「ナイチンゲールは支えたい」＃16　後書き(※ネタバレ注意)　

あのー………やっぱり、一回どん底に叩き落としてこそ面白くなるというか。



正直な話をすると、全てまるっとスリっと「タグ通り」なんですよね。「(頻度的に)ちょっとシリアス」「(スチュワードくんの過去は)独自設定」など。


ついでに言うとここまでで伏線とフラグをばら撒いておきました。シエスタのお土産屋の話と、ドクターの自分に対する強烈な使命感と、後31＃で明かした名前をずっと明かさなかったのも全部このときのため。


とはいえシリアスはここを越えればもうないので大丈夫です。ここからが本番。





というわけで、＃16は「ドクター死にかける」の巻。実は瀕死の重傷と言っておきながら、リズが無意識下で発動した聖域のおかげで致命傷”は”免れています。やっぱりドクターを危機に陥らせないと(数々のドクター側に問題のあるタイプのSSを見た人の末路)。

とはいえまあ、予兆はなかったわけではないですし。許してちょ。



ちなみに31＃のタイトル「mungis mulaM」は逆読みで「Malum signum」となりラテン語で「凶兆」を、＃16の「Fatum Irrisorie」はラテン語で「皮肉な運命」を意味しています。逆読みと順読みの違いは夢か現実かです。一体何がどういう意味でそうなったかは是非想像してみてください。

日時：2020年09月24日(木) 23:55