『無能力者』完結
読んでくださった方、読了ありがとうございます。そして、まずは最大級の感謝を。
「能力なんてまったくない、チートとは正反対な主人公が書きたい」という思いから始まった「とある科学の無能力者」。結構強引な展開や、大幅に改稿を行うという暴挙にも関わらず、五年の時を経てこうして無事に完結させることができました。これもひとえに更新間隔が亀並みの本作を見捨てずに最後まで応援してくださった皆様のおかげでございます。
原作微改変、と銘打ちながら結構変わってしまっているのには目を瞑ってほしかったり。自分なりになんとか整合性合わせたつもりですが、多少の粗は二次創作の醍醐味ということでここは一つ。科学的な間違いとかは普通に間違っているだけなのでスルーしてくれ。
なんか打ち切りエンドみたいな感じになってしまってはいますが、これにてしっかり完結です。「最終回美琴との絡み少なくない?」とか思ってしまいますけれども、これくらいあっさりしていた方が彼ららしいかな、なんて。
個人的にはリリアンがお気に入りです。あの子なんだかんだ使いやすい。桐霧は口調に毎回苦労しました。でも可愛い。美琴のいい恋敵になってくれ。
なんだかんだ本作の根幹を担っていたのはミサカで。一方通行編から始まった佐倉の敗北劇を唯一「負けていない」と考えていた少女だったのではないでしょうか。ある意味で登場時から既に正解に辿り着いていたのかもしれません。
長くなりましたが、彼らの物語はこれからも続いていきます。本作は完結しますが、僕の中や皆様の中で、原作の隅っこでしれっと頑張っていくことでしょう。義手になった方が佐倉くん戦闘力高いんじゃね? なんて言ってはいけない。
最後に。
更新が年に一回とかいうエタり寸前の状態になりながらも見捨てずに感想を、評価を送ってくれた読者の皆さん。本当に励みになりました。更新しても感想がまったく貰えないなんてことがザラにはる本作で、勇気をもって送っていただいた皆様の感想は毎回読み返させていただいております。厳しいお言葉もありましたが、それもすべては本作を想ってくれているが故。本当に感謝しております。
五年という長い月日をかけてしまいましたが、無事に完結することができました。今までお読みいただき、本当にありがとうございました。どうか、皆様の中で佐倉達の物語が永久に続いていきますよう、作者として心より願っております。
また、いつの日か。『人間』の嘲笑を跳ね返す脇役になってくれることを祈りつつ。
ふゆい
日時:2018年10月21日(日) 01:38
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返信コメント
椎名洋介
お疲れ様でした。
読み始めたのは本当にここ最近だったんですが、『ふじきり』シリーズと同じ作者だとしって妙に納得しました。どうりで話がウマいわけだ(^^;
見事なまでに引き込まれました。
完結、おめでとうございます。
日時:2018年10月21日(日) 11:18
壬生谷
完結お疲れ様です!
最後まで楽しませていただきました!
これからも頑張ってください!
日時:2018年10月21日(日) 09:04
ronj
お疲れ様でした~!
小説面白かったです!
次回の新しい作品も期待しています!
日時:2018年10月21日(日) 02:14