自分向け整理用設定集『魔王と覇王』

▼概略
　董卓の影響によって、涼州の食糧事情は緩和されているが異民族による収奪が多く、その度に涼州軍が派遣される為にひもじい想いをする者は少なくない。并州もまた董卓の影響によって食料事情が緩和されているが、こちらもまた他に回せる程の余裕がある訳ではない。賊は少ないが異民族の絶えない土地柄。そのおかげか現時点で、涼州と并州の軍は大陸屈指の精強さを誇っている。

▼メインキャラ
・董卓仲穎（月）　所属：董卓軍
　涼州隴西郡、豪農の生まれ。
　当時の涼州刺史である成就に取り立てられた後、馬騰と賈駆の協力を得て、涼州平定に多大な功績を上げる。後に并州刺史、河東太守と異民族討伐に貢献した結果、大陸屈指の英傑の一人となった。
　その後、朝廷より中将郎の地位を得る。

・賈駆文和（詠）　所属：董卓軍
　董卓個人に仕える名軍師。
　涼州平定後も数多の勧誘を断り、各地を転々とする董卓に仕え続ける。
　軍事、謀略、政治と全てを丸投げされている為、何時か過労死しそうだなって書き手は思ってる。

・董白（恋歌）　所属：董卓軍
　嘗て大陸全土を震撼させた覇王の宝剣、西楚覇王を持つ幼い見た目の少女。
　その正体は虞美人であり、今は董卓の養子になる。
　西楚覇王には覇王、項籍の魂が宿っており、一時的に呂布をも上回る武技を披露できる。

・西楚覇王（愛愁）　所属：董白の所有物（董卓軍）
　覇王項籍、其の人。愛戦士。今は宝剣である。
　天の御使いは、本来この人になるが既に死んでしまっていたので物に魂が封じ込められた経緯がある。
　西楚覇王の所有者である虞美人は、ただ単に巻き込まれただけだったりする。

▼サブキャラ
・馬騰寿成（翡）　所属：馬騰軍（涼州軍）
　隴西郡太守。のはずなのだが涼州刺史、成就の後任である耿鄙に異民族対策を押し付けられている人。
　実質、涼州運営の基本方針を作っているのはこの人で、今は軍事よりも政治が戦場に変わりつつある。
　賈駆が董卓について行ったことが涼州における最大の損失、と毎日のように嘆いている。

・牛輔（夜）　所属：董卓一門
　董卓の姪。涼州隴西郡にある董卓の荘園を引き継いだ人物、涼州軍の食事事情の半分以上を担っている。
　作中には一切、出てこないが馬騰の協力者として涼州軍を支え続ける田舎者。んだ、とか、だべ、とか言う。
　涼州は董卓一門には頭が上がらない模様。最近、物騒になってきたから護衛が欲しい。
　李傕とか郭汜とか、その辺りを。

・徐栄（暦）　所属：董卓軍
　董卓軍に所属する大柄な体格で無難に強い将、なんでも簡略化して物事を考える癖がある。
　馬一族や張遼、呂布が直属の配下ではない董卓にとって、直属の将である彼女の存在は貴重だったりする。
　董卓軍の将兵を訓練したり、賊退治向かうのは大体、この人の役割。

・魏続（？）　所属：董卓軍
　元は羌族、反漢勢力の代表。無弋爰剣の名を継ぐ者である
　褐色、三つ編み少女。今は大人しい。

・丁原建陽（？）　所属：并州軍
　并州刺史を務めているが近頃、病気で床に伏せることが多い。
　若い頃は猛将として名を轟かせており、異民族から并州を守り続けられたのは彼女のおかげである。病気を理由に隠居した際に、并州刺史を董卓に譲り、その後、董卓の名声が高くなり過ぎることを恐れた朝廷によって、再び并州刺史に封じられる。政務に弱く、また床に伏せることが多い為、并州の運営では董卓に頼ることも多かったりする。
　董卓が洛陽に向かった後は慣れない政務を張遼と呂布、陳宮の三人と共に励んでおり、着実に寿命を削っている。

・張遼文遠（霞）　所属：并州軍
　并州軍に所属する名将、大陸屈指の騎馬用兵術を持っている。
　并州軍の中核を担うことが多い彼女ではあるが、本来は騎馬の機動力を存分に活用した遊撃を得意としている。
　丁原がまだ元気だった頃、十倍近い兵力を持つ異民族の後方を翻弄し続けてきた。

・呂布奉先（恋）　所属：并州軍
　歴史を代表する猛将。その圧倒的な武力を以て、万以上の異民族を葬り去ってきた。
　戦術や戦略をきちんと学んだ訳ではないが、敵軍の急所を嗅ぎとる能力は群を抜いており、要所で確実に敵軍を突き崩す。
　多くの兵を率いさせるよりも少数の精鋭を率いさせる方が成果を上げる武将。

・陳宮公台（音々音）　所属：呂布隊（并州軍）
　呂布個人に仕える副官。并州の役職も持っているが、本人の意思としては呂布に仕えている。
　なので俸禄も呂布から支給される形を取っており、仕事も呂布に割り振られたものを陳宮が処理しているという形になっている。とはいえ、ほとんど形骸化しており、張遼辺りは直接、陳宮に仕事を持って行ったりする。
　この世界では曹操には仕えず、直接、呂布に仕える形を取っている。

日時：2020年03月08日(日) 23:44