ハメ作家プロット交換交流会ってのがあってぇ…

というわけでするめ氏主催の交換会のやつ投稿いたしました!
僕が書いたのはエルナ氏のプロットです。書いたことのない作風でスゲーきつかったゾ…。

以下エルナ氏から送られてきたプロットです(原文ママ)とにかくデカいプロットをまんじりともせず受け入れろ!









魔王を倒した転移勇者は元の世界に戻れなかったので世界を滅ぼして復讐します

主人公……氷見谷(ひみや)達之(たつゆき)
イケメン頭脳明晰運動神経抜群の超人。
何をやっても人並み以上にできる天才。
しかし、決して驕らず、自負と自信を胸に何事にも全力で取り組む。
決して聖人ではないが人並みの良心は持っている。
仲の良い両親と弟を持ち、幼馴染の美少女彼女を持ち、沢山の友人を持つ正しくリア充だった。
しかし、ある日突然異世界に勇者として召喚される。
幸せな日常から突如誘拐されたことに憤るが、魔王を倒せば帰れるという言葉に「帰れるなら魔王倒してやるかぁ」と魔王討伐に同意する。
そうして始まった訓練で過去に類を見ない絶大な魔力と身体能力を見せ、僅か1ヶ月で魔法と剣術と聖剣の扱いをマスターした。
歴代最強の勇者と謳われ、前の勇者の仲間達と魔王討伐の旅へ出発した。
1度は全滅したが再び魔王に作られた四天王を2人倒すところまで仲間達と連携を取っていたが「あ、これ俺一人で十分だわ」と理解し、止める仲間達の声を聞き流し、仲間達を置いて一人でそれまで以上の速度で進軍。
残りの四天王を一蹴し、魔王とは死闘を繰り広げ勝利したのは魔王討伐の旅に出てから半年、一人で進軍してから僅か1ヶ月の出来事だった。
意気揚々と凱旋した主人公は若干引かれつつ、帰還の魔法を使ってもらった。
しかし、元の世界に帰ることは出来なかった。
実は、主人公を召喚した魔法と帰す魔法は魔王が強すぎて倒せないとなった時にこの世界の住人がはるか昔に失伝していた魔法を見つけ出したものであり、どちらも未完成品であった。
その事が判明したのは主人公が凱旋した1週間後だった。
当然、烈火の如く激怒したが必死の説得と怒ってもどうしようもないということで帰還の魔法の研究を始めた。
だが、帰還の魔法は不可能だった。
そも世界とは無限に近いほどの数が存在する。
その中から、元々主人公がいた世界を見つけ出すのは不可能に近い。
また、呼ぶのと送り出すのでは労力がまるで違う。
主人公の絶大な魔力と同等の魔力が必要であり、送り出される側である主人公は儀式に参加出来ない。
そして、それほどの魔力を蓄える方法は存在しない。
さらに、本来世界の壁は厚く、特に異物の侵入を強く拒む。
何故か、この世界の壁は薄く、主人公は侵入出来たが、仮に主人公の元いた世界を特定し、主人公を無事に送り出せたとしても世界の壁に阻まれて世界の狭間を漂うことになる可能性が非常に高い。
以上の理由から主人公が元の世界へ帰るのは不可能であると結論づけられた時には既に2年の月日が流れていた。
世界の外を観測するのは主人公の魔力を持ってしても容易では無かったためだ。
もう二度と愛する人達に会うことはできないのだと理解した主人公の中でなにかが壊れた。
心に満ちる深い絶望、深い悲しみ、そして——深い憎悪。
自分達の都合で己を呼びつけたこの世界の人々に復讐を決めた。
まずはと、自分を召喚した国の王を殺そうと、玉座へ向かった。
主人公は止めようとする騎士達が使用する勇者へ対抗するための魔法やアイテムの干渉の一切を跳ね除け、王を殺害した。
ちょうど、王の心臓へ聖剣を突き刺し、王が息絶えた瞬間に仲間達が到着。
対話の末、交戦。軽く一蹴し、皆殺しにする。
その後、王都を蹂躙。その後は世界を回り、世界を破壊し尽くした。
最期は、人だけでなく、殆どの大型の動植物が死滅した世界で、愛する人達を思い浮かべ立ち尽くした。

なろう……リラン
聖人君子
めちゃくちゃ優しく、めちゃくちゃ心の広い奴
それなりに整った容姿をしているが主人公には及ばない
聖女の幼馴染で幼い頃に結婚の約束をしていた
聖女となった幼馴染と共に勇者パーティに入った
傲慢な勇者に雑用係を押し付けられるが、笑顔で真面目に取り組んだ
雑用を行っている間に、勇者に性奴隷のように扱われ、心に傷を負っていた賢者と剣聖の心の傷を癒す
戦いの時に勇者が自分勝手に動くのを窘めたりしていた
ある時、勇者に頭を殴って気絶させられ、縛られ、目の前で聖女が犯されそうになった
その時、『対象の力を10倍にする』能力が覚醒
聖女の力を10倍にし、騒ぎを聞き付けた賢者と剣聖と共に勇者を捕縛
能力で10倍にされた聖女達の力は勇者に匹敵する力であり、もはや勇者は要らないと勇者のこれまでの悪事が聖女達によって暴露された
投獄された勇者の助命を願ったがやったことが多すぎて受け入れられなかった
どのように処刑されたかは知らない、教えて貰えなかった
聖女、賢者、剣聖の3人から好意を告げられ、しかし1人を選ぶことが出来ず3人を娶ることに決めた。死ね
聖女達と共に順調に四天王を撃破し、魔王の下にたどり着いたが、魔王の圧倒的な力を前に敗走した
それを理由に対策を国を上げて探す、なろうも鍛錬と共に探す
そして、はるか昔に失伝していた勇者召喚の儀式を発見する
ほぼ誘拐に等しいそれに大反対する
しかし、世界の危機であることと、帰還の儀式もあることからなろうに内緒で国王達は儀式を敢行した
突如召喚された主人公に同情的だった
主人公と積極的に関わり、仲良くなった
旅の中、ギスギスしていた聖女達と主人公との仲を取り持ったりした
四天王2人までは協力していたが、「一人で十分だわ」と言い残して一人で進軍していった主人公を心配して、聖女達を説得し、追いかけた
しかし、宣言通り一人で魔王を倒した主人公に驚き、そして純粋に尊敬した
主人公と別れを惜しんで、いたところに帰せないと分かり、主人公と共に国王達へ怒りを向けた
その後、主人公を励まし、主人公と共に元の世界に帰る方法を模索する
最期は、主人公に斬り殺される

聖女……アリシャ
なろうの幼馴染
少し気の強い美少女
なろうにベタ惚れ
賢者と剣聖とは意外と仲が良い
自分と自分の身近な人が第一
ある時突然、左手に聖女の紋様が浮かび、勇者パーティに入って魔王を討伐することになった
数ヶ月の修行の後、なろうと共に勇者パーティへ
勇者にしつこく迫られ、鬱陶しいと思っていた
また、賢者と剣聖と仲良くなっているなろうを見てモヤモヤしていた
ある時、勇者に捕まり、犯されそうになった所をなろうの能力で助かる、惚れ直した
その後、同じ被害者の賢者と剣聖と仲良くなる
投獄された後、拷問されて殺された勇者の様を見てざまぁみろと嗤った
魔王に敗北した後、このままではなろうも自分達も死んでしまうと思った聖女はなろうを騙して召喚の儀式を行うのに協力した
多少の申し訳なさはあったが、「こっちは世界の危機だし、終わったら帰れるんだしいいでしょ」といった感じだった
召喚時、ろくに説明も聞かずに、帰せと怒る主人公を見て苛立っていた
また、同じ勇者ということで前勇者と同じだろと冷たい対応をしていた
しかし、なろうの仲裁と主人公の言動で前の勇者とは違うのかもしれないと思う
だが、一人で魔王を倒しに行った主人公に「そういう傲慢なところは一緒だ」と怒った
が、ガチで一人で倒して帰ってきた主人公にドン引きした
帰れないと知った時に怒った主人公を見て、「別にこの世界で永住すればいいじゃない」と主人公の気持ちを深く考えずに思っていた
玉座の間での対話にて1番主人公に強く突っかかっていたが、話をするうちに、主人公の現状がどういう事なのか正しく理解し、罪悪感で言葉を失った
最期は、主人公に斬り殺された

賢者……
小柄で気弱な天才魔術師
幼い頃から羨望と嫉妬の眼差しを受けて育ったぼっち
その魔術の才を買われて勇者パーティに入る
勇者に迫られ、強く拒絶できず、レイプ同然に犯される
少女らしく恋の夢を見ていた賢者は泣く
その後何度も犯される
しばらくして、聖女となろうが勇者パーティに加入
なろうと話し、勇気づけられ、元気づけられる。惚れる
聖女レイプ未遂の時に初めて勇者を強く拒絶する
勇者が拷問されて殺されたことは知っているが、怖くて見に行けなかった
勇者召喚の儀式はなろうが反対してるし、誘拐だしで反対派だったが、「世界の危機だし、帰れるし」の免罪符と説得で儀式を手伝う
だが、召喚時の主人公の怒りの声に激しく後悔した
その後は、罪悪感で主人公とあまり話さなかった
最期は主人公に斬り殺された
その際ポツリと、ごめんなさいと謝罪する

剣聖……
王国の王女様
The女騎士
元勇者の婚約者だった
勇者に1番初めに犯された人
国のために身を捧げれる人
女の癖に剣握ってと子供の頃からバカにされていた
勇者に婚約者というより性奴隷のような扱いを受けていた
心を殺して国のために頑張っていた
なろうに励まされ、惚れる。チョロい
聖女レイプ未遂の件で勇者の必要がなくなり、国に害しかないということで国王へ報告
勇者は処刑される
魔王に敗北した後、勇者召喚の儀式は積極的に行う
罪悪感はあったが国のために感情を殺す
召喚された主人公にあっという間に剣術で越されて嫉妬する
やはり、あまり関係は良くなかった
最期は主人公に斬り殺された

元勇者……
イケメン、性欲の権化、女の敵、レイプ魔
クソ野郎
生まれた時から右手に勇者の紋様があった
それにより周りから持て囃され、王様のように育った
それにより傲慢に、自分勝手に成長した
女を自分の欲を満たす道具としか思っていない
勇者なので強かったが、主人公の足元にも及ばない
仲間たちだけでなく行く先々で勇者の権威を使って女性をレイプしていた
唯一の男のなろうを毛嫌いしていて雑用を押し付けていた
一向に自分に靡かない聖女に苛立ち強硬手段に出たが、なろうが覚醒し返り討ち
最期は拷問されて死んだ

魔王……
歴代最強の魔王
実は主人公が帰れないことを知っており、主人公に同情していた
最期に意味深なことを呟いて、主人公は首を傾げた
2年後その意味を知る
実は、魔王とは神が人間が増えすぎないようにするために人間の数を減らす役割を与えられた存在
そして、一定数減らした後、勇者に敗北するという展開
しかし、人間達が世界の要である世界樹を切り倒したことで、神々が怒り、この世界はダメだと人間達を滅ぼしえる力を持った最強の魔王を作り出した
一応、頑張れば何とかできるように対抗手段として特殊な能力を持った人間……なろうを勇者とは別に用意する
しかし、勇者の人柄がダメダメで勇者を処刑するという暴挙にこりゃダメだなと神々が思ってたらはるか昔に全て消したはずの勇者召喚の儀式の書物が残っており、それを実行される
神々、唖然
神々、上司からの叱責に怯える
主人公は完全に神々のミスに巻き込まれた感じなのでこの後の会議でアフターケアが行われるかもしれない

☆本編
主人公が国王の胸に聖剣を突き刺し殺したところから始まる
聖剣を抜いたところでなろう率いる元勇者パーティが玉座の間に入ってくる
その後、各々が説得や糾弾の言葉をかける
主人公は声を荒らげたりするのではなく、感情が抜け落ちたような無表情で静かに燃え盛る憎悪を表現して欲しい
また、主人公には「どうせ、俺を召喚しなければ滅びるはずだった世界だ。俺が滅ぼしても予定通りだろう?」「元より、世界なんぞいつか滅びるんだ。今滅びてなんの不都合がある」というセリフを言わせて欲しい
後、前の勇者を殺さなければ良かったのにと言わせて、元勇者パーティの「アイツを生かしたままだと、私達が襲われていた」という反論に「それで世界が救えるなら安いものだろ?」と返して、「自分達は生贄になりたくないクセに俺には生贄になれと?」と言わせて欲しい
あとの掛け合いは上のキャラ設定からお好きに
対話後の戦闘シーンは無くていいあってもいいけど
力関係を数字で表すと
主人公……6万
なろう……200
聖女達……500前後
元勇者……5000
四天王……4000前後
魔王……5万
です
絶対に元勇者パーティに勝ち目は無いです

本編は対話シーン(その後の戦闘も書くなら書くでどうぞ)だけでラストに主人公の最期を一文二文書く感じで


日時:2020年09月21日(月) 17:59

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エルナ

関係ない設定多くてサーセンした……


日時:2020年09月22日(火) 11:22

Kica

なるほど、こういう企画でしたか。
唐突な短編だったので何かと思ってました。
…面白かったです!


日時:2020年09月21日(月) 19:18



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