「水面を漂う彼女たちの幽鬱(後)」投稿
こんばんは。黒イ匣です。
お待たせして申し訳ありません。
先程「水面を漂う彼女たちの幽鬱」の後半を公開しました。
しばらくイリーナさんを書かなくてもいいくらい欲求を解消出来た気がします。
特殊な嗜好モリモリで書いたので過去作以上に人を選ぶ作品になってしまいました……。
クールで合理的なイリーナさんを壊すにはどうすればいいか?という問題を色々考えた挙げ句,
やはり「自らの意思でラインフォルトを捨てる」という決断をさせるのが良いと思いまして。
・夫と娘との関係を捨てる
・好んでハイデルの子供を身籠る
・アリサの悲惨な末路
・ハイデルの子供を身籠った状態での行為
というショッキングな展開を入れてみましたが,どうでしたでしょうか……。
冷静でロジカルな思考を捨てて悦楽に溺れるただの女になる過程の禊だと思ってもらえれば。
――というのが建前なのですが
濡れ場シーン重視であまりストーリー性がなかったなぁ……と少し反省しています。
「プロットなしで書いたらどうなのだろうか?」と思って書いたのですが完全に失敗でしたね。
次回からまたプロット採用で書いていきたいと思っています。
閃の軌跡Ⅳの発売まであと1ヶ月強ですが,その前に出来たらもう1作書きたいところですね。
「向日葵が枯れる時」のエピローグ作品を今回と同じようなテイストで書こうかなと思ってるのですが
そのあたりを踏まえて感想やご指摘いただけると嬉しいです。
では,また次回更新でお会いしましょう。
PS. 軌跡Ⅳに向けてガッツリ有給休暇を確保しました
日時:2018年08月15日(水) 21:49
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返信コメント
黒イ匣
> お蜂さん
コメントありがとうございます!
タトゥやピアスみたいなギミックは私も好きで良く使いがちなんですよね……。
嫌悪していた相手に身体を穢されるだけでなく,消えない痕を身体に刻まれる絶望感が好みです。
孕ませシーンが多いのも身体が妊婦に「変化」する点から,同じ嗜好に帰着している気がしています。
後戻り出来ないことに諦めて,身体だけでなく心も堕ちていくという終わり方も陳腐ですが良いと思います。
――という感じで,この手の表現はまた手を変え品を変えて作品中で使っていく予定です!
「向日葵~」のエピローグでは,既にタトゥをやった後の時系列になるので
メンタル面で外堀を埋めたユウナ完全攻略編を書ききりたいですね。
日時:2018年08月17日(金) 20:30
お蜂
こちらこそ返信ありがとうございます。
キャラの関係性に格差がある設定・展開が好きなので、『向日葵~』は貴族と一般人、卑劣な爺と溌剌とした少女という対比が良かったですね~。リィンにとっては若干のNTRになるところや、孕ませ要素も好きな部分でした。
あとは個人的にタトゥー・刺青フェチなので;;、最後のシーンはとても良かったですね。同じ理由でFEのセリカの話も好きだったりします。
日時:2018年08月17日(金) 18:05
黒イ匣
> お蜂さん
はじめまして,黒イ匣です。
元気が出てくる感想コメント本当にありがとうございます!
私の書く話に出てくるキャラクターは,主にサブキャラばかりなのですが,
それでも最後まで読んでいただいた上に愉しんでいただけたようで嬉しいです。
本編をプレイ済みの方からすれば,説明過多気味にキャラクターの特徴を描写しているので,
正直に言って冗長だろうな……と思っていたのですが,今回はそれが上手く作用したみたいですね。
>> もはや「幽鬱」ってレベルじゃない感じですが、とてもゾクゾクさせてもらいました。
今回はかなりハードで人を選ぶ感じになったので心配していました……。
pixivもハーメルンもブックマーク数が増えたり減ったりしているので賛否両論だと思うのですが,
こうして「良かった」と言っていただけると書いた甲斐がありますね。
>> 過去作の中でも『向日葵~』は好きな要素てんこ盛りの作品なので
あの作品では終盤に思いついた良い(というかユウナにとっては悪い)設定がありまして,
このままお蔵入りさせるのは勿体無かったので今回余暇時間を使って挑戦しようと思っています。
↑で書いている通り,展開としては今回の作品とかなり似た感じになる予想ですが,立場を
ユウナに入れ替えた時にそれぞれのギミックがどうなるのか愉しんでもらえれば……と。
個人的にはお蜂さんの「好きな要素」のどこに触れたのか気になっていますので,
もし気が向かれましたらコソッと教えていただければ幸いです。
日時:2018年08月16日(木) 23:56
お蜂
はじめまして。
最近、Pixivの方で見かけてファンになった者です。
軌跡シリーズは友人がプレイしているのを横目で見ていた程度で、あまり深くは知らないのですが、それでも読み応えがあっていつも更新を楽しみにさせてもらっています。
作者さんの作品はストーリーの背景や心理描写・情景描写、組み立てがしっかりしているので、読んでいて純粋に面白い上に、濡れ場が際立って興奮が数割増しになりますね。
イリーナ編最後の展開、生殖にまつわる母娘の対比が絶望的かつ非常にグロテスクで、なんとも言えない背徳感と読後感がありました。アリサの扱いは明確に描写されると引いちゃいそうな内容なので、仄めかす程度だったのも良かったと思います。
えげつない展開(褒め言葉)で、もはや「幽鬱」ってレベルじゃない感じですが、とてもゾクゾクさせてもらいました。
過去作の中でも『向日葵~』は好きな要素てんこ盛りの作品なので、エピローグを書かれるということでとても楽しみです。
個人的には冒頭で失意のリィンが見ていた写真や手紙類の存在が気になるところですね。
まだまだ暑い日が続くようですので、お体に気を付けて。
日時:2018年08月16日(木) 21:06