地球防衛軍~怪獣王の系譜~リメイクについて

 現在執筆中の地球防衛軍~怪獣王の系譜~リメイクについてのお知らせです。

 既に更新した最新話のあとがきにも記載したものと思いますが、今回をもってこの作品を未完とし、打ち切りとさせて頂きます。

 一年と五ヶ月以上の時間をかけてここまで連載して何故このタイミングなのか、それにつきましてもご説明します。

 実はと言えば今回の件、数ヵ月ほど前から思い至ったことがあった為に起こったことなのです。
 本当はどうしたいか悩みました、凄く悩み続けました。この作品は僕にとってほぼ処女作と言え、更には今まで書きたいと願った夢でもあったからです。
 ですがそれでも、なかなか取れない、しこりのような疑問が頭の中でモヤモヤしていて離れなかったのです。

 それは、これが本当に僕の書きたかった作品なのか、と言うものでした。

 最初僕がこの作品を考えた切っ掛けは、好きなゲームの一つである地球防衛軍シリーズをプレイしたところからでした。
 恐らく数多くのプレイヤーも体験したと思われる司令部の失態、部隊の壊滅、絶望的な兵力差をストーム1、つまりプレイヤー自身が戦況を覆していくストーリー。
 当たり前の感覚ですが、司令部が兵士を沢山殺してるようにも感じられますし、3はアメリカが大量に各国空軍やEDAFに配備したEJ-24があっという間に全滅して、その上航空支援が受けられない状態です。地上部隊にとっては地獄と同義です。
 そんな状況下でストーム1だけが戦況を左右し、最後には墜落するマザーシップの爆発に飲み込まれたというのは原作の設定です。

 ハッキリ言ってストーム1が孤独ではないか? と思いました。そして考え付いたのが、特撮とEDFのクロスオーバーです。

 3の段階ではEDFも含め、各国正規軍が持つのは対人戦闘を想定した兵器とノウハウのみです。ですが特撮なら、対怪獣を目的とした兵器を出すこともできる。強力なSF兵器とキャラクター達が加われば、原作とは違った展開にできると思ったわけです。

 本音を言えば特撮兵器や怪獣達を作中にどんどん出して地球舐めんなフォーリナーしたかった、という自己満足かもしれません。それでもまだ誰も書いていない小説を書いてみたい、という目的もありました。

 そして書いてみたわけですが、一度書いた小説は余りにも酷い内容だとあとから気づいて削除、それから一年と半年近くもかけて書き続けてきました。

 それであっても僕はゴジラ映画を愛するファンとして過ちを犯していたのです。
 今まで投稿したプロローグから始まる本編、特に特災史です。
 始めに投稿した特災史ではwikiの内容をただそのまま綴っただけ、あれでは独自の世界観などなんの意味もありません。
 それは世界観設定についての番外編でも同じで、これでは特災史の為に尊敬する先輩である妖刀様から許可をもらって投稿したというのに、そんな自分を恥じました。

 更に言えば昨今のニュースに目を向ければ新作のEDFやゴジラ映画も次々登場、対して10年前後が経過したゲームを原作とするこの作品は投稿ペースが遅きに失しています。
 現在投稿中の艦これ小説と兼ね合いがあるとは言え、焦りを感じていたのは事実でした。

 それら全ての事情及び心境全てを考慮した上で、散々悩みに悩んで判断を下しました。今まで評価してくださり、感想も書いて頂いた読者の皆様には申し訳ない気持ちで一杯です。

 ただそれでもこれだけは言わせていただくと、僕はこの作品の成就を諦めたわけではありません。途中で書いた通り、僕にとってこれは夢でもあるのです。

 そのため、未完にすると同時に内容はある程度同じものを残したまま、全面的に再構成した作品の投稿を決意しました。

 身勝手かもしれませんが、それでももし許されるなら、もう一度今まで読んでくださった読者の皆様に改めて読んでもらいたいと思います。
 次作品の投稿は今年末までを予定しています。プロローグから番外編、序盤の数話を含み投稿したいと考えています。

 最後に、拙作だったこの作品を今まで見に来てくださった皆様に感謝いたします。今まで有り難う御座いましたm(__)m


日時:2018年10月06日(土) 17:10

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返信コメント

東部雲

追伸

すいません、本文執筆中に投稿してしまいました。改めて投稿致しましたので、御容赦ください。


日時:2018年10月07日(日) 19:11

東部雲

ご理解頂けて本当に有り難うございます。

この小説が始まって以来、更新が進んではコメントしてくださったあなたからの感想を読むたびに、評価されたことの嬉しさを実感したことを今でも覚えています。

何度もコメントを下さったに関わらず、このような結果になったのはこの上なく遺憾です。次の作品は今までの教訓、反省全てを活かした物にします。

また、既にプロローグは執筆を開始しています。今のペースで行けば最短2週間を予定としており、番外編や序盤の回につきましても、再構成に伴う内容の選考を急いでおります。
なお、プロローグについても数話投稿する可能性もあります。それも含め、作品の完成を急ぎます。

今まで応援して下さり有り難うございました。次回作はご期待に添えます。それでは。


日時:2018年10月07日(日) 19:08

exvs.next

貴方の主張はよくわかりました。
他ならぬ貴方が納得できるように再構成した物語を、改めて読ませて頂きます。
こちらこそ有り難う御座いました。そしてこれからも宜しくお願いします。


日時:2018年10月07日(日) 18:48



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