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日時:2018年03月26日(月) 19:53

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返信コメント

送検

確かに...価値観なんて人それぞれですからね。それをいちいち気にしてても仕方ないって事に気付けたような気がします。
分かりやすく、丁寧な説明、本当にありがとうございました。自分で納得出来るものを書けるように、これからも頑張って作品を投稿してみようと思います。


日時:2018年08月07日(火) 21:50

二不二

結論からお返事しますと、自分の納得いくように全力で書いて、何を言われても気にしないようにするより他にないと思います。

そもそも、はっきりした境界線は存在しないように思われます。
というのも、人間一人ひとり感じ方が異なるので。誰の目にも明らかな「これはイカンやろ」という極端なもの以外は、個々人の感性次第です。
私の線引きを例示したところで、それは万人に通用するものではありません。

ですから、
[1]誰の目にも明らかな、極端に不快なネタは避ける。
[2]自分が納得できるネタを、自分が納得できる書き方で全力で書く。
[3]そうしてベストを尽くした以上は、「自分なりのこだわりがあってのことです。これを修正するつもりはありません」というスタンスを貫く。
とすれば良いと思います。


ポイントは[2]だと思います。
自分がこれ以上ないくらい納得できるよう全力で書いて、それでも批判を頂いたなら「残念ですが、もうどうしようもありません。どうぞブラバしてください」と穏やかな気持ちで諦観することができると思います。

さて、[2]の作業についてのポイントですが、
1)まず、「絶対アウト」「アブナイな」と思うネタは避ける。
2)それでも残った「アブナイけど絶対書きたい」というネタは、書き方を工夫する。
例えば、前後の会話の流れやキャラのセリフ回しを工夫したり、地の文でそのネタが納得できるような描写をしたり、ネタに必要性を持たせる(伏線やキャラの性格の説明)、などです。
会話と同じですよね。同じ内容を伝えるにしても話し方で印象が異なるように、同じネタを扱うにしても書き方で印象は変わってきます。

そもそも 1)の過程で「これは絶対大丈夫」というネタが不適切であるとご指摘頂いた場合は、価値観がおおきく異なります。
送検さんの場合は、これに該当すると思います。
それでも頑張って 2)の過程に挑戦されているのだと思いますが、「全力を尽くした。これ以上はできない」と思われたなら、それで十分だと思います。十二分です。

どうしても価値観の合わない人はいます。
ランキング上位の、平均評価9越えの大人気作品でも、評価0や1は必ず入っています。
それは仕方のないことです。
そういうとき、心穏やかに「自分は全力を尽くした。これ以上はどうしようもない。残念ですが、どうぞブラバしてください」と思えるよう、全力を尽くせばそれで良いのかなと思います。


日時:2018年08月07日(火) 19:34

送検

はじめまして、送検と申します。二次創作が大好きだけど、いざ自分で書こうとなると描写が下手くそになってしまうしがない政宗くんファンです。
少し、尋ねてみたいことがありまして前々から気になっていたよろず板へ迷い込んできました。

書いて良いネタと、書いてはいけないネタの境界線がどうしても分からないのです。自分は政宗くんの二次創作を書いていて、原作のネタを頼りに『リストカットのやり損ねがある』というネタを作品に突っ込んでしまったことにより、一部の読み手を不快にさせてしまいました。感想欄でそれを告げられた時、手直しをしようと問題の話を見た時に一瞬『リストカットのネタが駄目?え、どうしよう』という疑念に駆られて、あれやこれやと考えている内に手直しに時間がかかり、メンタルが紙っぺらな私はなかなか最新話が投稿できない悪循環に陥ってしまいまして。自分ではこのネタを使っても良いだろうと思っているだけに今回のそれは尚更タチが悪いんです。

この先、マンガのネタを使うことも多くなってくる中で、書いていいネタと書いてはいけないネタの境界線。それこそ二不二様が嫌う、書かれて嫌うようなネタでも良いので教えて頂ければ幸いです。


日時:2018年08月07日(火) 00:07

東西南 アカリ

あぁ成る程、会話の大まかな感じを書いて地の文を組み立てていくのですね……いつもと違うやりかただったのでそれは盲点でした。

例えば……

「エクスプロージョン」
「今日は満点だ」
「や、やりましたー」
「めぐみんが立った!!めぐみんがたったよペーター!!」

というのを作るとして

「『エクスプロージョン』―――――ッッッ!!」
 
耳をつんざくような轟音と振動が荒れた大地に舞い降りた。
莫大な熱量と共に吹き荒れる強大な爆風、そして光量は周囲に存在する全てのものに襲いかかる。
砂塵が晴れて漸く露になる大地の様相はまるで隕石が落ちたかのようなクレーターが形成されていた。
ふむ、これはこれはまた見事なものだ。
爆発の威力しかり、砂塵の晴れるタイミングしかり、今まで見てきたなかでも最高の出来ではないだろうか?
 
「カズマ、カズマ、今のはいったい何点ですか?」
 
ふらりと倒れ、地面と密着しているめぐみんが顔だけこちらに向けて尋ねてきた。
俺はこいつの一日一爆裂の日課に馴れてきたのか爆裂魔法を見聞きするだけで、その精度が分かるようになっていた。
俺はもう一端の爆裂ソムリエだ、簡単に点数を付けてやるわけにもいかないのだが……今日のだけはぐぅの音もでない。
 
「めぐみん………ついにやったな……」
 
俺が今だ倒れ伏しているめぐみんをちらりと見て微笑んだ。
そんな俺を見てなのか、一瞬目をパチクリとするめぐみん。
そして、だんだんと自分の成し遂げた偉業に歓喜が震えてきたのかワナワナとしている。
 
「カズマ……もしかしてですよ?もしかして、もしかして、もしかしてなんですか!?」
 
恐る恐る、そして最後は一気に捲し立てるようにめぐみんは聞いてきた。
そんなめぐみんに再度俺は満面の笑みで答えた。
 
「あぁ、めぐみんおめでとう。今日の点数は満点だ!!」
 
「や、やりましたーーーっ!!!」
 
「めぐみんが立ったっ!?めぐみんが立ったよ、ペーター!!」
 
「おい、それはどういうことなのか聞こうじゃないか?」

って感じですかね(笑)
確かに書きやすくなりました、ありがとうございます


日時:2018年05月20日(日) 13:59

二不二

『このすば』の主要人物も、愛すべきキワモノ集団で楽しいですよねw


えっと、言葉足らすでした。すみません。
地の文を優先するというより、会話を地の文でしっかり補足するのが良いと思っています。
会話でストーリー展開を主導して、地の文で情報を補足。
そうするうちに、自然な形でネタを入れることができるようになっている(地の文と関連しているので流れに乗り易い)のかなと。

私は次のような手順で書いています。
①会話でストーリーを展開させる(骨子)
②地の文で情報を補う(肉付け)
③会話を肉付けする(肉付け)

例をあげて詳しく説明します。
①は、話を進める為の最低限の情報を書きます。ほぼプロット(骨子)です。(例:「海へ行きましょう。裸で泳ぎたくなったの」「だから車を出せと? もちろん、喜んで!」)
②で、会話を補うように地の文を加えます。情景や表情、補足説明など。(例:「海へ行きましょう。裸で泳ぎたくなったの」A子は汗で張りつくシャツの裾を、いまいましそうに摘まみあげる。「だから車を出せと? もちろん、喜んで!」)
③で、加わった地の文に応じて、会話を膨らませたりネタを加えたりします。(例:「海へ行きましょう。裸で泳ぎたくなったの」A子は汗で張りつくシャツの裾を、いまいましそうに摘まみあげる。「だから車を出せと? もろちん、喜んで! その可愛らしいおヘソを眺める為なら、親の車だって盗んじゃうさ」)

これは、テンポよくストーリーを展開させる為の手法です。
「ストーリー展開の為の道具」として会話を扱ったものです。
もちろん、ネタの為の会話、キャラ立ての為の会話があってもOKどころかVery Goodです。
あらかじめネタを考えて、それを上手く流れに入れることができれば、楽しいし嬉しいですよね。


日時:2018年05月20日(日) 13:21

東西南 アカリ

成る程、分かりやすい説明をありがとうございます。
確かにギャグが多くて面白い作品はキャラがすごくたっていますもんね、参考になります。
取り敢えず私の持っているものだと『このすば』があるのでそれで少しチャレンジしていきたいと思います。

後ネタは最初は考えて書かない方がいいんですね、確かにそこでいつも筆が止まるなぁと(笑)
とにかく地の文を優先して、入れられたらちょくちょく入れていこうと思います


日時:2018年05月20日(日) 09:11

二不二

活き活きとした会話は、「キャラが立っている」ことが最重要だと痛感しています。
私自身、昔オリジナルを書こうとしたときは、地の文に括弧をつけたような会話文でした。筆を折った最大の要因です。
ところが、エロマンガ先生のキャラを拝借すると、途端に活き活きした会話になりました。
例えば、ヤンデレで極端なムラマサ、意外と熱血で突拍子の無い行動をするマサムネなど、皆言動がコミカルで面白い。

ですので、まずは既存のキャラ、それも大袈裟で極端な言動をするコミカルなキャラを使った二次創作をしてみるのが良いのかなと思います。
実際、いざエロマンガ先生二次創作を書くために原作を読み返してみると「えっ、エルフちゃんって、こんなドギツイ発言してるの!? こんなの、自分じゃ絶対思いつかない!」などなど、大変勉強になりました。

そのようなわけで。
キャラが立っていないと、毒にも薬にもならない、つまらない会話しか書けない。
キャラが立っていると、感情や思いがはっきり伝わるコミカルな、活き活きした会話になる。
ということじゃないかと思っています。


さて、ネタについてです。
くすっとしていただけたなら幸いです。
どういうネタが受けたのかは分かりませんが、数打てば当たるのかなと思っていますw

そのようなわけで、ネタの広げ方です。
大切なのは「地の文をしっかり書く」ことで、そうするうちに、ネタを絡める余地が生まれてくると思ってます。
「この地の文に絡めて、あのネタが使えるやーん!」という状態が増えるのかなと。

更に大切なのは、「雑学」と「キャラが立っている」ことでしょうか。
ネタを広げる為には、幅広いネタの知識が必要です。
そして、キャラが立っていれば、話題を提供するだけで、キャラが面白く料理してくれます。

以上が私なりのやり方でしたが、そもそも、笑いにも様々な方向性があって、
①機知に富み、上手いこと言うタイプ(『四畳半神話大系』の森見登美彦先生など)
②キャラの掛け合いで楽しませるタイプ
③「分かる人にはくすっとくる」笑い(パロディやマニアックなネタ)を提供するタイプ
④滑稽な描写で笑わせるタイプ(井上ひさしなど(?)。また『ベン・トー』のように下らないことを真面目に全力で描写するタイプのギャグも)
などがあると思っています。
自分には①は無理なので、②③④を目指したいなと思っています。


以上で回答になっていますでしょうか。
なにかご不明な点等あれば是非。


日時:2018年05月19日(土) 18:37

東西南 アカリ

はじめまして、てくしとです。
二不二さんの作品を読んでこんな作品が書けたらなぁと思いました。
で、質問なんですが、実は私会話文が苦手でどうしたらキャラが生き生きとした会話ができるのかが分かりません。
後はくすっ、とするようなネタとかですね。ああいうのはどうしたらいいのでしょうか?
どうぞよろしくお願いします


日時:2018年05月03日(木) 08:39

アンパン

なるほど、わかりやすい説明ありがとうございます、私は転生作家はずっと盛り上がってました。
なろうでうけるのは、所謂俺チート系の作品なので……。
私は受けなくても良いので推理×現代ファンタジーの作品を書きたいと思っています。


日時:2018年04月07日(土) 14:33

二不二

起承転結とは、第一話から最終話までの構成でなく、一話一話の構成についてでしょうか。

正直に言えば、私もよく分かっていません。
オリキャラ造形とストーリー構成が、自分の今後の課題だと思っているくらいです。
実際、某所にて「盛り上がりどころがかわらない」とのご指摘を頂いておりますし。

そんな私ですが、以下3ステップを踏んで、起承転結を考えてきました。
[1]「転」と「起」をまず考える。
[2]その間をつなぐように「承」を考える。
[3]どんどん書きすすめるうちに「結」が出来てくる……筈。

以上のような順で考えるのは、次のように「転」「起」を重視した役割分担を意識しているからです。

起:導入。読者を引き込むキャッチーな部分。(拙作Ex.1-2でいえば、エルフとのイチャイチャ)
承:「転」へのつなぎ。「転」のきっかけ。事件の起こり。(ムラマサのストライキ。電撃訪問)
転:メインの展開。事件が展開する。(ムラマサを宥めるべく、皆で二次創作する)
結:オチ。結び。事件が解決する。(ムラマサも納得。五人はずっ友!)

メインに当たる「転」と、読んでもらうための最初の勝負の「起」。
これが一番面白くなるよう、ここから考え始めます。あとはオマケや!
そんなふうに役割分担を意識しているので、自分のなかで色というか、区切りがついているのかなと思っています。
(と言いながら、「転」より「承」が長くなっているの体たらく。そんなだから「盛り上がりどころがかわらない」って言われるんだ!)

……うーん。こんなので答えになっているでしょうか。
なにかご不明な点等あれば是非。


ところで、アンパンさんは「なろう」への投稿を考えているとのことですが、どのようなストーリー構成、文量、文章(作風)にされるのか興味があります。
私もいつかは「なろう」で書いてみたいなぁと思っていますが、シビアな「なろう」の世界にどう対応していけばよいのか、全く分からないでいます。
ジンニスタンは書籍化するまで時間がかかったうえに打ち切りの憂き目に遭い、プラウファラウドは総合評価点が思ったほど振るわないなど、「こんなの書きたい」と思うものはそれほど「なろう」受けしないようなので。


日時:2018年03月28日(水) 19:03

アンパン

失礼します。
なろうで小説を投稿しようと思っているのですが、起承転結がうまくつかないんですよ……。
転生作家みたいに起承転結をうまくつけたいのですが、コツってあるんですか?


日時:2018年03月27日(火) 22:40



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