アカザ殿、なんか喋って(by流)


「お前も鬼にならないか?」

 アカザは俺に向けて手を出し、クイクイと曲げる。表情が凄い煽ってくるので殴りたい衝動に刈られるが、アカザ相手にステゴロ勝負を挑む馬鹿ではないので、抑えた。
 朝日が来るまで時間をなるべく稼ぎたい、今勝てると思うほど俺は自惚れていなかった。

 何喋ろっかな。

「直ぐに否定しない辺り、悩んでいるのか?」
「安直に一門を愚弄するな!一門の考えは大河の如し、お前程度にはかれるものではない!」

「俺はそんな大層な人間ではない」

 一応断りを入れておく。煉獄は一体俺を何だと思っているんだ。


「上弦の参よ、もちろん答えは否だ」
「お前もか。柱は今まで一人として俺の誘いに乗らなかった。何故だ?理解しかねる」

 俺も理解しかねる事に理解しかねる。




「お前、鬼殺隊が強くなりたいのは鬼を殺す為だぞ。鬼になったら元も子も無いじゃないか」

「…………」





 アカザ殿、論破!!!!

 
 ちょっとアカザ殿のセリフが思い付かなくなってしまった。
 ということで無限列車篇、流は不参加です。
 


日時:2020年01月04日(土) 23:30

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返信コメント

12P

うーむぐうの音も出ないほどの正論


日時:2020年01月05日(日) 07:15



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