IS-光は舞い上がり、無限の時代が始まる― について

 今、ISの二次創作を書き留めている最中ですが、プロットを書き直しの最中です。
 
 この作品について、私は当初、様々な作品の技術を大暴れさせる予定でした。
 けれど、福井晴敏先生の作品に描かれる秘密組織、DAISを登場させた途端、もっとDAISを、福井晴敏先生の作品の登場人物たちに大暴れしてほしくなってしまいました。
 
 正直に言います。
 私は福井晴敏先生の作品が大好きです。
 中学生のころに、地元の映画館で「ローレライ」を鑑賞し、そのあと、「終戦のローレライ」を読んで福井先生の世界にどっぷりはまってしまいました。
 
 ですから、一ファンとして、先生の作品を語る上ではずすことのできない存在、防衛省情報局を登場させるこに悩みました。
 
 様々な技術があふれ、IS世界がさらに混乱したら、それを治める組織が必要だと考えた時、DAISしかないだろうとなりました。そのDAISを描きたい、局員に大暴れしてほしいと欲望が渦巻く反面、私が描いてもいいのだろうか、と相反する気持ちがありました。
 
 ですので、「動かす男」はすさまじく悩んだ話であります。
 
 しかし、登場させてから、もっと欲求が巻き起こりました。
 
 「川の深さは」から「人類資金」、その前組織が登場する「終戦のローレライ」まで活動が書かれるDAISのみならず、福井晴敏先生の書かれた作品の人物のその後を、描いてみたくなったのです。
 「川の深さは」の赤子はあれからどのように成長したのか、「終戦のローレライ」の弥生はどんな大人になったのか、などなど、読み終えた後に、私がこんな風になったんじゃないか? と思った妄想があります。その妄想を登場させてしまうことにしました。

 ですから、様々な作品の技術をインフィニットストラトスという作品にクロスオーバーさせることに変わりはないですが、登場人物たちのその後も描きます。
 
 とくに子供たちは厳密に登場したとは言えませんから、オリジナルになります。それは違うだろう、というご指摘があることも十分に承知しております。
 
 ですが、書きたいのです。
 不屈でまっすぐで、ひたむきで優しくて、しかしどうしようもない現実に直面し傷つけられ、あるものは諦観し、あるものはひねくれ、またあるものは心を閉ざしながらも、かつての希望と情熱を蘇らせ、最後は前を向いて歩いていく人物たちのその後と、彼らの子供たちの話を描いてみたいのです。
 
 インフィニットストラトスの女尊男卑の世界を、福井晴敏先生の人物たちがどう生きていくのか、そして、世界はどう見えているのかを描いていくつもりです。

 しばらくの間、お待ちください。
 現在、投稿分は変わりませんが、プロットを大幅変更する予定ですので、それと、納得のいくものを描いていきたいので、お時間をください。


日時:2017年05月31日(水) 18:41

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