オリキャラ星辰光 第八弾  プリス・イドアルをお送りします

 ……かなり初期からヒロイとリセスの星辰光の能力と名称はできているが、いい詠唱が思い浮かばない。

 もともとロンギヌス・イレギュラーズはアシュレイ・ホライゾンのキャラ紹介PVからインスピレーションを得て結晶化したキャラクターなのですが、だからこそなのだろうか……?



 まあそれはともかく、とりあえずプリスの星辰光ができたので、ここに投稿いたします。




嘆きの歌が響くは(ヘルヘイム)()地獄守る英雄の館(ヴィーンゴールヴ)
基準値:D
発動値:C
収束性:E
拡散性:E
操縦性:D
付属性:E
維持性:AA
干渉性:E

 末永く、己は後悔を背負い続ける。そしてそれを胸に秘めたまま、神話の戦士ととして戦い続ける。その事実は決して誇りにできるわけではないが、それでも後ろを振り返りながら前に少しずつ進んでいこう。

 その決意を胸に、偉大なる魔王に迎えられし戦士がここに、己の星を開帳する。

 プリス・イドアルの星辰光。自己体質逆行能力。

 己に肉体の状態を、指定した時間帯の状態に変質させる星辰光。一種の形状記憶合金化ともいえ、分子単位原子単位で肉体を元に戻す星辰光。

 ただし星辰光そのものの性能は総じて低い。干渉性・拡散性・付属性がもれなく低いので味方に使うことは不可能。発動値も収束性も低いので、強大な攻撃を防ぎきることはできず激痛と共に一旦は砕け散る。操縦性も低いため繊細な条件付けができず、発動タイミングを間違えれば基準値の状態で戦闘をし続けることになり、場合によっては負傷した状態で戦い続けなければならない。

 だがしかし、一点特化で極まった維持性とその本質が持つ凶悪さは確かに強大。能力を発動中に限っていえば、その不死性はかの神祖にも匹敵し、くわえてプリス・イドアルは戦士といての才覚を確かに持ち、神器という異能を禁手という極限にまで至らせたもの。悪魔になっているという補正を加えれば、その強さに不死性が加わるというのは悪夢以外に何者でもない。

 神ではなく魔に見初められ、冥界の英霊とかしたかつての歌姫、プリス・イドアルの星辰光である。

☆詠唱

 創生せよ、天に描いた星辰を―――我らは煌めく流れ星。

 ああ、狂気のままに地獄に落ちた、哀れで愚かな歌姫よ。人と悪魔の必要悪。その生贄となったうえ、戦の才を持つが故、剣闘士へとなり下がるとは、末路は永遠(とわ)に続くのだろう。

 だがしかし、それも己の醜悪の咎。それを詫び、共と語り、確かな別離を得られた上に、偉大なる王の配下に参列せしは確かに栄光。それは嘆きで終わりはせず、確かな感謝と喜びなのだ。
 不死の軍勢となったがゆえに、後悔は僅かでされど確かに拭える。取り返せぬ嘆きを取り返す、その軌跡は永久(とこしえ)の奉公に値する、確かに対価と認めよう。

 故に今こそ軍歌を謳え、我が身はすでに不滅の英霊、約束された終焉すら超え、決意の唄を紡ぐのみ。

 さあ、我こそはエインヘリヤル。地獄の蓋が開かれし時、汝に黄昏を齎そう。

 超新星(メタルノヴァ)――嘆きの歌が響くは(ヘルヘイム)()地獄守る英雄の館(ヴィーンゴールヴ)


 イレギュラーズは方向性として北欧神話主体になっておりますが、プリスもその例にもれず北欧神話から取れました。

 ある意味プリスは、素質を見初められたことで理論上永劫に近い年月を戦士として戦うことになりかねないことから、エインヘリヤルを思い浮かべることができました。そこから彼女の戦闘要員としての基本スペックも重なり、「単純性能においてはあまりいいとは言えないが、戦士としてのポテンシャルが高いものが持てば厄介極まりない星辰光」というコンセプトで、かつエインヘリヤルから連想される不死性に絞った星辰光となりました。

 同時候補として「特定条件を満たした物体でオールレンジ攻撃」というのもありましたが、プリスの基本戦闘した要るが「神器と魔力と魔法の合わせ技により、熱衝撃丸鋸の使役」ということもあったのでこちらになりました。


 ちなみに、ニエがエインヘリヤルになりたがるリセスに対する糾弾、プリスがエインヘリヤルと似通った存在としてのコンセプト。そうなるとヒロイという英雄を生み出してしまったリセスのモデルは大体絞れるのではないでしょうか………?


日時:2021年03月27日(土) 13:13

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烈 勇志

ヒロイ君とリセスさんの能力と名称は考えついているけど、詠唱が上手く思いつきませんか。『グレン×グレン』さんのペースで考えていけばよろしいと思うので、どうか頑張ってください。

プリスさんの星辰光の能力ですが、維持率が高く、自己体質逆行能力というだけに長期戦に向いたものとなっていますな。戦士としての際もあり、転生悪魔となっているプリスさんにとってかなり使い勝手のいい能力でしょう。再生能力が【シルヴァリオラグナロク】で登場した神祖に匹敵するというのも中々厄介なものですし。

プリスさんは“色欲の魔王”『アスモデウス』の末裔の眷属。そんな彼女は冥界という地獄(ヘルヘイム)における英雄(エインヘリヤル)であるというは間違っていませんから、星辰光の名称は実に当てはまりますな。

詠唱の方ですが、プリスさん自身の罪と戦う意味などを多く感じさせますね。

ニエさんが英雄になりたがるリセスさんに対する糾弾で、プリスさんは英雄に似通った存在としてコンセプトとなると、ヒロイ君という英雄を生み出してしまったリセスさんのモデルは……英雄達(エインヘリヤル)を天上界(ヴァルハラ)へと導く戦乙女(ワルキューレ)?


日時:2021年03月28日(日) 13:39



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