蒼天のジェネシス 登場キャラクター
よしこんなところか。
神は言った。
世界は終末にある。
それを救うためには、七人の天頂の中から最強の一人を選び出せと。
用意された舞台は、ギガフロート・ミソロジー。
七つの天頂を生み出す場にして決戦場。
七つ世界を束ねた世界であり、人々が生きる唯一の場所。
その一画、極東神話領域は、今も暗く雨が降り続いていた。
天頂候補たる秋雨日向は部屋に引きこもり、停滞した安寧の中にあった。
未だ第七天頂は目覚めず、既に三年の時が過ぎている。
しかし、今もなお時は動きださんと針は進んでいた。
空回りする歯車に最後の一つが嵌った時、創世神話は紡がれる。
――さあ、創世神話を始めよう。
――皆殺しのその果てに救世主は生まれる。
キャラクター
「俺は、誰も殺したくなんかない。誰もが幸せな世界になればいいのに」
本作主人公。両親はおらず姉と妹が唯一の肉親であったが三年前に妹は死に、姉もまた行方不明になった。
それ以降彼は、イヴ・アモエヌスの下で引きこもりをしている。彼が太陽を司る神話を宿すために極東神話領域は常に月のない闇夜であり、雨が降り続いている。
中核神:
ステータス
出力:E
強度:E
性能:E
数量:AAA
維持:C
相性:A
特質:八百万
「お姉ちゃんに任せておいて、必ず日向の望みを叶えてあげるから」
ヒロイン。秋雨日向の実の姉。弟至上主義で、弟以外は塵屑と断ずるほどのラヴっぷり。
三年前の事故で行方不明になり死亡していたとされていたが……?
「皆殺しの果てに、救いなんざあるわけねえだろうが」
ヒロイン。中国神話の天頂。赤いロリ。ツンデレ。男女のアレコレにまーったく免疫がない。
「はい、今日のお小遣い。無駄遣いしてもいいからね? なくなったらあげるから言ってね?」
イヴ・アモエヌス
ヒロイン。日常の証。秋雨日向に貢ぐダメ男製造機。家計がやばくても日向へのお小遣いは与えるし減らさない。
第一神話
中核神:ティアマト
天頂:ティア
豊満ボディをもつ全裸海系天然美女。おおらか天然。あらゆる意味で巨大。小さなことは何一つ気にしない。あらゆる全てのことは海にとってはただの水泡でしかない。
例え太陽であろうとも海原を干上がらせることなどできやしないのだから。至上最大の大きさを持つ天頂。それこそがティアマトであるあ。
基本として彼女の領域はすべて海である。海に同化した流体系美女でもある。全裸。
出力:B
強度:A
性能:A
数量:C
維持:AA
相性:C
特質:原始創海
メソポタミア神話領域はその全土が海である。それこそが始まり。そこより全てを生み出すのが、この神話の特性である。海ありきと言ってはなんであるが、海そのものを滅ぼさない限り創世神話は崩れないことを思えば、単純故に強いといえる。
創世神話:創世は成った地母神は海なりや
海を取り込み、戦闘領域全てに彼女という存在が拡散する。そうなったときにはもはや敵には彼女を構成する海、それを蒸発させるしか勝ち筋はなくなる。メソポタミア神話の特質をさらに強大にしたもの。
また、彼女の支配下にある海水から、従神を作り出せる。それはメソポタミア神話の更なる拡大に他ならない。あらゆる全ての始まりたる女神ゆえに、新たなる神格の創生を可能とする。
それこそが、彼女の創世神話。淡水の神アプスーの創世神話とティアマトの創世神話を組み合わせて紡いだ、遍く子供たちが生まれ出る世界である。
ファラオ・アギフ
第二神話 エジプト
中核神:オシリス
褐色の肌に姫カットにした金髪、アイスブルーの瞳を持ち、気だるげな表情がデフォルトな少女。ケモ耳、尻尾を付けており、尻尾が出るように後ろ部分に穴をあけたゴスロリ服を着ている。下着は死んでも穿かない。ノーパン主義。
基本めんどくさがり屋で、行動する時は気だるげに動いたり、喋ったりするのだが、自分の趣味に関する話は饒舌になる。周りが引くほどに饒舌になる。それと、所謂電波系であり、思いついたかのように関係ないことを喋ったりしたり、某邪神のような布一枚の姿になったり、裸体に包帯を巻いただけの姿になったり、ツタンカーメンスタイルになったりとトンデモ行動をするときがある。
屍体性愛者(ネクロフィリア)。彼女は死体しか愛せない。その為に彼女は自分が愛したものを殺し、その屍を愛する。愛して愛して愛し尽くす。
彼女曰く「好きなら大丈夫。でも、愛してしまったらもう我慢できない」
彼女に愛されるということは、彼女に殺され、木乃伊にされるということである。
ステータス
出力:B
強度:B
性能:C
数量:A
維持:B
相性:AA
特質:再生
生命の再生と復活。それこそがエジプト神話の特質である。死者に生を与える基本特質。それによって、準神格ファラオを召喚可能とする。
創世神話:闘争と疫病渦巻く殺戮冥界
オシリス神を中核にネフティス神、アヌビス神、セト神、女神セクメトの創生神話を組み合わせて紡いだ世界。
灼熱とありとあらゆる暴力、殺戮と疫病によって構成された世界を生み出す。
クリストフ・ヴァイデンライヒ
覇者の冠を担う第五天頂。雷電の男。第三神話天頂
ただ一柱の天頂。皆殺しの果てにあらゆる全てを救うと言っている。救いとは、皆殺しの果てにある。
大絶滅の果てに旧世界を葬り去ると言っているが……?
中核神:ゼウス
ステータス
出力:A
強度:AAAA
性能:A
数量:C
維持:B
相性:E
特質:
創世神話:天地を照らせ、偉大なりし雷電よ
ゼウスの創世神話。彼は天頂でありながら、組み合わせることなくただ己の地力と雷霆のみで戦う馬鹿。
アジャンタ・サンギータ
第四神話天頂。
中核神:ヴァルナ
盲打ち枠。根拠のない自信があり、行動も思考もまったく読めない意味不明生物。天頂一番の嫌われ者であることは確実である。
強度:C
性能:AA
数量:C
維持:A
相性:B
特質:至大
規格外の神話規模を持つということ。創世神話の効果範囲は、この惑星全土、いいや、それだけでなく数十万もの平行世界に及ぶ。たとえどれほどの次元を超えようとも逃げることは出来ない。
創世神話:
自由な秩序を持った世界を生み出す創世神話。ヴァルナとミトラ、インドラ、ナーサティヤの創世神話を組み合わせて紡がれた世界である。
彼にとっての創世神話ルールに嵌れば、どのような強度、出力であろうとも、その法則からは逃れられない。
アルバトリオ・ヴァトラー
第五神話 北欧
中核神:テュール
天然パーマの金髪にグラサン、アロハを着た少年。拘りを持っているのかどんなに寒かろうがこの衣服スタイル。常に冷静沈着であり飄々と振る舞う自他共に認める戦闘狂。
また生粋のゲーマーでもあるため戦いをゲームと表現しておりゲーム用語をよく使用する。死ぬことを理解した上でのゲーム扱いであるため、負ければ潔く敗者の役回りを楽しむ。
一応彼の“戦闘”の定義は競え合える相手がいることとそれ相応の戦いであれば良く、別段体を動かす戦い以外にも適用される。
天頂の中で一番協調性を持っている。
パラメーターはオールAという最優の天頂。秀でたところはないが、万能でありあらゆる局面に対応できる。
能力も強力であるが、彼自身も戦闘者として高い技術を持ち合わせており、本格的に隙が無い。
出力:A
強度:A
性能:A
数量:A
維持:A
相性:A
特質:世界樹ユグドラシル
九つの創世神話を装填可能とする性質。
通常、組み合わせて使用できる創世神話は一つだけで、同時使用が出来ない。一度に使える能力は一つだけ。だが、アルバ君は、九つまで装填可能。
ポーカーに例えるならば相手は一つしか役を造れないのに、アルバ君は9つ役を作れる
創世神話:勝利を導く軍神の右腕
本人曰くゲームにおける「強制勝利コマンド」。右腕を振るうことによる、世界創成。
つまるところ、自らが勝利した世界を創造する、創世神話において最もオーソドックスであり基礎を極めた能力といえる。
北欧におけるオーディンを含めたいくつかの神話を組み合わせて紡がれた世界であり、この技は必中である。放てば終わる。これを上回るには、彼以上の出力、強度を必要とする。
日時:2018年03月17日(土) 14:20
<< 蒼天のジェネシス 三ヒロイン | 蒼天のジェネシス ヤンデレお姉ちゃん練習 >> |
▼コメントを書く
返信コメント
huntfield
十字教が第零神話=今の世界ってとこかな?
つまり冒頭の神は聖四文字。
日時:2018年03月17日(土) 14:56
ぴんころ
オールAとかそれなんてルシード?
日時:2018年03月17日(土) 14:32
三代目盲打ちテイク
>DF【無価値】さん
いるんだよなぁ。
史上最凶最悪の終滅神話として。
日時:2018年03月17日(土) 14:21
【新鮮なる闇】
クトゥルフ系はいないのかと思ったオレは悪くない。
……とある男の妄言って断じられても、案外いそうで怖い
日時:2018年03月17日(土) 14:11