ウルトラマンエレメントという作品について(3)〜長い長い後書き〜

 遅くなりましたが、完結いたしました!ありがとうございました!

 この作品は、私にとっては初めての長編創作、もっと言うなら、インターネットに投稿するという形で、多くの方々の目に触れた最初の創作作品です。なのでやはり、愛着が湧いてしまっていて、最終回なんか書きたくないというのが本音でした。

 初めてだからこそ、多くの学びもありました。その中でも、表現するということの難しさが、一番でした。

 突然ですが、私は絵が描けません。
 無論、漫画なんかとても描けたものではありません。ですので、私が何かを創作し、表現しようとするには必然的に文章しかなかったのです。

 しかしまだ問題があります。お読みになった方ならお分かりいただけると推測されますが、その文章ですら、マトモなモノが書けないのです。
 
 代名詞を使えず、同じ名詞が連続する。
 体言止めの酷使。
 文末の8割を占めるのが 〜だった。 〜だ。

 書いてる私本人でさえ、読み直しがしんどいくらいの稚拙な文章ばかりでした。読者の方にとっては、もっと読み苦しかったのではないでしょうか?これが私の思い過ごし、考えすぎならいいのですが……

 それでも「絶対に完結させてやる」との想いだけは曲げないよう、自分なりに頑張ったつもりではあります。
 せっかく作った世界、キャラクターなんですもの。どうにかこうにか、自分の思い描いた通りにそれらを動かして、しっかりとゴールまで導いてあげたい。そう想い続けたことが、完結できた要因の一つです。

 でも実は、それだけではないのです。

 はじめに断っておきますが、これから書くことは社交辞令でも、媚び売りでもなんでもありません。ありのままの事実です。


 「ウルトラマンエレメント」は、2017年1月末にスタートしました。なんともうすぐ2年にもなります。(2年かけて37話しか書けんのかい!とのツッコミはご容赦ください)
 当初は、p⚪︎xivさんのみでの投稿でした。しかし、私の力量不足ゆえか、それともそもそも、ウルトラマンの二次創作という分野が珍しいものだったせいか、ほとんど反応がありませんでした。それは「書けばチヤホヤされるのでは」と甘い考えを抱いていたペーペーの私には、かなり堪える洗礼でもありました。

 一時は、自暴自棄に陥り、スランプを抜け出せないところまで落ちたこともあります。

 そんな中、初投稿当時から支援してくださっていた読者の方から、このハーメルンを勧められたのです。モノは試しに、とこちらでの連載も開始した結果、驚くことに、見違えるように精神衛生面が向上しました。

 皆様が反応をくださるからこそ、私は俄然やる気が生まれ、それに加えて上述の「完結させてやる」との想いが上手い具合に『ケミスト』し、今日この日を迎えることができたのです。


 長くなりましたが、後書きはこれで終わりです。流石に、本編全てと、さらにここまでを読破される方は一人も現れないかもしれません。この感謝は誰にも伝わらないかもしれません。それでも、私はここに記し残します。

 

 本当にありがとうございました!

 


日時:2018年12月03日(月) 01:49

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