適当に駄弁るだけ・知力編

 特に読者の利益にならないようなことを適当に駄弁るだけの場です。

 あまり能力値とか気にしないタイプではあるのですが、
 まあKOEI三国志でプレイよりも数値弄りをしてる程度には、そういうのを楽しめる質でもあります。
 七天の御使いでもマスクデータとしてKOEI三国志的な知力の格分けみたいなものはされています。

 能力値を晒したところで痛くも痒くもなく、作品の面白さを損なうこともないので晒させて貰いますと
(以下、最低限の軍師として補佐役ができる者を選抜)

・90台後半:戯志才、鳳統、郭嘉、周瑜、徐庶
・90台前半:諸葛亮、司馬懿、曹操、孫策、陸遜
・80台後半:魯粛、法正、賈駆、程立、馬良
・80台前半:呂蒙、荀彧、盧植、馬謖、田豊
・70台後半:徐晃、張勲、馬岱、皇甫嵩、陳宮
・70台前半:荀諶、孫静、張昭、北郷一刀、楊宏
・60台程度:簡雍、裴元紹、馬元義、李儒

 後々に追加されるキャラで上下するでしょうが、大体、こんな感じです。
 ちなみに知力=頭の回転の速さ、と解釈をしており、瞬間的に物事を考えられる量と考えてくださればと思います。
 孫策の位置を見れば分かることですが、知力が高い=強さ、には直結しないです。
 あくまでも基礎能力値であり、本作においては70台の連中が90台の連中を超えることは充分に考えられます。
 なので、この表はあまり当てにならないものと考えるのが良いかと。

 どちらかといえば、重要なのは思考タイプです。
 例えば、郭嘉は戦術特化型であり、また計算で戦局や打つ手を変えるタイプです。
 賈駆と程立は基本的に謀略型で、相手の心を読み解いて逆手に取るのが得意です。
 荀彧と張昭は政治屋、孫策と皇甫嵩辺りは将軍型です。

 とまあ咄嗟に思い付く案や策に偏りがある訳です。
 そして補佐役として特性がないタイプは、例え頭の回転が速くても、補佐役としての発想が出て来ないタイプです。
 例えば関羽、夏侯淵辺りは与えられた仕事を熟す仕事人型。

 こういうのは騙し合い、発想勝負みたいなところがあるので知力の数値が低くても上位を喰う可能性は十分にあります。
 ちなみに諸葛亮と司馬懿はなんでもできるタイプであり、基本的に格下相手に食われることはないです。強いてあげるならば特化型相手に局地的に食われる可能性があるってこと程度でしょうか。
 相手を騙すことを生き甲斐にする程立や、間諜の扱いに特化してる賈駆辺りは得意分野において、まだ突破できる可能性がある。

 恋姫での周瑜は戦場に関わることが得意であり、内政は張昭、謀略は陸遜が上という印象があります。
 まあ周瑜も陸遜も多少偏りがある程度で万能型といっても良いんですけどもね。

 また正史三国志で諸葛亮が末恐ろしいのは、諸葛亮は全てをできたという一点に尽きます。
 諸葛亮って知力面において、一流か超一流しかないんですよね。なので諸葛亮を語る時は一場面を切り取った戦術のみを語るのではなく、戦術、戦略、外交、内政etcetc...全ての面から同時に評価する必要があるんです。北伐一つを取るにしても、異民族との交渉から兵站管理、戦場外の動向を考慮しつつ、その上で諸葛亮が取った戦術の意味を考える必要があって、なんというかもう訳分からない領域になるんです。
 夷陵で諸葛亮が劉備に同行しなかったのも、蜀で漢中と夷陵の両方を睨みを利かせつつ、いざという時に軍を指揮して適切に対応できるのが諸葛亮だけだった――というのが理由だと思っています。実際、軍事と政治、両方を一定水準以上できるのが諸葛亮以外に思いつかない。そして諸葛亮以後は、蜀の軍事と政治は分業制だったりします。
 三国志で諸葛亮と同じ景色を見れたのは司馬懿、周瑜、陸遜くらいだったんじゃないでしょうか。曹操は主君なのでまた違う気がする。
 強いて挙げるのであれば、田豊と魯粛が良い線いってたのかな。

 軍事と政治、両方の視点から見れる人材は意外と少ない。
 魏に関していえば、曹操自身がなんでもできるので、実際どうだったのか。
 専門的な軍師が多い印象が強いです。

 北伐中の魏延との軋轢も二人が見てる景色が違うからこそ生まれたものだと思います。
 魏延も前線司令官としては最終的に関羽を上回っているような気がするので、どちらの判断が良かったのか分からないです。
 ただ諸葛亮的には攻勢限界が超えていたんだろうな、と。

 以上で駄弁りを終わります。
 異論は認める。


日時:2018年10月10日(水) 05:24

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