なんとなく三次小説です。
この設定、覚えてる人いるかな~?
炎に包まれた死の街と化した都市の中、少女……藤丸立香は自身と契約したデミ・サーヴァント、立香を先輩と呼び慕ってくれるマシュ・キリエライトと共にサーヴァントの召喚を行おうとしていた。
「いいですか? 先輩、まずはサーヴァント召喚の為に展開したこのサークルに、カルデア入所時に渡された召喚符を置いて下さい」
「こ、こうかな?」
「はい、そして召喚の為の呪文を唱えるのですが、呪文は教えてもらってますよね?」
「うん、一応さっきロマニにも教えて貰った」
「では……始めましょう」
魔力の使い方は既に教わっている。元々一般家庭の生まれで、魔術師でもない立香だったが、カルデアに入所が決まった時に眠っていた魔術回路を開かされたので、魔力というものを知覚することは可能だった。
自身の内にある魔力を回路を通して召喚サークルに流すと、サークルの上に置かれた召喚符が溶けるように消えて、サークルが光り出す。
召喚サークルの準備は整った。後はサーヴァントを召喚する為の呪文を唱えて、この先を共に戦うサーヴァントを呼び出すだけ。
「――――告げる。
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に
聖杯の寄るべに従い、この意、この理に、従うならば応えよ。
誓いを此処に。
我は常世全ての善と成る者、
我は常世全ての悪を敷く者。
汝三大の言霊を纏う七天、
抑止の環より来たれ、天秤の守り手よ―――!」
呪文が唱えられると同時に膨大な魔力がサークルから溢れ出し、眩い光が立香とマシュを包み込んだ。
そのあまりの眩さに思わず目を閉じた二人だったが、暫くして目の前に気配を感じ、ゆっくりと閉じていた目を開ける。
「……わぁ……!」
「これが、英霊……!」
二人の前に立っていたのはシスター服を着た女性だった。
か細い金子の如き奇麗な金髪をストレートに伸ばした欧州系の女性、身長は160㎝程だろうか、程ほどに大きな胸と括れた腰が魅惑的なその女性は、碧眼の瞳を真っ直ぐ立香に向けている。
「サーヴァント・ルーラー、アーシア・アルジェント。召喚に応じ参上しました……聖女と呼ばれていただけの小娘に過ぎない私ですが、お力になれるのでしたら何なりと」
立香が召喚したのは、とある世界で聖女と呼ばれ、晩年は聖女皇とまで呼ばれるようになった癒しと龍を統べるルーラーのサーヴァントだった。
彼女を召喚したことで後に修羅場を経験することになる立香だが、今はまだ、目の前の召喚した聖女の美貌に、ただ見惚れるばかりであった。
簡単にですが、こんなとこです。
続き、ほしい人います?
日時:2020年10月05日(月) 22:25
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返信コメント
バイローフー
続き読みたいです
本編も更新待ってます。
頑張って下さい!
日時:2020年10月29日(木) 22:42
獣人
続き読みたいです、希望します。
日時:2020年10月06日(火) 12:45
夢と希望
現在中途半端な物が多数あるので、先にそれらを書き終えた方が良いのでわ?
日時:2020年10月06日(火) 05:12
タクタク
凄く読みたいです!
堕ちた聖女の剣の更新も待ってます‼︎
日時:2020年10月06日(火) 02:26
雨月天宮
欲しい!
本編の続きも待ってます
日時:2020年10月06日(火) 01:08