この少女漫画主人公（ヒロイン）、顔芸が激しすぎる
近頃、近所にある古本市場に売りに出すのに向けて「これは」と思う漫画などを読破しては売る用に積んでいます。
その中で、何年か前に買って本棚に並べてそのままになっていた漫画の一つ…それも少女漫画があります。
それがかつて『別冊フレンド』にて連載していた『青春乙女番長！』というタイトルであり、テンションやらギャグやらアクションやら、もう色々な意味で激しいラブコメ漫画なのです。
主人公の平田美羽は16歳の女子高校生…なのだが、父と母が学生時代にとんでもない武闘派で父は色黒で三白眼（母は当時美少女）であった為、その娘の美羽はその風貌から殺人鬼と言われ恐れられ、更にはパワフルさも遺伝されていた。
そんな彼女は、同じクラスのトーマくん（フルネームは藤真佳裕）に恋する女子…その一人。まあ少女漫画にありがちな、クラスのイケメン男子に何人もの女子達が勝手に夢中になって主人公がその連中に絡まれるとかの類いですねえ。
そのトーマくんにふとしたキッカケというか勢いで愛の告白をして三日間だけ付き合ったりデートしたり、更にはアクシデントもあり…その後日にはトラブルもあったりもしたが、まあ「友人としてよろしく」な状態に。
親友（というより悪友であり、時々毒舌な美少女）の『大野まりあ』が引っ掻き回すのもあり、美羽のパワフルな恋は、一歩前進したどころではないが…始まったばかりだ!?
なんと言うか、この美羽…とにかくテンションや表情変化が激しいのです。
いや、これはもはや表情変化どころか、もはや顔芸のレベル！
少女漫画の主人公が、ヒロインがしちゃぁいけないようなレベルの顔芸や、嫌がらせなどに対する報復行為（ギャグです）もする始末…
更にはテンションが低すぎて彼女だけが作画崩壊し、漫画のネーム段階での簡素な描かれ方になっては、まりあにメタいツッコミをされる事も。
更には両親から受け継いだせいか腕っぷしもかなり強く、林間学校で熊に出くわしてトーマくんが襲われかけた際には、なんとその熊と戦って撃退する始末…凄い。
また、料理（お菓子作りも含む）をした場合、味はよくてものちに腹痛を訴える程のデスフードを作ってしまう…胃薬必須。
また、のちにある事で大喜びするも、その様子が全身で喜びを表すどころか、もはや黒歴史確定ものだったり…
まあ、まりあのメイクで「誰だお前」レベルになったり、顔の左半分しか白くならなかったりで諸にあしゅら男爵になったり、まりあが本編のみならずカバー裏漫画でも父に辛辣な事を言ったりなどもしますが…ギャグが凄いのです。
ちなみに作者の方は以前、美羽やまりあの両親らの学生時代が舞台の『純愛特攻隊長！』シリーズを書いておりました。
ひょっとしたら、ブックオフなどの古本屋に売っているかもしれません。
この機会に、いかがでしょうか？
日時：2020年01月22日(水) 03:05
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