実家帰省中なので執筆出来ませんが

遠距離恋愛になりますが彼女が出来た記念にネタ的な話
を。


　インフィニット・ストラトス、10年前に登場した宇宙探索を目的として一人の天才少女が開発したマルチフォームスーツだ。
　だが宇宙探索を目的としながら、世界では別の用途で使われている。その戦力的な性能の高さから軍事目的の開発が成され、今では条約という建前の下、スポーツ競技として浸透した。
　しかし、それでも既存の兵器を遥かに上回る性能故、従来兵器に成り代わるのは時間の問題だった。
　そんなインフィニット・ストラトス、通称ISだが、人類を脅かす脅威には全く通用しなかったのだ。
　深海凄艦と呼ばれるその存在はISが登場するより更に昔、30年前に突如世界中の海に出現して、当時のシーレーンを完全に破壊した人類の敵、既存兵器は勿論のこと、最新兵器すら通用しなかった人類史の破壊者。
　深海凄艦には人類兵器は通用しない。誰もが人類の絶滅を危惧していたが、そんなときに現れたのが人類最後の希望、艦娘と呼ばれる見目麗しい少女の姿をした存在だ。
　彼女達は自らを第二次世界大戦時の軍艦の化身だと名乗り、少女の姿でありながら軍艦を模した艤装と呼ばれる装備を背負い、海を駆け深海凄艦と互角に戦って見せた。
　人類は提督と呼ばれる艦娘を指揮する者を選出し、今尚、深海凄艦と戦っている。
　いつの日か、深海凄艦を完全に殲滅して、暁の水平線に勝利を刻む為に。

「何故、深海凄艦と戦う提督をIS学園なんかに入学させねばならんのか。ISなど深海凄艦との戦争には何の役にも立たぬと言うのに」

「本日付けでIS学園に入学しました宇波 遥中佐です。ですが、ISについて学ぶつもりはありません。私は卒業するまでIS学園の学園島周辺の深海凄艦を倒すという任務を受けたから入学したのであって、ISを機動させた事など欠片も興味がありませんから」

「俺はお前を認めねぇ！　女の子だけ戦わせて自分は安全な後ろから見てるだけのお前なんて絶対に！　艦娘も俺が守る！　俺が戦いから解放してやる！」

「榛名は、榛名達は戦う為に生まれました。だから、榛名は大丈夫です！」

「行ける！　この紅椿なら誰にも、深海凄艦にすら負けない！」

「ISは邪魔だから下がるっぽい。ここからは私が、ソロモンの悪魔、見せてあげる！！」

「私とブルーティアーズが奏でる円舞曲……いいえ、葬送曲、しかとその目に焼き付けなさい、深海凄艦！」

「魚雷、次発装填済みです。セシリアさんの魂、確かに見届けました。後はお任せ下さい」

「これが、艦娘の力なの？　中国政府の馬鹿共は現実を見てなかったのかしらね」

「イク、行くのー！」

「僕如きが、君たちの役に立てるなら、この命、君たちに預けるよ」

「大切なお友達を守るために、最後まで頑張ります！　龍鳳航空隊、発艦してください！」

「お前の指揮官としての能力、是非とも我がドイツで発揮すべきだ。宇波中佐、ドイツへ来い」

「って、あげるわけないじゃん！　鈴谷の目の黒い内は提督はどこにもあげないよー！」

「お願い、学園を守る為に、お姉さんに力を貸してくれないかしら？」

「慢心しては駄目、学園を守るなら最後まで気を抜いては……あら提督？　ご飯ですか？　はい、お茶碗山盛りでおかわりです」

「すごい、これが日本最強の戦艦……！　カッコイイ」

「戦艦大和、全主砲徹甲弾装填！　撃てぇ！！」

「認めないよ、この束さんが造ったISが骨董品を由来にした人形兵器如きに劣るなんて！」


「宇波中佐、本日付けで貴官を特例で准将に昇格させると共に、決戦艦隊の総司令官に任命する」

「行こう榛名、全てを終わらせる為に、これからの始まりの為に」

「榛名は、どこまでも提督にお供します。未来を生きる時も、死ぬ時もです」

「これが榛名の全てです！　勝手は、榛名が、許しません！！！」

日時：2019年05月05日(日) 14:33

すし好き

彼女ができたんですか。
末永くお幸せに。

連載になったら、どうなるんだろう。

日時：2019年05月05日(日) 22:50

kimesawa

おもしろそー。

そして変わらずのワンサマークオリティである。

確かに普段の言動から言いそう。

日時：2019年05月05日(日) 21:12

京勇樹

ＩＳアンチ寄りの艦これですか

日時：2019年05月05日(日) 15:44

ナハト・リコリス

一夏アンチ系と言うか、ＩＳ側はアンチ対象よりの艦これコラボかな？

日時：2019年05月05日(日) 15:00