もしもリィン・オズボーンとリィン・シュバルツァーが同時に存在したら

感想欄でたまに来る表題の件についてですが、もしもこれをやるとするなら多分自分はリィン・オズボーンの年齢を+10歳位してリィン・シュバルツァーの兄という設定にするかと思います(この際容姿が似ているとあっさりその出自に想像がつくので容姿は父親うり二つの厳つい感じで)
母親が死んだ際にはすでに士官学校に入学していたため居合わせず、伝聞のみで知る形で。
そして母親の死と父親の宰相就任に従い、父親の腹心として軍部で順調に出世をしていき、トワ会長、クロウ、アンゼリカ、ジョルジュらとの出会いもなくなるため、より軍人としての鋼鉄化が進み、閃の軌跡開始時点では大佐位の階級までの昇り詰めており、鉄道憲兵隊のトップとして周囲からも鉄血の子ども筆頭として貴族派からは当然のごとく憎悪を買っている状況に。ゴリゴリのマッチョイムズ溢れる軍人となる事でしょう。(クレアさんはそんな義兄貴分兼上官を支えたり、宥めたりで胃をすり減らすポジ)

かくして閃の軌跡においては帝国各地で解放戦線とドンパチを繰り広げ(当然解放戦線にとってもラスボスの前の中ボス扱い)、リィン・シュバルツァーに対しては基本めっちゃめっちゃ厳しいけど不意に優しさを見せるスタイルだったりする中で、例のガレリア要塞消滅事件後父親からの密命で確保していた灰の騎神を例の演説の際に披露。
逆に年季の差を見せつける形でクロウと帝都制圧に動いた貴族連合を第一機甲師団とも協力してボコボコに。貴族連合は皇族の確保失敗して、そのタイミングで僕らのルーファスが後ろから「君のアホ面には正直うんざりさせられていただのよ」とカイエン公を後ろから刺す事で、カイエン公グッバイ。内乱になる事無く貴族派は大打撃。
そうして内乱を防ぎ逆賊カイエン公を征伐した鉄血の子ども筆頭は昇進し「革新派の英雄となり」、「奇跡的」に一命をとりとめた宰相が職務に復帰するとともにクロスベルへと侵攻、後の推移は大体同じに。

此処まで描くとお分かりかとは思いますが、Ⅶ組の成長イベントがことごとく潰されてしまう上に、筆頭の方は筆頭の方で主役になる事無く完全に中ボス街道を驀進するがために、主役不在の物語となり、もう跡は亀の甲より年の功な聖女様が黒を打倒することを期待するしかなくなるんですよね。物語としての盛り上がりや面白みが欠けてしまう。

やはり人が英雄となるには好敵手との激突やらヒロインの愛やら幾多の苦難困難試練やらが必須なのでしょう。


日時:2019年05月19日(日) 09:13

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ズレス

個人的な思いつきなのですが、いっそ三男リィン・サンドロット、次男リィン・シュバルツァー、長男リィン・オズボーンの三兄弟にしてしまうのはどうでしょうか?
そしてサンドロットとオズボーンは不仲(主にサンドロットが結社の人間であるためと、オズボーンが心の底から革新派な一方サンドロットは結社の意向上当初は表向き貴族派として振る舞っている。そんなサンドロットをオズボーンは憎悪しており、サンドロットもサンドロットで軍人の責務しか頭にない石頭で、国家の意向=歴史の流れに抗おうともしない兄を憎悪している)でありお互いに足を引っ張りつつ、シュバルツァーに対しては「シュバルツァー(兄ちゃん)大好き♡ ねえねえ、シュバルツァー(兄ちゃん)もアイツ死ねよって思うよね?」と同時に言っているという状態。
そんな状態のシュバルツァー君は胃が死にそうになりながらも、二人が脚を引っ張りあってる間隙をつく形でヴァリマールを起動。なんやかんやあって他二人もゼクトールとかを起動。
父さんを呪いから解放できればそれでいい(なので大戦で巨イナル一が完成するのを阻止したい)サンドロット君と国を救うためにはもはや全面戦争に完勝するしかない(なのでギリアス父さんがイシュメルガを逆支配することに賭けようと思った)オズボーン君が部隊を引き連れ大喧嘩するのをシュバルツァー君がリアンヌ母さん及びカーシャ母さん(の亡霊)と一緒になってファザコンも大概にしろやとブチキレ両成敗、部隊をまとめて併呑し、鉄希隊を名乗り、皇帝銃撃事件の”真犯人”、ギリアス・オズボーンに宣戦布告する……とかどうでしょう。


日時:2021年10月30日(土) 22:03

小説スキー

母親の事件の際にいなかったのなら心臓もらってないので鬼の力はないですし、+10年ならクレアさんと同年代にして一緒に青春して鋼属性を軟化させたり、<灰>は弟(原作リィン)に回したりするとパワーバランスとか人間関係が丁度よくなって盛り上がりそうな感じで書けそうな気がします。


日時:2019年05月20日(月) 00:51



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