没になった話の話
活動報告の機能を見つけたので折角なので活用してみることにする。
と言っても特に報告することはないので、今回は思い付いたけど没にした話を供養もかねてここに綴ろうと思う。
以下、台本形式のざっくりとした紹介。
* * * *
『ノーライフ・イズ・ビューティフル/或はカッツェ平野の恋』
それを目にした時、アインズに天上の剣で貫かれるような衝撃が奔る。
これは、アインズがカッツェ平野で出会った一人の女性――
スケルトン「」カタカタカタ
アインズ「なんて…なんて美しい骨格なんだ!」
――の慣れ果てに恋をする話である。
スケルトン「」カタカタカタ
アインズ(何でスケルトンに惹かれてんの俺!? …アンデッドになったからか?! そんな内なる性癖知りたくなかった!)
――中の人の葛藤。
スケルトン「」カタカタカタ
アインズ(…持って帰ってきてしまった)
――大胆な行動。
アインズ「よし! お前の名前はスケ子だ!」
スケルトン「」カタッ
――酷いネーミングセンス。
スケ子「」カタカタカタ
デミウルゴス「おや、美しいスケルトンですね(意訳:椅子の材料によさそうですね)」
アインズ(デミウルゴス…!)
――ライバルの出現。
スケ子「」カタカタカタ…
アルベド「………」
――なんだか目の据わってるアルベド。
スケ子「」カタカタカタ
「こらスケ子、そっちは罠が設置してあるから行くな! 上の階層も危ないから昇るな! あぁもう、ちっとも言うこと聞きやがらねぇ!」
――思考力0、会話不能、制御不能、触れれば砕ける木っ端のような雑魚モンスターに、オーバーロードの一方通行な恋が今、始まる。
* * * *
結論、ラブストーリーは難しい…。
日時:2018年06月29日(金) 19:46
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