私的な東方キャラの描き方+ わがはいこばなし
こんばんは、すごく久しぶりな活動報告ですが。堀です。わがはいの物語更新しました。お時間ある方はどうぞ。宣伝の終わり。
なんとなく私的な東方キャラの描き方を、書いてみたいなと思いました。というか、私の書く小説すべてがそうなのかもしれませんけれど。個人的好みな子を書くために必要なやり方です。ほんとなんの意味のない活動報告ですな。
キャラを描くとき、必要なのは三点あります。① キャラのしぐさ・表情 ② セリフ ③ 内心(どうおもっているのか)。①②は別に説明する必要はないと思いますが、③ですね。これは(…………) で表すものであると考えてもらっていいのです。
何を当たり前のことを言っているのだ? と思われると思いますが、① ② ③ はすべて頭で想像していますが、場面においてすべてを文章表現「しません。例えば、犬走椛が射命丸文にいらんこと言われて、呆れた時にこう書きます。
例
椛は文の顔を冷ややかな目でじっと見つめた。赤い瞳が文の顔を映しているが、当の鴉天狗は笑っている。
「はあ、わかりましたよ。やればいいんでしょう?」
そう言ってため息をついた。
以上
椛のしぐさとセリフは書いていますが、彼女が何を想っているのかは書いてません。私の頭の中では(なにを言っているんだこの人は) と言ってます。それを軸にしぐさとセリフを書いているだけです。ここで心の中は文には入れませんが、私の小説は基本的にすべてのキャラが内心があります。心の中で何かいってます。
内心こう思っているんだ、と思うので表情を書いてみたりセリフをひねってみたりしたらそれなりに形になる気がします。セリフは建前だったりすることもあります。もみもみとかはそれが多いですね。ちなみにさっきの文章中の射命丸も「わかってますよ♪」と椛が不満なことをわかっているけど、頼んでいるんだよという内心を持っています。
内心があれば作者がセリフを考えるというよりはそのキャラが勝手にしゃべることになるので、苦労することが多くあります。まだそれを言うなよ! とかね。あとで見直すと会話が楽しかったりしますけれど。そんな書き方をしてたりします。とどうでもいい話でした。感覚的にわかってもらえるとは思ってないけど。何かあったらコメントもらえたら嬉しいですね。
なんとなく小話を書きました。内心を出てくる「女の子」がいっぱい持ってますが、説明しません。用語も説明しませんw お暇な方はどぞ
「わがはい 小話」
しげみをかさかさ超えると、開けた場所に出たのである。
よく晴れた日であるな。空を見上げると雲がどこかにお散歩にゆっくり出かけているのである。相変わらずゆったりしているのである。吾輩はくもににゃあと挨拶をしてから、後ろ足で首を掻くのである。おお、いいのである。
「こんにちは」
うむむ? 吾輩を呼ぶ声がするのである。振り向くと吾輩の横で笑いながらしゃがんでいる女の子がいるのである。へんな格好であるな。「和」と書かれた耳あてをしているのである。こんにちはである!
「うん。いい心がけだ。いつも布都と遊んであげているらしいね」
ふとの知り合いであるな、ううむ、吾輩をなでなでしてくれているのである。なかなかてくにしゃんである。
「名前はあるのかい?」
わがはいはわがはいである。
「くす、猫に聞いても分からないか。そうだな、よければ私がつけてあげようか? 雪丸……あっ、なんでもない」
女の子は吾輩を抱き上げて、ギュっとしてきたのである。
よくわからぬが寂しそうであるな。安心するのである吾輩は寂しい時にはそばにいるのにやぶさかではない。
「ん。おまえ、ふかふかだな」
照れるのである。おなかに顔をあててきたのである。おお、今日はやっぱりいい天気である。
日時:2018年04月22日(日) 21:30
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返信コメント
ほりぃー
tubuyakさん。ありがとうございます。
かかないところを考えいるというよりは、キャラが勝手にそう思っているのできっとこういうだろうな、と手を動かしているだけですね! わがはいはみんなかわいいって言っていただけるでうれしいです。作者からすると、おまえさんはどこら辺がかわいいんだい? と話しかけたくなりますけど、きっと首をかしげて「うにゃあ」と答えてくれるでしょう。
日時:2018年04月24日(火) 22:59
tubuyaki
書かないところも、ここまで丁寧に考えているんですね
キャラへの深い愛情があってこそだなあ
太子もわがはいも可愛い!!
日時:2018年04月23日(月) 23:32