魔法少女まどかナノカ新編 没設定等

新編の方はわりと最初から書きたいシーンなどが決まっていたので、合間合間の戦闘シーンが一番大変でした。
ただ、ラストで円環の理に囚われた魔法少女たちを解放していくのはゴンべえの予定でした。

知性さえ失いながら魔法少女のためにどろどろ溶けていくゴンべえを見た女神まどかが、『愛する者が不特定多数のために辛い目に合う』というほむらがまどかに対して懐いていた気持ちを理解するエンディングだったのです。
書いている内に、もっと政夫を苦しめた方がいいと考え、あのエンドになりました。

他にもまどかが途中で諦めてしまったために、ゴンべえが全員に引導を渡し、結界を破壊後に女神まどかを倒して吸収する分岐バッドエンドも書こうかと思ったのですが、流石に悲惨すぎるために書くのを止めました。
ちなみにサブタイトルはゲームのサイレンをパロって『魔法ジェノサイダー』にするつもりでした。

他にも冗長過ぎると思って、ゴンべえ視点での回想シーンを泣く泣くカットしました。
予定ではゴンべえがどういう心情で鹿目家に居候していたかや助け出された一般人たちがどういう風に結界内で過ごしていたかなども書く予定でした。

あとはダサ過ぎるので本編では出しませんでしたがゴンべえの技名も考えてはいました。

ハンカチで相手を包んで消去する技が『バニシング・スタチューオブリバティ』。
ハンカチやシルクハットを使って魔女の結界内の空間跳躍する技が『カップ・アンド・ボール』。
大量の杖を広げたハンカチからばら撒く技が『ダンシングケーン』。
魔法を使用不能にする技が『ノー・マジック・トゥ・ザ・トリック』。

最後のは「タネも仕掛けもございません」の英訳を弄ったもの、それ以外は実際にある手品の名前から取ったものです。

さらに余談ですが、ゴンべえというか政夫の否定の魔法は仮面ライダー555のブラスターフォームを意識してました。
新編では大分加減をして使用していましたが、本来であればその性質上、否定の魔法は常時展開されているものなので、魔女や使い魔の近くに寄っただけで相手を消滅させます。
アルティメットまどか風に表すなら、ブラスター政夫がゴンべえの正式名称なのかもしれません。

他にもいろいろありますが、大体書きたかったのはこんな感じです。


日時:2020年03月16日(月) 04:53

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