映画「ブライトバーン」見てきました+α


『今日観た映画、面白かったな。
 あっ ネットでは酷評なんだ…。売り上げも散々、友達も「面白くなかった」って言ってる。
 でもボクは 面白かったよ。
 自分の正直な「面白かった」は、たとえ自分でも安易に否定しちゃいけない気がするんだー』
(「感性アイデンティティ」洋介犬 より)


 はい。面白かったです。もともとこの映画を知ったのが結構前(あっちで公開する前あたり)だったので期待も積み重なって大きかったんですが、それでも面白いと感じられる作品でした。
 スーパーマンがヒーローではなく…ってので、初めて予告を見たときは「ウルトラ・スーパー・デラックスマンだこれ! 」ってなって、『私はウルトラ・スーパー・デラックスマン』を書く発想元になったりしたのですが、実際見てみるとウルトラ・スーパー・デラックスマン(句楽兼人)とはだいぶ違いました。
 まず今作の超人、ブライドン・ブライヤーは生まれ持っての超人で頭脳明晰成績優秀、12年間傷一つ負ったことのない少年。であるから、ウルトラ・スーパー・デラックスマン句楽兼人と違って鬱屈した精神性が見られない。見ていて気持ちがいい割り切り方。宇宙船を見つけてちょっぴりアイデンティティ・クライシスになるけどそれもすぐ落ち着く。母親に言われたように自分を特別な存在と認識し、両親も「自分とは違う存在」と線引きする。
 女の子の手を握りつぶしても人殺しをしても父親に撃たれても母親に殺されかけても激しい感情を露わにしない。泣きわめいたり反省したりが全然ない。すごく好き。
 思春期だから精神的に不安定だけどほとんど自立していて、クラスメイトと話すよりも大人と話すほうが楽しそうで、覚醒してからは行動に迷いがない。凶行も苛立ちというかムカツキで衝動的に行動して「あっちゃー、やっちまったよ」に感じた。句楽兼人が正義感をこじらせて力に飲み込まれていったのとは違って、終始そのような様子を見せなかったのもGood

 その一方で、思春期の「アイタタタ」ってなるあれこれもあって、楽しかったです。
→ベッドの下にファッション雑誌だかの女性の下着姿切り抜き。
→どう考えてもバレる嘘、言い訳。
→黒歴史ノート、そしてそれに対するカーチャンの笑い交じりの褒め言葉「えーちょっと見せてよ、よく描けてるじゃないwww」


 感想箇条書き。

・ケイトリン…ヒロインだったかもしれないが、ヒーローを変態扱いしたばっかりに…。同情せずにはいられない。
・12歳で銃は早いと思うよ…? 欧米はそれが普通なの…?
・12歳でまだオ〇ニーを知らんのか……。
・父「そういう欲求は、解放していいんだ」(意訳)→BB「おk」(気になるあの子の部屋に突貫)
 行動早スギィ! チョメチョメしないかとわくわくしたけどそんなことはなかった。つまんね。ただパソコンパカパカ、窓に!窓に! ホラー演出しただけだった。つまんね。
・BBシンボル、あれ一瞬で窓に書きまくったの? 殺せんせーかよ、殺せんせー並みのテクニカルな超スピードだな。
・叔母さん、絶対殺されるかと思った。ヤられると思った。だってそういうフラグ建ってたもん。襲われる(性的に)格好だったもん。 くッ! ブライドンがもうちょい大人だったら…っ! レーティングが上だったら…!
・カイル(父)! お前猟銃程度で殺せるわけないやろがい! 「許して」じゃないよ、『撃っていいのはry』だよ!
・保安官ー! サスペンスなら探偵役だったかもしれない保安官ー! まさか挽肉になるとは…。もっと活躍すると思ってた。
・隠蔽と偽装工作のために約300人を犠牲にするブライドンさんマジパネェ。でも警察無線とか明らかに他殺のエリカの死体とか宇宙船とか、詰めが甘いなぁ子どもだなぁってなるなった。


 ラストどうなるのかと思ってた。怪物として打倒されるのか、親子として和解するのか。
 ヒーロー大勝利だった。歯向かう敵は皆殺し! 勝った! だった。最高かよ。











 『私はウルトラ・スーパー・デラックスマン』で句楽兼次と話させたり戦わせたりしたいけど、細かいところがあいまいなので書くとしたらDVD出てからですね。
 現在、『てんこもり平成怪人で行くハイスクールD×D』書き書き中。書き溜め中。間を置かず連続投稿したいので。
 そしてそれはそれとしてYouTubeで期間限定公開のリリカルなのはシリーズを公開終了なる前に全部見るという仕事があるので、

 ではではー。


日時:2019年11月16日(土) 07:32

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