ネタ帳3『達磨シンデレラ』

最近新種の性癖に目覚めたので、鉄は熱いうちに打てということで構想を今のうちに吐き出しておくスタイル。
吐き出しておかないと本命の連載に差し支えるからな!

『達磨シンデレラ』
他にもタイトル候補に『四肢切断済みシンデレラ』など。
インパクトがでかいのが良いんだが…。

あらすじ:
昔々(?)とあるファンタジーな世界にシンデレラ(仮名)という女の子がおりました。シンデレラは一族郎党皆殺しにされ、本人も見た目が可愛かったので両手足を捥ぎ取られたうえで悪い人たちに精液扱き捨て用の肉便器として扱われていました。
そんな彼女を二束三文で買い取った黒魔術士さんは(気まぐれで)シンデレラの心と体を治し、義手と義足も作ってくれました。
それから高級娼館に売り飛ばされたシンデレラはその美しさと奇異な見た目から一躍人気者になり、お忍びで店を訪れた王子様に見初められます。
高い金を払ってシンデレラを身請けした王子さまは、シンデレラを妻にはできませんでしたがそれでもお妾さんとしてたっぷりの愛情を注ぎ、二人は末永く幸せに暮らしたような感じの終わりを迎えるんじゃないでしょうか。めでたしめでたし。


登場人物:
『シンデレラ(仮)』
本作のヒロイン。シンデレラをモチーフにした物語なのでここではシンデレラとしているが、別の名前にすると思う。両手足を切り落とされて場末の娼館とかそんなところで肉便器として扱われていたが…という所から始まるシンデレラストーリー。
一族郎党皆殺しで達磨状態だがそんなことを感じさせない明るくのほほんとした笑顔の女の子。黒魔術士さんに治してもらうまで廃人だったので、肉便器時代の前後で感覚が隔絶している。五体満足だった時代の事を他人事のように捉えているので現状を卑下することがないのである。
後にそれなりに信頼のおける高級娼館に売られて人気者になり、夜の舞踏会(意味深)の末に王子様に惚れられてハッピーエンドになる。
年齢設定はミドルティーンで外見はそれに少々幼く見えるくらい。作者の趣味だ。良いだろう?

『黒魔術士』
シンデレラ(仮)の体を修復して義肢も用意してくれた人。親切ではあるが糞外道。
治療費と義肢の制作費に結構な費用がかかったのでこの際だから色々と仕込んでから高級娼館にでも売り飛ばすか、という考え。ちょっと調教パートとかもある。
別に正義の人でもなんでもなくシンデレラの体を治そうと思ったのは「素材がいいのにこんなに雑な処理をした上で死なせるとは勿体ない」みたいなことを考えたから。
倫理観は壊滅しているが本人の論理に忠実に行動するのでそれが結果としてシンデレラにとっては良い結果になっただけ。シンデレラからは敬意をこめて「魔法使いさん」や「先生」などと呼ばれるが本人はあまりその呼び方は好きではない(作中世界において魔法と魔術は違う)。
元々こいつを主人公にした連作の構想があったのだがお蔵入りになっている。その為膨大な裏設定があるが匂わせるに留まる。
シンデレラに送った義肢はボーンチャイナよろしく磁器に十代前半頃の少女の骨灰を混ぜたもの。

『王子様』
ハッピーエンド要員。眉目秀麗。品行方正(ただし夜のお店で遊んだりはする)。
シンデレラに出会った瞬間、落雷を受けたような衝撃を受けてそのままの勢いで身請けした。それが恋だったのか新性癖の爆誕だったのかは知らない。


日時:2020年01月21日(火) 00:03

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