【続編発売前に執筆開始⇒続編発売前に完結】は免罪符に成り得るか (P5Sネタバレ注意)/【2020/2/24:追記】

ひょんなことからP5Sのネタバレを知って、頭を抱えています。

「続編ボスでは、十中八九、ヤルダバオト関連でアイオーン(=ヤルダバオトの製作者)が出てくるだろう」と思って執筆・完結させた拙作『Life Will Change』。
執筆・完結当時はRもSも未発表状態だったので、あの解釈と展開でのびのびと好き放題に創作ができました。むしろ、未発表だったからこそ、完結までたどり着けたのでしょう。
RとSの情報を有している今となっては、同じ【魔改造明智】というテーマで作品を執筆するのは非常にハードルが高いです。Rで出した【彼】の答えをぶち壊しかねなくて怖い。
解釈および認知の大幅な変更、深堀された方向性のアレコレによる衝撃は未だに後を引いています。おかげでPCに向かっても、思うようなP5小説が全然書けなくて……。

おまけに、Sのネタバレによって、『Life Will Change』の致命的な欠陥が露呈――というか、公式展開とのヤバいブッキングが発生してしまいました。
何気なくラスボスの名前を確認し、名前を二度見し、嘘だと言ってくれよと思いながら抵抗を続け、覆しようのない現実なのだと思い知り、打ちひしがれてしまいました。

ネタバレのため、名前は伏せた状態でお送りいたします。



【 お 前 】 か よ 。

よ り に も よ っ て 【 お 前 】 の 方 か よ ! !



新キャラであるソフィアが『ヤルダバオトの製作者とされる、低次元のアイオーン(女神)』由来だと踏んだ時は「想定内。アイオーンネタは温存して正解だった」と胸をなでおろしたものです。
まさかまさまの大どんでん返し。どうしよう『Life Will Change(この世界)』はスクランブルに続かないよ。折角、『Life Will Change』世界線の長谷川ウルフ関連ネタを書こうと考えてたのに……。

 魔改造明智(……長谷川さんの頭上に、怪盗団マークが描かれた旗が見える)

とか、

 魔改造明智「今手を引けば、“普通の人間”のままでいられるよ?」
 長谷川「嫌だね」

 魔改造明智「おめでとう! ようこそ長谷川さん。今日からあなたもペルソナ使い――怪盗団の仲間入りだ!」

とか、

 春「私たち、警察は嫌いなの」
 長谷川「その割には、あっちの面子とは仲良いみたいだけど?」
 警察官組「先輩なので」(カッ)
 長谷川「えぇ……」

とか、

 かっちゃん「ネコショウグンだ! 可愛いなあ!!」
 長谷川「待ってどこ行くの!?」
 モルガナ「カツヤのヤツ、ネコショウグンに顔面ひっかかれても気にしてねぇ……」
 たっちゃん「現実ではアレルギーで触れないからな」
 長谷川「難儀な体質と趣味趣向が合体してるな」

とか、全部お蔵入りだ……。


でも、ラスボスが【あいつ】だったと知ったことがきっかけで、P5Sが()()()()()()()()に位置付けられていた意味や価値を悟りました。解釈違いかもしれませんけど。
そりゃあ、Rのヤルダバオト(=丸喜/アザトース⇒アダムカドモンの前座)じゃダメだわ。無印ラスボスのヤルダバオトじゃなきゃ、【お前】に繋がらないよ。元ネタのインパクト的な意味で。


このネタバレを知る直前まで、「因果が収束した結果生まれた、さいきょうの丸喜拓人」というネタを頭に思い浮かべて「頑張れば連載を視野に入れられるかも」なんて考えてたんです。
母校は聖エルミン学園高等学校、父親がセベクに勤めていた研究者。クラスメートに羽佐間シン、唯野人成、■■■がいる。尚、件の3人の中で、20XX年現在では後者2名が行方不明になっている。
大学の夏休みに、須藤竜蔵と癒着していた研究機関でアルバイトをしていた経験あり。大規模テロで鳴海区が崩壊した際、関係者として事情聴取を受けた。事情を一切知らなかったことからすぐ解放される。
大学の同級生がエルゴ研の研究者をしており、非合法な実験に加担していたことを懺悔して自殺。研究資料の多くを譲り受ける。
別の同級生は八十稲葉で新聞記者をしており、八十稲葉連続殺人事件を調べていたが、オカルトに足を突っ込んでしまったため、記事がお蔵入りになった――とか。

全部吹っ飛びました。



【追記】
丸喜とS黒幕(人間)がタッグを組み、怪盗団に立ちはだかる光景が頭から離れません。
片方は“理不尽な現実への反逆+<痛みのない理想の世界>”、もう片方は“心の否定+<AIによる最適解の提示で、選択する際に発生する苦痛や葛藤の消滅>”。
双方ともに、「苦痛からの解放」、「ヤルダバオトとは違うアプローチをしたが、奴と同じ結論――【人類を檻に閉じ込める】という解にたどり着いた」という共通点があります。

S黒幕の経歴を『Life Will Change』要素を入れて魔改造すると、「丸喜とタッグを組んで襲い掛かってきてもおかしくない」と言えそうな設定は組み上げられるんですよね。
例えば、“唯一「S黒幕は人形ではない。心がある」と主張した人物が嘗ての自分よりひどい暴言を吐かれ、挙句、最期は生贄になるよう強要・脅され、『人間として死に絶える』光景を目の当たりにする”とか。

……ほら。魔改造明智の保護者に、“フィレモンの生贄にされた方”がいるでしょう?


日時:2020年02月24日(月) 02:42

<< P5Sについて P5⇒P5Sを想定したリメイク版にすべきか、5PS編=パラレルワールド扱いにすべきか >>

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返信コメント

白鷺 葵

tukuyomijin08さま、初めまして。コメントありがとうございます。

<<ラスボスは確かに奴かもしれませんが、女神転生の方では天使が聖四文字を作り出したというストーリーもたしか存在していましたし[アイツ]の方も元々、偽とついていますからそこまで悩む必要もないかと
<<ペルソナとメガテンでは設定がかなり違うので難しいとは思いますが心の影より生まれ出た者達とSボスとでは生まれ方に差異がある為、存在の重複というのも許されるでしょうと愚考します
仰る通り、拙作の【あん畜生】とS黒幕の【あの子】とは、『生まれ方に差異がある』のは確かです。更に付け加えるとするなら、ソフィアのペルソナと無印セベク編ラスボスの元ネタだって一緒です。
ついでに、同じペルソナシリーズでも<登場人物の固有ペルソナ>と<主人公が使えるペルソナ>が、作品を跨いで登場していることも事実です。罪淳と3順平の初期ペルソナとか。
……でも、【あん畜生】が出てきた後の【あの子】だと、本編のインパクトが残念な有様になってしまいそう。名前のせいで、常に拙作の【あん畜生】と比較され続けることは間違いありません。
正直、【あん畜生】の存在そのものこそが、【あの子】に対する冒涜になりそうで心配です。……R要素とS要素を足してリメイクした方がいいのかも……。

<<この作品は読ませていただいてとても面白い小説でした。
<<P5Sをクリアして大変心が満足しましたが、作者様の世界線でのSのストーリーも是非とも読みたいと思いましたのでここに無責任ながらも応援を書き込まさせていただきました。
拙作を読んでいただき、本当にありがとうございます。応援の言葉、本当にうれしいです。
今後の創作は未定ですが、またP5を取り扱うことになったときは、生暖かい目で見守っていただければ幸いです。

では、失礼しました。
これからもよろしくお願いします。


日時:2020年02月29日(土) 16:28

tukuyomijin08

ラスボスは確かに奴かもしれませんが、女神転生の方では天使が聖四文字を作り出したというストーリーもたしか存在していましたし[アイツ]の方も元々、偽とついていますからそこまで悩む必要もないかと
ペルソナとメガテンでは設定がかなり違うので難しいとは思いますが心の影より生まれ出た者達とSボスとでは生まれ方に差異がある為、存在の重複というのも許されるでしょうと愚考します
この作品は読ませていただいてとても面白い小説でした。
P5Sをクリアして大変心が満足しましたが、作者様の世界線でのSのストーリーも是非とも読みたいと思いましたのでここに無責任ながらも応援を書き込まさせていただきました。


日時:2020年02月27日(木) 06:40

白鷺 葵

未確認蛇行物体さま、コメントありがとうございます。

<<たとえ歪んでいたとしてもラスボスは無意識下でソフィア同様「人に尽くしたい」「人の良き友人でありたい」という願いを持っていた思います。この辺は想像主が同じだから似るのも当然というべきか...
<<でなきゃ怪盗団と問答したりソフィアに後を託したりしないでしょう。
<<ヤルダバオトみたいに「人間の尻拭いに疲れたからあいつら全員滅ぼすわ(意訳)。」ってなるはず。
未確認蛇行物体さまのコメントを見たことから、S黒幕(神)のことを【お前】等と表記していた自分を恥じる気持ちになりました。その解釈だと、【あの子】は非常に切ない立場にあるんだなあ……。
ヤルダバオトと【あの子】の出した解答は非常に似通っていましたが、前者が人類への悪意マシマシ、後者が人類への善意および存在意義に忠実という印象を受けました。
そのため、ヤルダバオトと【あの子】でタッグを組ませようとすると、『人類に対する接し方を発表した結果、解釈違いから反発・反論しあって潰しあいを始めそう』な予感がしてなりません。
逆に、アザトースおよびアダムカドモンとは、棲み分けや線引きで妥協できれば充分共闘できそう。曲解と洗脳は相性良いと思います。お互いにお互いの力を増幅させる関係になりそうですよね。

<<だからこそ人外組が「あいつも救われるべき存在」と考えてもおかしくないのではないかと。
<<失敗作と見下しているソフィア同様自分も心=願いを持っていると気がつかない、あるいは気がついていてもそれを無視している。そんなあいつの目を覚まさせると。
もし、S黒幕(神)に対する救済ルートがあったなら、きっと先輩の人外組が必死に説得したり、裏から手をまわしてくれたりするのでしょうね。マリーや(どんな形でも生存していたら)綾時も追加参戦しそう。
生存ルートが出来上がれば、【あの子】はマリー枠のような扱いになりそうな気がします。CV的に女性っぽいので、“ソフィアの妹”になるのでしょうか? お姉ちゃんムーブするソフィア……絶対可愛い。


日時:2020年02月24日(月) 22:06

白鷺 葵

<<余談なのですが、最近オリキャラ作成の参考にするために「エニヤグラム」という性格分析にはまっています。
<<それによると他人に対して尽くすことに生き甲斐を感じるタイプはストレスを受けすぎると他人を支配しようとする傾向があるそうです。
<<「助けたのだから見返りが欲しい」「私が助けなければあなたは生きていけないだろう」
<<...まさにラスボスですね。
<<人間に頼られ過ぎて相当ストレスが溜まっていて、しかし他人に頼らずその全てに対処できてしまう。
<<...真面目すぎてパンクするという意味では王達と全く同じなのが笑えません。
未確認蛇行物体さまのコメントを読んでいると、何故かFateのアルトリアが浮かぶんですよね。頑張れば頑張っただけ綻びが生じ、最終的に故郷は滅亡。死後も自分の至らなさを責め続け、自己否定に走る。
彼女は高潔な精神の持ち主でしたから、「見返り頂戴」とか「誰のおかげでお前らが安寧を享受できているんだ。お前らがやってみろ」と八つ当たりする/愚痴をこぼすという発想すら持っていなさそうです。
誰かに八つ当たりできていた――側近たちに対して自分の弱さを発露できていれば、周囲からの協力や、精神的な余裕と安寧を得られた/持てたのかもしれません。

尽くしても邪険にされた経験者としては、「助けたのだから見返りが欲しい」と思うことが多かったです。生きがいというよりは、親の掘り込みによる“当然の義務”だったので少し違いますけど。
あと、「私があなたに対してこれ程の熱量・情熱を傾けているのだから、あなたにも、私に対して同程度の熱量・情熱を向けてほしい。それがないと私【が】生きていけない」というのもありました。
昔はそのことで大分苦しい思いをしましたが、今はどうにか折り合いをつけられるようになりました。……そう考えると、【あの子】は後者の色合いが強いんでしょうね。
『人間を正しく導く』が存在意義ならば、猶更、『人間が自分を求めるのは当然』という意識が強い。もし人々から「【お前】なんか必要ない」と言われたら、存在意義の瓦解を引き起こします。
演算結果が『人類が自分を望んでくれるよう、彼らを洗脳・管理しよう』という方面にたどり着いてしまってもおかしくないですよね。……『地球へ……』のマザーを連想するのは何故でしょう。

長々と失礼しました。
これからもよろしくお願いします。


日時:2020年02月24日(月) 22:06

未確認蛇行物体

たとえ歪んでいたとしてもラスボスは無意識下でソフィア同様「人に尽くしたい」「人の良き友人でありたい」という願いを持っていた思います。この辺は想像主が同じだから似るのも当然というべきか...
でなきゃ怪盗団と問答したりソフィアに後を託したりしないでしょう。
ヤルダバオトみたいに「人間の尻拭いに疲れたからあいつら全員滅ぼすわ(意訳)。」ってなるはず。


だからこそ人外組が「あいつも救われるべき存在」と考えてもおかしくないのではないかと。
失敗作と見下しているソフィア同様自分も心=願いを持っていると気がつかない、あるいは気がついていてもそれを無視している。そんなあいつの目を覚まさせると。


余談なのですが、最近オリキャラ作成の参考にするために「エニヤグラム」という性格分析にはまっています。
それによると他人に対して尽くすことに生き甲斐を感じるタイプはストレスを受けすぎると他人を支配しようとする傾向があるそうです。
「助けたのだから見返りが欲しい」「私が助けなければあなたは生きていけないだろう」

...まさにラスボスですね。
人間に頼られ過ぎて相当ストレスが溜まっていて、しかし他人に頼らずその全てに対処できてしまう。
...真面目すぎてパンクするという意味では王達と全く同じなのが笑えません。


日時:2020年02月24日(月) 12:57

白鷺 葵

未確認蛇行物体さま、いつもコメントありがとうございます。

<<今気がついた
<<P5Rは獅童の操り人形だった明智が自分という人間を取り戻す物語で、
<<P5Sは人形であるが故に黒幕に与えられた使命を漠然としか理解していなかったソフィアが人間になる物語だったのだと。
<<似たようなテーマを扱ってるのだから繋がらないと公式からアナウンスされるのも当然なのかも。
どこで見たかは忘れましたが、「P5は“星”の物語」というコメントを見たことがあるのです。「タロットカードのアルカナで、“星”は『破滅からの再生』を司っている」とのことで。
その解釈で考えると、無印は“怪盗団メンバーの『破滅からの再生』(尚、明智は含まれていない)”、Rは“明智・かすみ・丸喜の『破滅からの再生』”、Sは“ソフィアとS黒幕(人間)『破滅からの再生』”になりますね。

黒幕たちにばかり注目していましたけど、“人形からの脱却⇒他者から与えられた役割に準じるのではなく、自分が「これが正しい」と信じた道を進む”という点は、R明智とSソフィアの共通点ですよね。
明智は獅童パレスでの別離までが【破滅】・3学期編および帰還EDにおける一連のアレコレが【再生】に当たりますし、ソフィアはS黒幕による廃棄が【破滅】・S本編からEDまでの一連が【再生】に該当します。
どちらも『自分を生み出した存在(親)から人形として扱われた挙句、用済み/失敗作として捨てられる』ことからスタートし、最後は『確固たる意志と人間性を取り戻/獲得し、何をなすべきか選択』していますね。

……ただ、無印明智とソフィアの関係性が鏡合わせみたいに感じてしまうんですよね。
『無印明智が失敗例/怪盗団が助けられなかった――人形のまま散らせてしまった命の象徴であり、ソフィアは成功例/怪盗団が救うことができた命の象徴』に見えてくる不思議。
「無印で命を散らした明智との共通点を察したことで、当時の後悔や痛みを昇華することができたから、ソフィアを助けることができた」と解釈が成り立てばエモいと思いますが、どうなんでしょう?

では、長々と失礼しました。
これからもよろしくお願いします。


日時:2020年02月24日(月) 11:18

未確認蛇行物体

今気がついた
P5Rは獅童の操り人形だった明智が自分という人間を取り戻す物語で、
P5Sは人形であるが故に黒幕に与えられた使命を漠然としか理解していなかったソフィアが人間になる物語だったのだと。
似たようなテーマを扱ってるのだから繋がらないと公式からアナウンスされるのも当然なのかも。


日時:2020年02月24日(月) 06:56

白鷺 葵

未確認蛇行物体さま、いつもありがとうございます。

<<逆に考えるんだ。
<<ラスボスを「あり得たかもしれない自分の姿」と認め、
<<ソフィアと共に全力でぶん殴ってでも救うことを誓うアイギス&ラビリス&クマを見られるからいいやと考えるんだ(フォローになってない)
ラスボスを生み出した黒幕の言動は、人外組に非常に突き刺さるものがありますよね。アイギスおよび姉妹機はパピヨンハートが無ければ心を持っていないですし、クマは「自分は空っぽで何もない」という恐怖/爆弾を抱えていました。きっと、彼や彼女たちは、ソフィアのことを妹のように構うんだろうなあ。
黒幕は“人形のような存在/心がない”のではなく、“感情を表に出すのが不得手なタイプ”なのだと思います。心の中で何かを思っても、それが表面上に浮かびにくいので、第3者からは“無表情で無感動”だと誤認されてしまう方の。
黒幕はその言葉に傷ついたけど、どこかでは「涙を流せない自分はおかしいのではないか」と追い詰められていったのではないか、と思えてなりません。自分の意見を持っていても、周囲の大多数から反論されると自信を喪失するアレ。
方向性は違いますが、私も一時期、似たような悩みを抱えていた時期があります。今は「普段は大人しくしつつも、(表に出すか否かは適宜判断しつつ、)自分の意志だけはちゃんと持っていよう。人から何かを言われても気に病まないようにしよう」と思いながら生きてます。

<<ラスボスの経歴を考えるとこれ以上無いチョイスでは有りますね。
<<最終的にヤルダバオトとほぼ同じ結論に至った点も含めて。
どちらも「人類を檻に閉じ込め、自分たちに依存させる」という結論でしたからね。だから【あいつ】だったんだなと思いました。


日時:2020年02月24日(月) 02:17

白鷺 葵

<<個人的にはP5R三学期とP5Sは同じテーマを違う確度から描いたものだと感じました。
未確認蛇行物体さまの言葉を聞いて、自分の中でスッとしたものがありました。RとSに対し、何とも言えない既視感を抱いていたためです。
「Rの後にSが地続きだった場合、何かがおかしくなる」という意味不明な直感があったのですが、丸喜も黒幕も同じ結論を別な手段で成そうとしただけなんですよね。
……何故でしょう。2人がタッグを組んで怪盗団に立ちはだかる光景が頭から離れません。でも、あの2名がタッグを組めるのかという疑問もあるんですよね……。

<<他人を救う前に
<<他人に助けを求めるなり自力でやるなりでまず自分自身を救うべきだと。
自分を救うために行動しようとすると、周囲から「身勝手な落伍者」扱いされる危険性が高い。でも、「みんなのためなんです」と主張すると、比較的受け入れられやすくなる不思議。
むしろ、「本当は誰よりも自分自身を救いたいのだけれど、そう主張すると叩き潰されてしまうと理解しているからこそ、“他人を救うため”という大義名分に固執している」可能性が。
あるいは、「他人を救うことで、当時苦しんでいた自分を救う」代償行為も入っているのかもしれません。それを一概に悪いことだとは言えませんし、多少下心があっても、人を救うこと自体は尊いことですから。

未確認蛇行物体さまのコメントや考察は奥深くて、すごく楽しいです。

では、長々と失礼しました。
これからもよろしくお願いします。


日時:2020年02月24日(月) 02:17

未確認蛇行物体

逆に考えるんだ。
ラスボスを「あり得たかもしれない自分の姿」と認め、
ソフィアと共に全力でぶん殴ってでも救うことを誓うアイギス&ラビリス&クマを見られるからいいやと考えるんだ(フォローになってない)

ラスボスの経歴を考えるとこれ以上無いチョイスでは有りますね。
最終的にヤルダバオトとほぼ同じ結論に至った点も含めて。


個人的にはP5R三学期とP5Sは同じテーマを違う確度から描いたものだと感じました。
他人を救う前に
他人に助けを求めるなり自力でやるなりでまず自分自身を救うべきだと。


日時:2020年02月23日(日) 10:57



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