ドールズ世界に関してにちょっとした補足説明

空色とかドールズ世界はタグにも入っているように『独自解釈』が多いので、よくある『これってどういうこと?』みたいな質問はここに置いとくことにする。


【トレーナーのスタイル】
積極的に相手の裏を読んで相手を封殺するのが『トレーナータイプ』。
事前の育成で万全の準備を施して試合でそれを全て発揮して勝つのが『ブリーダータイプ』。
強いポケモンを捕まえてその力を120%発揮して勝つのが『リーダータイプ』。
トレーナーの独自技能を軸に戦術を展開していくのが『アナザータイプ』。
まあどっかのスレでいうところの型とほぼ同じ感じだが、異能の無い『アナザータイプ』だって普通にいるし、そもそもプロトレーナーならどの能力も満遍なくある程度上げてるのでそこまで大きく変わるかと言われると多少変わる、くらい。
データ的なメタを言うと『ブリーダータイプ』の手持ちのポケモンは強い裏特性持ってたり、特性がオリジナル系のやつだったりするし、『リーダータイプ』の手持ちは『ぬしポケモン』とか『特異個体』とか『600族』とかが多くなるし、『アナザータイプ』はトレーナー自身の【技能】が強力になる。『トレーナータイプ』はデータ的には何のメリットも無いけど、実際に描写される時には『切れ者』として有利にバトルを展開できる(フレーバー)。


【裏特性】
ポケモンに仕込んだ『技術』。基本的に汎用性を求めるほどに難易度が高く、効果が低くなる。
逆に専門性を求めるほどに難易度は低く、効果が高くなる。
例えば『ほぼ無条件』で発動する効果なら『あるだけマシ』くらいになるし、『特定条件下』でのみ発動する効果ならその瞬間にしか効果は発揮しないけど、高い効果が持てる。
基本的にある程度の原理があることであって、なんでもかんでも無条件に仕込めるわけじゃない。
データ作る時も『対象となるポケモン』の『特性』や『技』などから『こいつはこういうことができそう』ってのを連想しながら作る。
だからコイキングが突然単独で全抜きエースになるとかそんな適性全く無さそうなことはできないし、ラッキーが物理攻撃の鬼になるとかそんな突拍子も無いことは『基本的に』ない。
基本的には最大三つまで仕込める。


【技能】
技に関する技術なんだけど、基本的には【裏特性】とそんなに変わらない、というか『任意発動』タイプの『裏特性』だと思えば良い。実機で例えるなら『メガシンカ』『Zわざ』『ダイマックス』等の技の横に任意選択ボタンがあるタイプの『使用』『未使用』をトレーナー側が決めれるタイプの技術。だから使わない選択肢が無いくらい汎用性のある【技能】ならほとんど四つ目の裏特性と言っても良い。


【能力】
ポケモン自身の持つ体質や性質。その中でもバトルに適用されるほど強力な効果を持つもの。
実機だと『図鑑にフレーバーテキストとして載ってるけど実際にはデータ的には何の効果も無い』もの。
例えばレジアイスは図鑑説明だと『マイナス200どの れいきが からだを つつむ。ちかづいた だけでも こおりついて しまうぞ。マグマでも とけない こおりの からだを もつ。』って書いてあるけど、これ別に実機のデータ的には特に意味の無い文章。
でも現実的に考えれば『レジアイスに直接攻撃をしたら-200度の冷気に触れることになる』よね?
じゃあ『直接攻撃する技を受けた時、技を無効にし、相手を『こおり』状態にする』こんな感じの能力あってもよくね???
特性とか裏特性みたいな体質とか能力を生かした『技術』でなく、自然体のままで常に発揮される効果、みたいな感じのやつがここに入る。
ただしバランス的な問題でこれが持てるのが『準伝説クラス』以上。もしくは『変異個体』や『ぬし』ポケモンなどだけ。
理由としては複数いるポケモンにこれ許すとその種族全員使えることになるけど、図鑑説明でフレーバーテキストある勢と無い勢で使い勝手が変わる。あとデータがややこしくなり過ぎる。
というわけで一部のポケモンだけが持ってる特別な能力、みたいに思ってれば良いです。


【特異個体】
『特異個体』は『原種』が特異な変化を起こしている個体のこと。
例えばその種族の平均的な体長の二倍、三倍も大きい、とか逆に小さい、とか。
実機で言うなら『色違い』。現実的に考えると色違いは体色が大きく変化するだけの異常が起きている、ということ。
だから『原種』と違う部分がある可能性もある。


【変異種】
『変異種』は『原種』と生態からして変化を起こしている個体。
本編で出した例で言うなら本来『みず』ポケモンのギャラドスが砂漠のど真ん中で砂を泳ぐようになってるし、砂を纏うようになっている。そういう『原種』と食性から生態から大きく変化してしまっているのが『変異種』。
実機的に言うと『リージョンフォーム』ですね。普通のキュウコンとアローラキュウコンみたいに全然姿もタイプも変わってしまってこれ絶対に生態も違うだろ、みたいなの。


【原種と変異種】
ただ『変異種』に関しては『まだ学術的に分類されてない種に限る』話であるという点には注意。
例えばデータ作成の時にリージョンフォームポケモンを作っても『○○〇〇(××のすがた)/原種』って書く。
これは学術的にはすでにリージョンフォームは一つの新種として分類されているから。
要するにアローラキュウコンの例で言うなら『キュウコンの変異種』の『キュウコン(アローラのすがた)の原種』という風に分類される。
本編に出したギャラドス君は分類されてないので『変異種』って書くけど、将来的に生態とかしっかり調査されて分類されたら『ギャラドス(○○のすがた)/原種』っていう風に分類される可能性はある。


【専用個体】
トレーナーに対して『最適化』したポケモン。
基本的に種族自体は原種と同じなのだが、トレーナーに適応して大きく変化している。例えると『“レッド”のピカチュウ』とか、アニポケ含めるなら『“サトシ”ゲッコウガ』とか。トレーナーの『必要』に応じて自分をどんどん『適応』して変化する。
滅茶苦茶メタなデータ的な利点を言うと基本的に裏特性というのは技術なので『〇〇の時』などの条件付けが必要となる。
状況や場を利用して発揮する技術なのでこの条件が厳しいほどに効果は高まるのだが、専用個体の場合『〇〇がトレーナーの時』でほぼ最高の効果が発揮できる。だってトレーナーに『最適化』しているから、そのトレーナーに使われている限り常に最高のスペックを発揮できる。
他にも『○○の時』という条件にさらに『××がトレーナーの時』という二つ目の条件をつけることで効果量の制限を緩くできる。多少チートスペックな裏特性持たせても『条件が二つある』というバランスで釣り合わせることができる(という建前
ただし『滅多にいない』、当たり前だけどそんな簡単には最適化してくれない。
現状出演確定してるのは『ガーくん』と『ダンデさんのエース』と『ユウリちゃんの最後の一体』だけ。つまりプロトレーナー全部含めてたった三体、という時点でその入手難易度を察して欲しい。


日時:2021年05月12日(水) 03:36

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返信コメント

水代

一切条件無しだと『HPを1.1~2倍にする』とか『技の威力を1.1~1.2倍にする』とか『10%の確率で相手のダメージを半減する』とかそのくらいかな。
あれば便利だけど、正直3枠ひっくるめて条件付け1枠あったほうがマシ、くらいのやつ。
結局のとこ条件付けは『力を発揮できる状況』を作ってるから、『状況を利用した』技術じゃなくて『自力だけ』の技術のほうがどうしても効果は弱くなる。

あとドールズ世界は基本的にPP概念が無いです。


日時:2021年05月13日(木) 01:45

九魂

>専用個体
アニオリで言うと『サトシの』ピカチュウ、『サトシの』ゲッコウガ
とか、もうそれくらいのレベルと考えると確かに超少ない。

>裏特性
たとえば『グラスフィールド』が条件とか、『天候』が条件とか、『自分の特定の能力が何段階かより高い時』みたいなのだとある程度強くなる(かつそのポケモンにあっている必要はある。特徴を存分に活かしたものだと効果もおっきめになる?)
無条件だと…んー、どれぐらいまでになるのかな。
「タイプ一致のわざの威力が1.2倍になる」とかぐらい…?
「場に出た時に○○を使用する」系は許されるのだろうか

>技能
基本的には「コマンド」で発動するもの(だよね、多分)
条件付けで(たとえばPPを追加で1消費する代わり、とか、HPを最大HPの1/8消費するかわり、とか)である程度効果の高い…育成特化トレーナーで多分急所+2ぐらい?もうちょいいけるのかな。


日時:2021年05月12日(水) 17:31

水代

バーストなんてものはね……無かったんだ、イイネ?


日時:2021年05月12日(水) 12:59

雪咲

 空色では仕様上使えないもので、少し気になってしまったことがあるのですが。

 もしかして、異能トレーナー+専用個体+能力+メガシンカ・Z技・ダイマックス全て使用不可くらいまでいけば、生身でバースト(サンデーで昔やってたトレーナーとポケモンが合体するあれ)ができたりしますか……?

 多分、ポケモン側のリソースを多く消費する上にリターンが少ないので、性能的に割に合わないとは思いますが……。


日時:2021年05月12日(水) 12:38



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