創作者としての主義・主張の表現についての私見

 ゼロ100の方のように、声高に政治思想を喧伝している作家さんがいらっしゃいます。
 ただ、そんなことは評論家、思想家の諸氏にお任せして、小説家だったら、飽くまで自分の創作物の中で語る方が楽しいのでは、と思っています。

 例えば大ヒットした『シン』の評価は、その見る人によって様々な視点を生み出せたからこそ、ではないかと思います。
 監督である庵野氏は、終始政治的思想や主義は語ることはなく、見る側に一任されていたのも、ロングラン上映に結び付いたのかもしれません。

 因みに私がゾイド小説を描くのも、『ゾイド』という媒体が小説表現をする上で非常に便利だからこそ。
 あちこちにカリカチュアを挟み込んでいて、中には洞察して頂けない読み手さんもいらしゃいますが、それでも楽しめる作品を創作できるようなことを目指しています。

 ここで多くを語ることは、本テーマに対する矛盾になるのでこの辺りで終りますが「何をエラソーに書いてるんだ、コイツは! お前の駄作を読んでやる」となったとしたら、とても嬉しいです。

 そろそろ『凱龍輝』の次回掲載分に取り掛かります。
 


日時:2018年08月06日(月) 22:29

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返信コメント

ケツアゴ

世の中には政治思想を絶対の物として描き、それ以外は愚者と描く漫画家も居ますけどねww 第一話詐欺に引っ掛かって中古でまとめ買い 政治思想の鬱陶しさに辟易して売却しました


日時:2018年08月06日(月) 23:47



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