夏コミで買ったもの

C92は二日目と三日目に参加しました。

コミケに参加するといっても、漫画の同人誌は極一部を除き集めない人です。
今回もdiesの絵師であるGユウスケ氏のサークル以外、漫画は買いませんでした、はい。

主に回ったのは、二日目は「メカ・ミリタリー・旅行記」「アニメ評論」のエリア、三日目は「評論・情報」のエリアです。

今回は三日間で、やや少なめののべ50万人が参加ということです。
一日目が約16万人、二日目が約15万人、三日目は約19万人。
二日目が少なかったのは朝から雨が降っていたせいでしょう、うん。

ちなみに以下のような同人誌買いました。
市販の本ではあまり出版されないような同人誌を狙って買います。
逆にいえば、市販されているようなテーマや内容では買いません。

冬コミはサークル参加したいね!!


●アニメ評論エリア
『テレビ視聴データによるアニメの見られ方2017年 冬』 
『テレビ視聴データによるアニメの見られ方2017年 春』
→2冊セット千円。視聴率やファン層分布が各タイトルでグラフ化されており、大変見やすい。アニメ視聴の参考になる。

『アニメスタッフの肩書きの話』
→千円。アニメ制作会社の人が一般オタに、EDクレジットにある各肩書を解説した本。アニメ視聴の参考に。


●ミリタリーエリア
『日本陸軍式 対戦車道 ―復刻『対戦車戦闘の参考』〈上〉―』
→千円。昭和19年7月に発行された帝国陸軍教育総監部作成の『極秘 対戦車戦闘の参考』の復刻版。爆雷・地雷・対戦車弾頭(笑)をもって、肉迫攻撃をいかにするかのマニュアル。つまり、パンツァーファウストがない歩兵がいかに特攻するかマニュアル。

『近世近代騎兵合同誌』
→千円という値付けが安すぎると突っ込みをいれたくなるページ数と内容。
→冒頭に騎兵のカラーイラスト付きで、クリームの上質紙で130頁以上とか、倍はしてもおかしくない。
→内容もマニアックで「18世紀初頭までの騎兵戦術の内容」「18世紀末から19世紀初頭にかけての槍騎兵の再興」とかから「第1次世界大戦におけるイギリス騎兵の挑戦」まで。冒頭にある「騎兵の兵種(重装騎兵、竜騎兵、猟騎兵とか)分類」とか感心したわ。
→参考文献もしっかりしていて英語やフランス語、ドイツ語の文献も散見されるから、院生か大学の講師が書いている?って感じ。ただ、惜しむらくはペンネームゆえに経歴がないところ。専門性が漠然としている。経歴があれば、信用度がぐっと増すのに……。

『ヒロポン錠』
→1つ500円。クッピーラムネの箱裏に戦前の「ヒロポン錠」のラベルをつけただけのもの。ネタ用に3つ買った。これでB29を落とせるドン。


●三日目ノベルゲームエリア(全年齢向け)
Gユウスケ氏の新刊+ルサルカ既刊本
→ロートスVSヴィルヘルムの内容。確か500円くらい。前回冬コミで「ロートス×ミハエル本」をたまたま買ったんですが、買った後もしばらく、よく似た名前と画風の別人だとなぜか勘違いしてました。土下座。
→diesで出していたサークル5つ中、4つが男×男の女性向け(水銀と黄金の絡み、練炭と司狼の絡みとか)というね……。dies強い(絶句)。ルサルカ本ないのは悲しい。冬コミで増えろ。


●三日目評論・情報エリア
やや日刊カルト新聞(Webメディア)の新刊
→主に、幸福の科学と統一教会に対する批判的な記事を掲載。新刊は新聞形式のカラー100円。「幸福実現党 都議選でも全滅 永遠のゼロ」。ちなみに主筆はじめ、記者は、幸福の科学関連のイベントや取材から、全員「永久出入り禁止」らしい。

『オタク活動 IN 海外』
→800円くらい。中国、台湾、ドイツ、フランス、アメリカ、ロシアのオタクイベントを紹介したもの。実際に行ってみたり、多少取材したりしているので、かなりよい。

『補導聯盟通信』の新刊
→700円くらい。「選挙」をテーマにした本を出しているサークルでいくつかの記事が載っている雑誌風。主筆が「面白い選挙」について、新聞記事にきちんとあたり、まとめているのがいつものメイン。新聞記事をまとめて事実関係を整理するのは、インテリジェンス活動の基本なので、参考にしている。

『同人誌制作LV.1の君を読むだけでLV.20にする同人sb日。さようなら、初心者の私。』
→800円くらい。同人誌レイアウトの解説本。冬コミこそはサークル参加したいので、買った。
→同人誌制作の技術とか、組版・レイアウト・校正をテーマにしたエリアは10サークル弱くらいはある。

『アニメ100年ハンドブック』
→千円。バンダイナムコチャンネルで、視聴されるアニメの解説もしている氷川竜介氏の本。300冊くらい山積みされていたが、ほぼ完売だったそう。評論で300冊ほぼ完売とかすげぇっす。

『同人誌でビブリオバトルをやってみた本3』
→600円くらい。エロから評論までコミケ同人誌でビブリオバトルを仲間うちでしてみましたー本。仲間うちでわいわいやる気分に浸れる。

『中国ラノベ史―中国のライトノベル市場から見る中国オタク事情』
→500円くらい。中国人が語ったということで、衝動買い。

『汎用免罪符』
→文房具屋で売っているような領収証の形式が、免罪符になったよ! 1つ千円。ネタ用に1つ購入。


日時:2017年08月19日(土) 23:32

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返信コメント

ふとん屋

>ジンネマンさん
いつもコメントありがとうございます。

ちょっと所用が立て込んでいてコメントしてませんでした。申し訳ない。

さて、騎兵についてですが、参考文献みると外国語の文献が半数以降を占めるみたいですよね。

日本は、西洋的な騎兵も戦車もかなり運用に難があったというイメージですし、機関銃で一掃されたイメージなので、戦車の100倍くらいマニアックなイメージです。マニアック度合いのイメージは、戦闘機>>>華やかさの壁>>>戦車>越えられないWWⅠの壁>>>騎兵……というイメージです。

そういえば、もうアニメやりますよねぇ。

本来なら、アニメ放映時点で、練炭聖遺物ゲットまでを連載するつもりが、仕事が忙しくなったり、モチベーションがなくなったりして、アニメ放映中にいければなぁという感じになってしまいました。

まぁ、正田卿の女性は、ふつうに男たちを物理的か精神的にぶっ殺しそうな物騒な連中ばかりなので、基本猛獣ですよね。淑女のフリをしていても、結局は猛獣。うん。

コミケは雰囲気を楽しむだけなら、11時以降に参加するとよいですよ。

10時開始時点で入場しようとしたら、サークルチケットで入場するか、早朝3時以前くらいには列に並ばないと無理だと思われます。始発で列に並んだら数万人並んでいるレベルですしね。


日時:2017年09月12日(火) 20:45

ジンネマン

コミケお疲れ様です。

自分は法事やら仕事なんやらでこの夏は何処にも行ってません……悲しいなカメラード。

は、置いといて、なかなかに興味のそそる本ばかりですね。特に騎馬の本は興味津々です。一般流通してくれないかな〜
騎馬に関しては昔図書館などで調べたことはありますが、今思えばほんのさわり程度のやつだったんでしょうね。

男×男。まあ、正田卿ですからね。確か前に女性キャラ(一部例外あり)よりも男性キャラの方が書きやすいって言ってましたしね!あと、これは私見ですが、正田卿の女性キャラは人間的魅力には溢れてますけど女性的に言うと…………ポンコツだったり、メンタルがねじ曲がっていたりと大変な方々ばかりですからね!

しかしコミケって色々な本があるのですね。いずれ暇を作って行ってみたいですね。


日時:2017年08月20日(日) 20:14



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