登場人物紹介(レギュラー編)

①孫悟空
 お馴染み我らが孫悟空。実のところは地球人ではなく、惑星ベジータ出身のサイヤ人であり、故郷消滅直前に宇宙船で飛ばされて図らずも脱出した……という過去があるが、それを知るのはまだまだ先のこと。
 元来の野生児の勘と打たれ強さに加え、「武術の神」と呼ばれる亀仙人や、カリン仙人との修業を経て、人間のレベルを遥かに凌駕する身体・戦闘能力を得た。
 「世界最悪の軍隊」と呼ばれるレッドリボン軍を壊滅させ、とある願いのためにドラゴンボールを集めた後は、三年後に控えた「第22回天下一武道会」に備え、世界を巡る修行の旅に出る。
 その折に、12の宇宙を統べる「全王様」の気まぐれによって、四方世界へ転移させられてしまった。
 異世界に来ても、底抜けの明るさと迷いのなさは相変わらず。「まぁ、いっか」の精神で四方世界ライフに即座に順応してしまう。
 亀仙人の元での修行の影響で、野良仕事やドブさらいといった依頼を積極的に請け続けた結果、「オールラウンダー」と依頼者・冒険者間から呼ばれるようになる。
 ある日、ゴブリン退治の依頼を請けて、その中で救出した貴族令嬢たちと一党を組み、元の世界へ戻るための手段である、「《転移》の巻物」を得るべく、冒険の日々を送っている。





②貴族令嬢
 悟空が属する一党の頭目。さる貴族出身で、遍歴の自由騎士となった身。あわやゴブリンたちに凌辱の末に殺されそうになるかというところを、たまたま依頼でやって来た悟空に救出された。
 その後は紆余曲折あり、「悟空を元の世界に戻す」ことと、「その中で、彼の強さへ一歩でも近づく」ために、悟空と冒険を共にする。
 頭目として、充分な計画立案と指揮の能力があるが、僅かにゴブリンへのトラウマが生じていることと、戦略が悟空頼みとなっていることを自覚しており、少々不安を感じている。
 原作『ゴブリンスレイヤー』においては、一党の仲間が射的の的にされたり、生きながらに焼かれて殺されたり、死んだ仲間の臓器を口に詰め込まれたりした後、凌辱され、人の形もしないほどに体をズタズタにされて、川に流される……というあまりに悲惨な最期を遂げた。





③圃人野伏
 一党の斥候役を務める圃人。悟空より頭一つ分高い背丈。弓矢による射撃と、短剣術を得意としている。
 明るく溌溂とした性格で、人の色恋沙汰に興味津々な少女だが、貴族令嬢同様にゴブリンに対するトラウマがある。
 原作『ゴブリンスレイヤー』においては、ゴブリン巣食う山砦の警報トラップを見過ごしてしまい、図らずも一党壊滅のきっかけを作ってしまう。もっとも、その時は彼女も無数の罠を解除して心身ともにくたびれていたのだが。
 一党で最初の被害者。弓矢の的にされて殺された。




④只人僧侶
 只人……つまりは人間の僧侶。『女神官』とはまた別の神殿で育った。回復や防御、光の奇跡を嘆願でき、それをトリッキーに使用することに、あまり抵抗を覚えていない。
 体力こそ他の一党に劣るが、神々へ精神を繋げる関係か、気力は一党で随一のものがあり、水の街におけるゴーレムとの戦いでは、大ダメージを受けながらも、何度も立ち上がり、悟空と貴族令嬢をサポートした。
 原作『ゴブリンスレイヤー』においては、一党の中で唯一殺害描写が具体的に記されていない。だが、推察するに、体を引き裂かれたのち、舌を噛み切って自害を図った貴族令嬢の口へ、その臓物を詰め込まれたのは、この僧侶ではないかと思う。
 漫画版のビジュアルを見るに、ドラクエの僧侶をまた少し幼くした感じ。




⑤森人魔術師
 森人……エルフの魔術師。使用できる術は、四から五。ゴブスレワールドでは多い方。
 妖精弓手とは違い、落ち着き払ったクールビューティで、事実上一党の副リーダー。
 炎や雷、催眠や矢盾といった術を使いこなす。
 原作『ゴブリンスレイヤー』においては、生きながら磔にされ、焼殺される。これが、貴族令嬢の心を折る決定打になってしまった。


日時:2020年04月08日(水) 23:47

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返信コメント

M Y

今晩は、登場人物の紹介をして下さり有難う御座います。

他のキャラの紹介も楽しみにしています。


日時:2020年04月22日(水) 20:12



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