨!」

悟ったロンゴミニアド=サンは強大な槍の力を解放する。それはロンゴミニアド……天才級の宝具であり、実際ヤバイ代物であった。しかも、これから放たれるであろう攻撃はあからさまに大技なのだ。

しかし、それでも彼女はあわてない。
己のカラテと手に持っている聖剣じみたアトモスフィアを放つ、超すごい級の宝具エクスカリバーがあるのだから。

「聖槍よーー果を語れ!ロンゴm」
「エクスカリバー!エクスカリバー!」

おぉ、なんたることか!
超すごい級宝具のエクスカリバーが二回連続で放たれる。彼女は両手に持っているそれらを交互に振り払うことによって今まで不可能だった連続攻撃を可能としたのである。
ロンゴミニアド=サンの技を待つことなく放たれた超すごい級宝具はそのままロンゴミニアド=サンをネギトロめいた姿にしてしまった。

「インガオホー」

そう、つぶやき彼女はネオ・エルサレムの闇の中は姿をくらました。




ーーーこうして、ひとりのセイバースレイヤーの活躍によって、
























……人理定礎は崩壊したのであった。
聖杯回収してないからね、仕方ないね。











はい、以上です。
こんなくだらなさすぎる話を上げるのも躊躇われたのでこちらに書きました。
楽しんでいただけたら幸いです。……まぁ、四月馬鹿って午前だけらしいですけど。






日時:2017年04月01日(土) 18:38

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返信コメント

ドM犬

さすが、セイバースレイヤーですね(白目)
ベディさんなんていなかったんや(錯乱)

胸囲の速さや((ボソッ


日時:2017年04月04日(火) 15:28

0.1人前

その胸は平坦であった


日時:2017年04月03日(月) 12:31

キョウススム

多分本編も似たような話しになりそうw


日時:2017年04月03日(月) 00:53

黒耳のカラカル

最低で最高だ…!笑

Xは唯一無二、はっきし分かるんだね!


日時:2017年04月02日(日) 23:06

先詠む人

バカ野郎………馬鹿やろぉぉぉぉぉぉ‼(゜ロ゜)
なんで鳥公が目ぇ見えてんだよ‼
なんで聖杯回収し忘れたんだよぉぉぉぉぉ!!!!


日時:2017年04月02日(日) 22:22

白乃雪

くっそww、くっそwww

あかん、これは草不可避ですわwww


日時:2017年04月01日(土) 21:19

AISA

一体誰が呼び出したんでしょーか?


日時:2017年04月01日(土) 18:44



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