短編を投稿しました

長編放置して短編投稿するとかいう訳わかんないことしてる人です。
今回上げた僕アカの短編は、主人公に悲惨なまでの業を背負わせています。

生まれながらの『弱者』であり、
『運命』に翻弄され、
勇気もないのに『不屈』で、
『天秤』の如く真価を発揮するのは最悪の後で、
常に何かを『喪失』し、
誰かのための『犠牲』になり、
そして最後は『無意味』に死ぬ。

誕生からその魂は弱く、周囲に劣等感を募らせる弱者でしかない。
それでいて、常に世界存亡の運命の渦中に巻き込まれる。
弱者であり、ひとかけらの勇気もないのに追いつめられても屈さず。
でも、屈さなくても手遅れで。
すべて奪われ。
それでも犠牲になり。
その犠牲は無意味だ。

そういう魂で、そういう業を背負う。
運命の渦中にいないはずの一般兵卒が、身の丈に合わない真実を知り、苦悩と絶望に苛まれながら、最後の最後で屈さずに、でも状況は手遅れで、それなのに後に引けないくらいにボロボロにされて、意味もない犠牲を強いられる。
例と出せばそんな運命をたどる。
愛する人もいて、愛してくれる人もいて、でも結局周囲全部巻き込んでダメにする。
この魂は悪くないのに、彼が居なかったら周囲は幸せになれる。
そんな魂。

額面上は、自分のような凡人が転生したら?
というような感じになっていますが、実際のところ、裏では色々と錯綜しています。
実際、コレを長編で書くならばその辺を説明しなくちゃいけないんでしょうが、これは短編なんで、何卒。
ただ言えるのは、一般人が、多大な運命背負っても、事態は好転しないし、絶望的に状況は悪くなるよって事。
後ろ向きにご都合主義とか覚醒イベントとか起きてるけど、全部無駄になるところとか、私の趣味です。


日時:2018年04月24日(火) 18:53

<< 次話投稿について


返信

    現在:0文字 10~1000文字