※ネタバレ注意 閃の軌跡Ⅳをクリアして

 閃Ⅳ、無事にクリアしました。プレイ時間は約125時間ほど。じっくりゆっくりマラソンも欠かさずにやってきたおかげでトゥルーエンドを迎えられて感無量の心地です。本当にハッピーエンドを迎えられてよかったなぁ、リィン君たち……

 拙作「永久の軌跡」に特に関わることとしましては、まずはジョルジュについてでしょうか。Ⅲで衝撃の事実が判明し、私の胃を存分に痛めつけてくれた彼ですが、犯してしまった罪を背負いながらも生きていくことを選んでくれて胸を撫で下ろしたものです。あまりの詰めの甘さ加減に「そんなんだったら最初から裏切るなぁっ!!」と言いたくもなりましたが。

 そんなジョルジュを繋ぎ止めてくれたアンゼリカは……うん、まあ、生きていてくれて素直に嬉しかったし、シリアスな時はちゃんとやっていたんですけど……平常運転というか、もうアクセル全開でしたね。パンタグリュエルの時なんて過去最高に滾っていたんじゃないでしょうか。塩の杭でもロゼ婆ちゃんが餌食になっていましたし。そういう意味では彼女は最後まで安心感がありましたよね、うん。

 クロウは仲間になるとは分かっていても、第一相克の時はどうなるものかと思ったものです。結果的には彼の言うところのボーナスステージに進むことになり、最後の反則技で再び生を得ることになって安堵しました。パーティーに入ってからはずっと前線メンバーに入れてましたね、彼。そういえば結局、改めて卒業するために学生になってしまったんでしょうか。リィン教官の授業を居た堪れない表情で受けているのを想像すると、笑えて来ると同時に只々良かったと思います。

 今作では残念ながらプレイアブルから外れてしまったトワですが、これまでと変わらずに皆の支えとなってくれる彼女に励まされたものです。それとは別に何とか取り繕っていた感情を吐露するところも描かれたりと、言い出せば切りがありませんが、やっぱり私はトワが一番好きなキャラクターですね。

 まあ、感想はこれくらいにしておくとして。
 終盤において色々と新たな事実が明らかになりましたが、個人的に最も重大なのはマクバーン戦で判明したことです。彼の正体だったり、外の理のことだったり、それを聞いて思いました。

 ――あれ? うちのトワってマクバーンと同類じゃね?

 今までは《ミトスの民》を聖獣や七の至宝に類するものとし、レクセンドリア大陸も元から存在したものだと考えて書いてきました。ですが、今回明らかになったゼムリアの人々は大陸外の世界があると認識できないという事実を鑑みるに、これは外の理と絡めた方が上手く設定が嵌るのではないかと判断しました。

 幸いにしてまだ修正が利く範囲の進み具合。遅筆であるのが功を奏しましたね。
 そういうことで細かい設定の修正は必要ですが、「永久の軌跡」は無事に続けていくことが出来そうです。これからもお楽しみいただければ幸いです。

 ……ところで盟主の外見だったり胸元の装飾だったりがクレハと似ているのは気のせいですよね?


日時:2018年11月18日(日) 21:43


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返信コメント

爆焔特攻ドワーフ

クレハのことは私もプレイしていて思いましたねー
あと想像したのは、軌跡世界が箱庭みたいなものなのではないかと
盟主が「終焉までの時間が延びた」みたいなこと言っていたので
もともと軌跡世界は寿命がAからBまでと決められているループ世界なのではないかなぁ・・・と
女神もフレーバーテキストみたいに軌跡世界に付与されているだけなのかなぁとも感じました


日時:2018年11月19日(月) 11:54



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