アーチャー:毛利元就(オリ鯖)

真名:毛利元就
性別:男性
身長:174cm
体重:72kg
出典:史実
地域:日本
属性:秩序・中庸

クラス「弓兵」のサーヴァント。
安芸の国人領主である毛利家の次男として生を受けるが、幼い頃に両親が亡くなり、家臣に横領され城まで奪われて貧困に陥るという人生初っ端苦労人スタートを切る。この頃は「乞食若殿」と呼ばれていた。
父の継室に引き取られて成人したが、家督を継いだ兄も後見人となった甥も亡くなったことにより毛利家の当主となった。が、この頃から上司であった尼子氏への不満が募り始め、大内氏への傘下に入る。転職である。
大内氏の配下となった元就は着々と領土を広げ、その後は独立を目指して次男の元春を妻の実家の吉川家に、三男の隆景を後継ぎのいなかった小早川家へそれぞれ養子に出して戦力を固める。俗にいう「毛利両川」である。
主君である大内氏が配下の陶晴賢の謀反によって討たれると大内氏から独立。厳島の戦いで陶を破り大内氏を滅亡させ、元上司であった尼子氏をも破って領土を拡大させた元就は、一代にして中国地方の統一を果たしてのし上がった。
中小企業町工場が大企業とのトップシェア争いに勝ったようなもの。誰が言ったか池井戸作品的戦国武将。
様々な智略を用いて下克上を成し遂げた元就であるが、彼がモットーとしたのは「一族団結」である。次々と身内を亡くした元就は、息子たちには協力し合って家を守れと説いていた。有名な「三本の矢の教え」だ。
が、これは元就の書状を元にした創作話。しかし、元就が子供たちへ多くの書状を残し、兄弟内での争いを諫めた記録を見るに、非常に家族思いであった人物であることは確かである。
父の教えを受けた息子たちは、宗家を両川がサポートする体制を敷いて戦国の世が終焉を迎えてからも毛利家を存続させていった。
戦国系ゲームでは必ずと言っていいほど中国地方のボスとして立ち塞がる智略系武将。やっぱりというか、ほぼほぼ「弓兵」として召喚される。
一応「騎兵」と「剣士」の適正があるけど、もう三本の矢が独り歩きしているよね。

家電量販店で値切るのが上手なタイプのパパ。職場では有能だが、休日になると自分の担当家事を終えてから天気の良い縁側でゴロ寝して餅食ってる。当然と言わんばかりに妻には頭が上がらない。
事あるごとに「お方がいてくれたら」と愚痴って妻を頼りにするが、本人が無能な訳ではない。むしろ、家を守るという一点に関しては「謀神」と呼ばれんばかりの非道さを孕んでいる。
つまるところ、身内が元気ならそれ以外はどうでも良いタイプ。家族が助かりゃその他は滅亡しても致し方なし。ただし、身内認定は結構シビア。
本人曰く、教科書に載っているのは自分だけど、息子たちのキャラの方が濃口だった。マジあいつら、(娘を含めて)お方の言うことしか聞かんし。
と言いつつも、舐められてはいない。職場は職場、家庭は家庭ときっちり分ける家族経営企業の社長。隠居せずに、いつまでも元気でいてください……いや、隠居させろよ!

『毛利三矢は折れず、降れや陽射の如く』
「三本の矢」の逸話は後世の創作だが、使えるんだったらありがたく使わせてもらう。
三本の矢、3人の息子。すなわち、毛利隆元、吉川元春、小早川隆景。毛利軍だけではなく、吉川・小早川の毛利両川軍を含めた全勢力による矢の集中豪雨。
戦場で最も怖ろしい武器は弓矢だと教えてやれ。


個人的に好きな歴史上の人物鯖化その②~大河や『山霧』が好きすぎる。
長男・財政チート、次男・武力チート、三男・智略チート……矢がそれぞれチートだわ。そりゃ三本チートなら折れないわ。チートがゲシュタルト崩壊するわ。
カルデア愛妻家倶楽部へとご案内します。
気付いたら戦争開幕できそうな数のオリ鯖が……今更だけど、私キャラメイクが好きみたいです。


日時:2021年02月23日(火) 23:02

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四男も忘れないであげて・・・。


日時:2021年03月02日(火) 00:23



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