完結!

 こんにちは。

 先週土曜日の出勤の振り休を頂き、最終話を描いていましたが、描き終えたのと同時に更新しました。
 このハーメルン様に更新したのが2012年の10月22日が最初です。あれから実に5年の月日が流れました。別のサイト様で、この物語を描き始めたのが、2010年10月15日だったと記憶しています。それから考えると、実に7年の時間が経過しています。
 これ程に長く同じ物語を描く事になるとは、私も思っていませんでしたし、読んで下さっている方々も思わなかったのではないでしょうか。
 この物語を開始当初からこの最終話で読み続けてくださった方々に心から感謝を申し上げます。そして、この物語を見つけ、お読み下さった全ての方々にも同様に心から感謝を致します。
 「重い」「暗い」という代名詞を頂く程に鬱々とした旅を描き続けてきましたが、全ては、本日更新した最終話を描きたいが為に続けて来た物語でした。物語を描き続ける中、様々なご意見を頂いて来ましたし、その中には心躍るような物から、心が折れそうなほどに辛らつな物、数多くありました。ですが、ここまでこの物語を描き続けて来れたのは、皆様方の暖かいご支援や、厳しいご意見、そういう物があったからこそだと心から思っております。
 私のような素人が描く物語ですので、誤字脱字なども多く、皆様方が納得出来ない部分も数多くあったかと思います。それでも、私としては、ドラゴンクエストⅢというゲームへの想いの全てを、この「新訳そして伝説へ・・・」という物語に余す事なく詰め込んだという自覚があります。
 描く度に、次から次へと沸いてくる入れ込みたいイベントや、キャラ達の会話。いつの間にか動き出したキャラが織り成すイベントに四苦八苦しながら物語を広げた事も一度や二度ではありません。その度に、「これで良かったのか?」と悩む事もありましたが、更新する度に頂く数多くのご感想が、私に勇気と自信を与えてくださいました。
 私の中で、この「新訳 そして伝説へ・・・」という物語は宝物であり、この物語を通じて出会えた数多くの方々との縁は、何物にも替え難い宝です。
 最後になりますが、この物語を見つけて下さり、この物語をお読み下さり、そしてこの物語を応援して下さり、本当にありがとうございました。感謝の気持ちは尽きません。涙が出る程にお礼を申し上げたい気持ちで一杯です。
 また、どこかで別の物語を描く事があっても、この物語が宝物である事には変わりません。本当に、本当に、長い間、ありがとうございました。

2017年10月2日(月)
久慈川 京


※この物語のエピローグというか、後日談的な物は、描く予定はありませんが、活動報告の中で少し残していきたいなと思っています。


日時:2017年10月02日(月) 13:59

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返信コメント

久慈川 京

無機名様
遠く聴こえる名曲というのは、どうしてあれ程に哀しく、寂しい物なのでしょうね。本当に大好きな映画やゲームのエンディングというのは、何故か下っ腹が「きゅぅぅぅぅ」と締め付けられるような感覚になってしまいます。もし、無機名様がそのようにお感じになられていたとすれば、とても嬉しいです。
ドラゴンクエストⅩに「メルエ」という存在が出ているという事を教えて頂いた時、私は本当に驚きました。私が物語を描き始めたのが2010年の10月で、メルエが登場したのが、確か2010年12月頃だったと思いますので、ドラクエⅩの製作発表よりも前だったのです。故にこそ、驚きました。メルエという名前は珍しくはないと思いますが、それでも他のゲームなどで登場した事のない名前だったと思いますので。もし、無機名様のおっしゃるとおり、この物語を製作者の方々の誰かがお読み下さっていたら、幸せな事ですね。


日時:2017年10月04日(水) 12:38

久慈川 京

えいじろー様
この物語が正史と言って頂けるだけの物語が描けていたのだと、自分を褒めてあげたいです。本当にありがとうございます。
皆様の頭の中、記憶の中、そして胸の中に残るドラゴンクエストⅢという大事な思い出と同じように、私の中にずっと残り続けていた思い出を文章にした物がこの「新訳 そして伝説へ・・・」でした。私的には、最早全てを出し尽くしたと言っても過言ではありません。描きたかった事は全て描きました。えいじろー様の心の中に残る思い出を汚さずにいられたとすれば、嬉しく思います。
こちらこそ、本当に長い間、この物語を応援して下さり、ありがとうございました。


日時:2017年10月04日(水) 12:32

無機名

『最早、遠くに聞こえる交響楽団の奏でる曲が、夢と現実を隔てる境目のように感じた。』
最終話のこの文にドラクエ6のED、フォークダンスのBGMを遠くに聴きながらのバーバラとの別れを思い出しました。
同じように遠くに聞こえるBGMを背景に城を去っていくカミュ達三人……。

そういえば、この小説のキャラ名が公式であるけど、案外公式の方の誰かが読んでいるのかもしれませんね。
完結はめでたいけど、これで終わりという、うら寂しさがやはり拭えません。(´;ω;`)ブワッ


日時:2017年10月04日(水) 00:40

えいじろー

七年に渡る長期の執筆活動本当にお疲れさまでした。そして、祝完結!ドンドンパフパフ。

いや~、私の中ではこの物語が正史です。勿論原作あってこそなのでそこは人それぞれですが、とても人間臭く地に足が付いた人間模様でした。物語ラストのギガディンやパルプンテの語りを見ると全てを出し切った、という印象を持ちました。もしかしたら心残りはあるかもしれませんがDQの世界観を現実的に書いたらこうなる、というのは上手くいってると思います。

改めて、素敵な物語とDQ3という作品を創作にして頂いた事に感謝の念を。


日時:2017年10月03日(火) 21:28

久慈川 京

はしも様
こちらこそ、長い時間、この物語を応援して下さり、本当にありがとうございました。
次話を楽しみにして頂きながらも、完結を寂しいとお感じになられて頂けたとしたら、これ程に嬉しい事はありません。出版は100%無理ですが、この物語は、ハーメルン様が許して下さる限りは、この場所で公開を続けて行きますので、好きな時にでも読み返してくだされば、これに勝る喜びはありません。
ドラクエ10にメルエが、そしてドラクエ11にカミュが登場し、ドラクエ11の魔法使いは子供の姿という状況。スクエア〇ニックス社様の開発者の方々の中に、この物語を読んで下さっていた人がいたのかな?などという馬鹿みたいな妄想に囚われてしまいます(笑)。
最後になりますが、この長い物語を最後までお読み下さり、本当にありがとうございました。


日時:2017年10月03日(火) 15:40

久慈川 京

リチャ~ド様
物語上でも7年、実際の時間も7年。本当にそれは私が歩んだ7年であると共に、読んで頂いている方々が共に歩んで下さった7年だったのだと、心から感謝で一杯です。
自分でも、この物語を途中で投げ出さなかった事を褒めてやりたいと思いますし、誇りにさえ思います。確かに、今は、頂く数多くのご感想の返信を楽しくさせて頂いておりますが、これが終了すると、ぽっかりと胸に穴が空いてしまうのでしょう。そんな喪失感を失くす為にも、早く次の物語を考えないといけませんね。
最後に、長い時間、この物語をお読み頂き、本当にありがとうございました。


日時:2017年10月03日(火) 15:31

久慈川 京

ルスト様
自分でもこの物語を完結出来た事に驚いています(笑)。
高屋敷氏の公式小説は、本当に凄い小説だと思います。この物語の戦士が女性であり、リーシャのような女性であるのも、あの小説が影響しているのだと思っています。
私は、ここまで描くのに7年の時間を掛け、そして380万文字も掛けました。公式小説では、締め切り期間もあり、尚且つ文量もある程度は決められていたのだと思います。その上であのクオリティーと謎を残す物語を描き切っているというのが、本当に凄いと私は思っています。
こちらこそ、この物語を最後までお読み下さり、本当にありがとうございました。


日時:2017年10月03日(火) 08:55

はしも

久しぶりにコメントさせて頂きます!

完結おめでとうございます、そして、ありがとうございました!

本当に完成度高く、次の話が楽しみな作品でした。
完結するのが楽しみではありましたが、終わりだと思うと残念にも感じます。

次の作品も楽しみですし、出来るならばこの作品を出版社がとも思います。

ドラクエ11をやりましたが、勇者ではないですが、カミュという仲間が出た時には感動してしまいました(笑)

もう一度書きますが、ありがとうございました!


日時:2017年10月03日(火) 01:58

リチャ~ド

完結おめでとうございます!リアル7年の旅は勇者一行だけでなく作者様や読者の皆さんの冒険の旅だったんですね!
そして最大の敵(エタる)を倒し遂に完走、しかも277話という文庫本40冊近くを書くという偉業に頭が下がります。
7年の日課(?)が無くなりゆっくり出来るか落ち着かない日々を過ごすのか……とにかくお疲れ様でした!


日時:2017年10月02日(月) 20:26

ルスト

完結、お疲れ様でした!
公式小説も読んだことがありますけど、ここまでゲームに忠実に、かつイベントも含めて回収しきるとは……。
というか、ゲーム内の設定とイベントをかき集めてここまでの話が作れてしまうとは。
公式小説ってなんだったんでしょう……。
この話と出会ってから四年か、五年。
物語の結末を最後まで見届けることが出来て、本当に良かったです。


日時:2017年10月02日(月) 19:21

久慈川 京

反乱軍Z様
ようやく完結する事が出来ました。こちらこそ、長い間、この物語を読み続けて下さり、本当にありがとうございました。
最後まで描き終えて、それでも「良作であった」と言って頂けるような物語を描けていたのであれば、本当に嬉しく思います。最後の最後まで、この物語を応援して下さった事に心から感謝致します。


日時:2017年10月02日(月) 18:50

久慈川 京

こもれび様
ありがとうございます。その言葉だけでも、この物語を描いて来て良かったと思います。
こちらこそ、この物語を見つけて下さり、そして長い間お読み下さり、ご感想まで頂き、本当に本当にありがとうございました。
「この作品に出会えて良かった」。この言葉を頂けるなんて、思っても見ませんでした。泣きたくなる程に嬉しいお言葉、本当にありがとうございます。
お礼ばかりで申し訳ございませんが、私の素直な気持ちです。また、こもれび様のお感じになられた事をご感想で頂けるのを楽しみにしております。


日時:2017年10月02日(月) 18:48

久慈川 京

紅野生成様
ありがとうございます。本当にようやく完結させる事が出来ました。
完結を迎え、考えていた以上のご感想を頂いている事に、本当に驚いています。ご感想への返信を書き、返信ボタンを押したら、新しいご感想があったという経験は、なかなかありませんから。本当に嬉しい限りです。
紅野生成様からのご感想も楽しみにお待ちしておりますね。
7年という月日は長いです。本当に、小学校でも6年ですから、中学を卒業した人間が大学を卒業してしまう期間であり、中学入学した人間が成人を迎えるだけの時間です。我が事ながら、よくそれだけの期間、飽きもせず描いて来たなと半ば呆れますね(笑)。
長い物語ですが、もし、辻褄が狂う事なく、そして登場人物がぶれる事もないとお感じになって頂けたとすれば、それは私の物語の描き方が、最初と最後が決まってから描くという手法だからなのかもしれません。決して、私の脳みその問題ではないと思いますよ(笑)。
昔から、根性はないのですが、辛抱強い性格ではあるようです。最初と最後が決定しているので、後はその最後に向かって歩むだけであり、途中の肉付けをちょろちょろとして行ったという形でしょうか。特に、ジパングやサマンオサなどは、描いている内にどんどん物語が広がったという形でした。
長い道のりでしたが、無事完結出来た事に「ほっ」としながらも少し寂しい気持ちがしています。ここまでお読み頂き、本当にありがとうございました。
次の物語ですが、始まりは既に描き始めているのですが、その途中の肉付けがまだ頭の中でぼんやりとしている最中なのです。結末は出来ていますので、起承転結の「起」、「承」、「結」まで出来上がっている状態です。後はどうやって転がし、どのような転がり方をさせるかという点でしょうね。おそらく五章ほどで完結する物語です。どこかで描ければなと思っています。
出航したときは、右も左も解らない、ネットでの更新という大海原でしたが、ようやく辿り着いた終着の島は、皆様の暖かな言葉に溢れていました。本当に涙が出てくるほどに嬉しい経験です。本当に長い間、ありがとうございました。


日時:2017年10月02日(月) 18:45

こもれび

完走、完結おめでとうございます。
心からお祝い申し上げます。
また感想を後程書かせて頂きますが、まずは一言だけ。
一人の読者として、一人のドラクエファンとして、この作品を書いて頂いたこと、深く感謝いたします。この作品に出会えて良かった。
本当にありがとうございました。


日時:2017年10月02日(月) 17:18

紅野生成

完結お疲れ様でした!

これから完結感想ラッシュがつづくでしょう。
わたしのは、それらが一段落したころに……。

それにしても、七年は長いですよね。幼稚園児が中学生になります。
わたしが感嘆するのはやり、これだけ長い物語を、つじつまが狂うことなく、キャラがぶれることなく描き続けられた久慈川さんの記憶力と根性と、やりきる気力です。
あ~、これだけは真似が出来そうにありませんよ~
おそらくは脳みその構造がちがうのでしょう(笑) うらやましい……

ほんとうにお疲れ様でした。
さぁ、次の物語りへ、新しい航海が始まる予感??
出発した時には先が見えないほど長い物語を書き上げられて、完結されたことに感嘆と感謝の拍手を!


日時:2017年10月02日(月) 17:01



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