モノノ怪の連載、始めました

以前の活報で報告したように、「モノノ怪」の連載を始めました。

原作が1クールで5つのモノノ怪の物語だったので、こちらも5章編成で完結の予定。
原作沿いのエピソードはなしで、全てオリジナルエピソード。舞台も原作と違って現代が基本ですが、1章だけ原作の基本舞台だった江戸時代を舞台にした話をする予定。
なのでタイトルに「現代版」とはつけませんでした。


原作を知っている方ならご存知の通り、この作品はミステリ要素があるため、一話一話更新されると読者はじらされ、書いているこちら側も伏線のミスが命取りだわ、感想などでネタバレになる質問に答えられないわなので、解決編まで一気に更新するスタイルで連載します。

なので今回一気に4話更新。


にしても、自分で書いといてなんですが今更「モノノ怪」の二次創作は需要あるんですかね?
これ、アニメ放送は2007年、もう10年以上前なんですよね。
ただ何故か2013年に漫画版が連載されて、今年でアニメのラストエピソードが完結予定なので、DVDは手に入らなくても、漫画なら手に入りやすいです!
 そしてこの漫画、「作者がアニメの原画描いてた?」ってぐらいに、キャラデザはもちろん、背景とか描写とかがアニメ原作に忠実だから、興味がある方はぜひ漫画を読んでみて下さい!

以上、隠す気が全く無いダイマでした。


そもそも、「原作知らないから」と躊躇してる方、原作はオムニバス形式なので知らなくてもたぶん普通に読めます。
というか、ぶっちゃけ原作より私の話の方がとっつきやすい自信があります。

これは「私の考えた話の方が面白い」という意味ではなく、この作品はミステリ要素が強いのに基本的に視聴者の想像に任す部分が多い、作中の背景や登場人物の些細な言動にメタファーが大量に散りばめられている所為で、初見かつ流し見だと意味不明な箇所が大量に出て来たりするから。

さすがに私は原作並みに、それも映像でメタファーを盛り込んでいた原作と同じくらい、文章にメタファーは盛り込むことは出来なかったので、原作よりも謎はシンプルに判明してわかりやすいという意味です。つまりはどちらかというと自虐。

っていうか、文章で原作並みのメタファーは本当に求めないで……。原作の「のっぺらぼう」なんてノベライズしろと言われたら悪夢でしかないわ……。


もう書いてて、あの作品は映像作品、最低でも漫画など絵があるべきだからこその魅力なんだなと痛感しました。
あの独特すぎる世界観は、文章で表現すると頭がおかしいと心配されます。
だって、原作だとモブの表現にマネキン使ってたりするんだよ? ……しまった、文章じゃなくても普通に頭おかしいわ。


そんな、かなり難産な作品でしたが、本当に大好きな原作なので楽しんで書けました。
同じく「モノノ怪」のファンの方々が楽しめるよう、そして新しく「モノノ怪」に嵌ってくれる人が現れたら、幸いです。


そして何より、漫画が原作アニメのラストエピソード終了してもオリジナルエピソードで連載が続いたり、まさかの「モノノ怪」第2期が放送されることを結構真剣に期待してます。
って言うかこの連載、その願掛けのつもりでもあったりします。


日時:2019年01月03日(木) 20:06

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