アサシン:レッドキャップ(オリ鯖)

真名:レッドキャップ
性別:不明
身長:120cm
体重:20kg
出典:イングランドの民間伝承、『赤ずきん』
地域:イングランド、アイルランド、フランス一部、ドイツ一部
属性:混沌・悪

クラス「暗殺者」のサーヴァント。
イギリスの民間伝承に登場する妖精の一種「レッドキャップ」の概念が固着したもの。「レッドキャップ」とは、イングランドとアイルランドの国境付近に出没する赤い帽子を被った殺戮妖精である。別名は「赤帽子」「レッドコーム」
廃墟になった城や塔、流血沙汰になった事件現場、墓場などの事故物件に棲み、そこへ人間がやって来ると強烈な殺意をもって斧で襲い掛かって来る。レッドキャップの帽子の色が赤いのは、犠牲者の血で赤く染まっているから。一説によれば、帽子が血で濡れていないとレッドキャップは死んでしまうとも言われている。
レッドキャップにとって、殺戮は生命活動にしかならない。文字通り、息を吸うように殺戮に手を染める。
時には、殺戮の犯人はレッドキャップではない者もいただろう。だが、不気味な暗闇で起きた流血沙汰は人間が手を染めるにはあまりにも残酷な事件であったため、人々は犯人を人ならざるモノであると呟いた。
「レッドキャップ」とは、人気のない場所で人間を襲う殺戮の概念である。例えその正体が妖精でも人間でも関係ない。殺戮者は誰でも赤い帽子を被った「レッドキャップ」になるだ。
赤い帽子と鉄製の長靴、巨大な斧を手にした醜悪な老人の姿をした妖精と伝わっている。しかし、この少女は赤いケープとフードを被った幼い少女の姿で顕現している。
一見すれば、童話『赤ずきん』に登場する赤ずきんちゃんであるが、その手には身の丈倍以上の巨大な斧が握られている。

その正体は、レッドキャップが『赤ずきん』の伝承と概念を取り込んだことにより幻霊から反英霊に昇華されてモノ。赤ずきんちゃんの死骸にレッドキャップが詰め込まれたものと言っても良い。
『赤ずきん』の伝承の発生起源は定かではない。現在、世界的に知られている内容は、ペローとグリム兄弟がそれぞれ編纂したものである。当初は猟師に助けられて教訓を残すハッピーエンドではなく、より凄惨な悲惨な、救いようのないバッドエンドであった。
女の子でも男の子でも、森に迷い込んだ子供が言いつけを破って獣の餌となる。人間外の領域へ足を踏み入れる禁忌は、世界各地に分散し語り継がれている。その中には、獣でも人でもないモノの犠牲になった者もいただろう。
『赤ずきん』の伝承は、危険な存在――獣、災害、暗闇、悪い大人、人ならざるモノから子供を守るための戒めであった。
レッドキャップは「赤い被り物」という共通点と『赤ずきん』の起源が曖昧なのを逆手に取り、森の中の危険な存在と自身を同一視したことによって『赤ずきん』の伝承を取り込んだ。更には童話の知名度と、言いつけを破ったら大変なことになるという「教訓」によって反英霊として座に至ったのである。
そのため、見た目は赤ずきんちゃんであるが中身は狼寄り。子供故の残酷な発言をしながら子供ではない残酷な犯行に手を染める。干し肉と赤ワインはいかが?
このサーヴァントを召喚したのなら、赤い頭巾は常に血で濡らしておかなければならない。勿論、獲物がいなくなったらマスターの血でも良いと無邪気に斧を振り上げる。


すてきなすてきな赤い帽子(アンシーリーコート・ブラッティ・レッド)
あどけない赤ずきんちゃんの姿で標的を油断させて近付き、巨大な斧で血祭に上げる。無防備で純粋な子供に対して警戒は抱かない……というか、抱けない。強制的に油断させてからの殺戮パーティー。
きっと恐怖による精神汚染のデバフも付く。



思いっ切りやってみた。一次創作のオリキャラの概念も練り込んでみたので、もう完全に元ネタから乖離しとります。
カルデア子供組に加入して良いのかいかんのかよく分かりませんが、加入したらナーサリーともジャックとも気が合いそうなので、多分加入できる。
遂にひと戦争できるほどまでオリ鯖ができました!(戦争を起こす気はない)


日時:2021年03月06日(土) 23:31

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