フェアリー・エフェクト、完結しました

閲覧・ブクマ・評価・感想・誤字報告……何から何までありがとうございました!

『俺たちの戦い方はこれからだ!』的な終わり方にも見えますが、打ち切りじゃなく、筆者的には書ききった上の完結です。
そもそも当初は、王国編だけで完結するつもりでした。
でも、途中でビビるほど色々伸びたんで、「も、もうちょっと書こうかな……」となって話を増やしたのです。
結果、色々確認の甘い状態で帝国の話書いたから、フールーダをフルーダーって勘違いしたままだったりしました……恥ずかしい!
レイナースとか、感想で名前出なかったらスルーだったかもしれません(書いてる時、何故か素で存在を忘れてた)

書いてるうちに、色々想定していた流れが変わりました。
一番変わったのは、パンドラです。
ぶっちゃけ、ルイに対してもっとドライ……というか“保護者”の位置で書くつもりだったのですが、感想欄で意外とパンルイが受け入れられてたので、「お? イチャラブしてもええの?」ってなって、デートの回とかが出来ました。
筆者の感性の問題で、いい感じのイチャラブが書けないと気づき、その辺は読者様の想像に任せてぶん投げるという荒技になりましたが。

ただ、そもそも、“読者様の想像に任せて描写を削る”という手法は、フェアリー・エフェクトの基本方針でもありました。
二次創作であるからして、原作の設定などは読者様に把握されている(知らない人はそもそも読みに来ないだろう)という前提で書いていたのです。
文字を書くのはそれだけで時間を食うものなので、削れる部分は全力で削っていく方針でした。拙作の更新がペースが速いと感じられたなら、多分、その辺が理由です。別にタイピングが高速とかそう言う訳じゃないのです。そもそも文字数少ないし。

フェアリー・エフェクトは、描写するのは原作との差違が発生する理由と、それにまつわるキャラの動きだけでいい、という開き直りの固まりだったのです。

作品テーマは、『ナザリックと異世界がWINーWINな平和ルート』でした。

そのために必要な要因を詰め込んだオリキャラとスキルとアイテムの設定以外、ぜーんぶ脳内だけで練る練るしながら書きました。プロットとかネームとかないです。そんなんアウトプットする暇があったら本編書いてた。
書いているうちに生えてきた要素を、抜き取ってはまた上に積む、というジェンガのような書き方でした。
よくぞ破綻しなかったなぁ、と我ながら思います。
でも、ジェンガがぐらついた時があっても、あきらめずに試行錯誤して続けたのは、間違いなく読者様の応援のおかげでした。

筆者は書いてて楽しかったです。
読者様にも楽しんでもらえたなら、これに勝る喜びはありません。
またいつか、ご縁があれば、お会いしましょう。


日時:2019年06月19日(水) 16:56

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返信コメント

カド=フックベルグ

連載お疲れ様でした。

コメント欄の方でおまけを期待するようなコメントを書きましたが、書ききった上での完結なら仕方ありませんね。

アルベドの妊娠オチからの、ツアーのモモンガは家族を守るためにも世界の平和を維持するだろうから大丈夫認定も本作らしさを感じるいい締め方だったと思います。

個人的にはやや消化不良感(欲求不満ともいう)が残りますが、本来王国編で終わるはずだった物語をここまで延長して書いてくださっただけでも嬉しいです。

こちらこそ、ありがとうございました!


日時:2019年06月19日(水) 17:54



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