今のファンタジー小説での不遇キャラ

それって実は勇者なのではないだろうか。

他と違って魔王を倒したら仕事なくなるし、他と違ってスキルとかの応用もなさそうだし。
他だと最弱スキルだけど応用で最強になったり、ヒールがヒールしてヒールするようなことは起きないし。

魔王を倒してもその功績を誰かに盗られたり、一方で警戒されて助けた国から命を狙われるとかあるし。
なんなら始めから利用するだけ利用して、役目が終わったら○す気だった国や召喚側、仲間さえも功績ほしさに後ろから刺してくるなんてざら。
最初から勇者なんてどうでもいい扱いをする、一方的に雑な扱いをする、別の人物(真の主人公)に心変わりする仲間や国民とかもあるわけで。

パーティーを解散したら、外された元仲間から恨みを買われて徹底して憂さ晴らしの標的にされたり、弱くなって破滅街道まっしぐら。
なんならアイテムなども先回りされて盗られたりとパワーアップイベントも全部なくなって強くなれもしない。

そして勇者と書いて『屑』『無能』『踏み台』など別主人公の噛ませ犬やサンドバッグ、なんならヒロインを盗られるネトラレ?役なども相まって、徹底して悲惨な目に遭わされるわけで。

そう考えると勇者が一番の不遇なのかもしれない。
例にあげたのは、所謂やられ役の勇者なんだけどさ。


日時:2021年07月23日(金) 08:58

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返信コメント

幸災楽禍

確かに最近は勇者を馬鹿にする小説が増えてきましたよね、このサイトにも多くの二次創作が投稿されてる某作品とかのなろうのクラス転移系の作品だと主人公と読者のためのサンドバックなクラスの陽キャやいじめっ子はほぼ確実に勇者になりますし。

これに関してはあれですよ、自分は快適な場所でキーボードをポチポチしてるだけなのに被災地のボランティアを『高感度稼ぎ』『売名行為』だなどと批判する輩と一緒です、要は自分よりも上の奴や自分に出来ないことができる奴を叩くことで自分はそいつより上だと思い込みたいんでしょう。


日時:2022年04月14日(木) 17:04

SINSOU

>>表島太郎さん

コメントありがとうございます。

筋肉ムキムキのマッチョマンのような強そうな印象を持つやられ役が、勇者に変わったってことなんでしょうね。
勇者は凄い!なんて描かれる一方で、仰る通り踏み台前提の馬鹿で無能ムーブのせいで、そこらのチンピラ雑魚の印象にしか感じられない。
何なら追放ものですと、追放された直後に覚醒したりして力関係が勇者よりも上になる展開もあるわけです。

結局のところ、勇者であろうと筋肉ムキムキのマッチョマンであろうと同じ理由でかませにされて、主人公のサンドバッグなんでしょうね。


>>灰色の空さん

コメントありがとうございます。

今ですと勇者の扱いも変わっているのかもしれませんね。
勇気ある者ではなく、力が強かったり単に女神に選ばれたり召喚されたりなど、単なる役割になっているのかもしれません。
なんなら力はあるがゲス思考や自分勝手、魅了のスキル()など、勇者の皮を被ったチンピラや間男な言動が目立ちますし。

もはや勇者は、虐げられた主人公がいかに素晴らしい存在だと評させる物差しとして使われる程度の存在なのかもしれません。


日時:2021年08月13日(金) 16:57

灰色の空

羨む人より妬む人の方が多くなったのかも。

勇者ってのは基本的に良い奴だからそう呼ばれるものなんです。勇気ある者として弱者を救い悪に立ち向かう、諦めずに歯を食いしばる様な…だから勇者の様にありたい勇者の様になりたいが普遍的だったんですが……

何時しかああいう奴は構想上の奴でしかない、架空のキャラクターだと諦観する様になってしまい…遂にはあんな奴なんていない、表面は人の良い奴のふりをしているだけで本当は違う、非道で下衆で裁かれるべき存在なんだ。そう考える様になってしまったのかもしれません。

『勇気ある者』に対しての憧れや羨望の時代は終わり如何にして勇者という存在を出し抜くかが肝の時代になったのかもしれませんね


日時:2021年08月05日(木) 23:08

表島太郎

勇者が噛ませになる理由を考えてみました

理由1

筋肉モリモリの大男「何だぁー、このチビが俺の対戦相手かぁー?」
これと同じ理屈だと思います

どういう事かというと筋肉モリモリの大男は現実的に考えて強キャラです。
そして、それを圧倒する事で主人公や仲間たち・ライバルの別格感を演出するという昔からの手法。
これはドラゴンボールなどあらゆる作品で使われてます。

しかし今はもう使い古されたので読者は飽きているのでしょう
だから今は筋肉モリモリの大男と同じ様に強キャラとして認知されている勇者が噛ませ犬になっている
ちなみに他に前回準優勝選手(チーム)や格闘技の世界王者もそれと同じ扱いです。

しかし過去の作品は、上述の通り主人公や仲間たち・ライバルの凄さを演出するための過程、つまり予選の相手です。
それに対して今の噛ませ勇者は予選の相手ではなく、本選の決勝の相手ポジションなんですよね。
そこが一番の問題点だと思います。

理由2

似非半沢直樹、もとい似非池井戸作品
上述の作品は悪徳上司・権力者という大を部下や中小企業という小が打ち破る作風。
で、追放された主人公は後者で勇者は前者という分かりやすい勧善懲悪物です。

しかし、池井戸作品とは大違い
1つは、池井戸作品は社会風刺で、悪徳上司に苦しむサラリーマンの心を少しでも癒すコンセプトの作品
対して追放主人公物はそんなコンセプトは無い
主人公をカッコよく書きたいだけ、ヒロインを奪う為の大義名分用にクズにしている
ただの欲望丸出し。
要は主人公TUEEEと主人公SUGEEEとハーレムの大義名分

2つ目は悪党がバカで無能、踏み台にする前提の存在よって爽快感が無い
対して池井戸作品の悪党はずる賢く立ち回るため、倒した後の爽快感がある

完全に劣化パクリ

大体こんな所でしょう


日時:2021年07月31日(土) 23:45

SINSOU

>>ダス・ライヒさん

コメントありがとうございます。
現在放送されている●イの大冒険みたいに困難に立ち向かう勇者はいるんですけどね。
問題はそんな勇者が主人公ではなく、別の主人公を持ち上げるために勇者等を屑と化してるって感じです。
チンピラキャラや屑を勇者にしてますから、名声や女に目が眩み、命欲しさに仲間を売るようなことをするわけです。

まあ逆を言うと、本当に勇者してましたらそれを嘲笑う主人公や世界が酷く見えるからでしょうかね。

>うちの方で読者参加型の募集をしております。

何かいいキャラを考えましたら送らせてもらいますね。


>>うずら玉子EXさん

コメントありがとうございます。

勇者や英雄のアンチテーゼみたいな作品は見たことはあったんですけどね。
「勇者(世界のために犠牲になる)」なんていらない!みんなで世界を救うとかね。
今では、勇者がただの踏み台や雑に扱ってもいいような、それにあこがれる存在を蔑む印象です。
なにより、勇者を否定する存在が、勇者よりもたちが悪い。


>>スーパーかみさん

コメントありがとうございます。

かませ勇者や屑勇者など、主人公の動機(復讐・ざまぁ・追放)にしてる感じなんですよね。
その上、勇者にあるまじきことをして結局は落ちぶれて、主人公が真の勇者に~とかですし。
正直、屑だのゲスだの、魅了能力などでクズを勇者にする時点で、いろんな意味で歪としか。
女神さまや召喚側の失態や節穴具合が目立ってしまう。


>>9eyesさん

コメントありがとうございます。

自分に出来ることをし、一方で様々な思惑の結果が悲劇に繋がったり、絆を深めて世界を好くことに繋がるからこそ、様々な勇者の物語がありますからね。
オルステッドやビュウに関しては、周りが酷すぎてむしろ同情される側ですし。

何をしても空回り、やることなすこと失敗で、栄光の地位からどん底に落とされ、負の感情に目が黒ずんでいく。正直、かませ勇者はみんなオルステッド状態な印象を受けます。


日時:2021年07月28日(水) 14:00

9eyes

アスピックのサムソン、LIVE A LIVEのオルステッド。広義にはバハムートラグーンのビュウもそうでしょうかね。
勇者と呼ばれた存在が運命に翻弄され、 最終的にヒールへの転向や悲願は叶わないと言った望まぬ結末を余儀なくされる作品はありました。
しかし上記のような勇者は昨今流行りの展開と違い、そうなるまでに敗者となったわけではないのです。
むしろ逆…ひたむきに報われる日を信じて努力し、勝って勝って勝ち続けた果てとしてそうなった。

そこん所を考えると、昨今の噛ませ犬勇者はなんとも可愛そうな物です。
なにしろ報われるための努力すら実らない。実らせてくれないのですから。


日時:2021年07月24日(土) 23:22

スーパーかみ

最近多いですよね、かませ勇者が……。

主人公を活躍させるために、勇者が酷い扱いされるのはなんだかな~~って感じがするんですよね。

自分の作品でも勇者は登場させる予定ですが、かませではなく信念を持ったライバルキャラクターのような感じにしたいですね。


日時:2021年07月24日(土) 20:22

うずら玉子EX

今の、というより昔からですね
ランスシリーズを筆頭にずっと昔から勇者や英雄というものを蔑み嘲笑する風潮は根深いものでしたから


日時:2021年07月24日(土) 13:18

ダス・ライヒ

俺が見て来た勇者はどれもその名の通り常に勇気を持ち、困難に立ち向かう者でしたけど、最近はそんな扱いを受けているのか…。

なんだろうな、昔とは比べて大分イメージが変っちまったな…。
名声など気にせず、我が身を犠牲にし、例え刺し違えようとも世界を救う者を嘲笑うとは…。

嫉妬心って奴ですかね?

関係ない話になりますけど、うちの方で読者参加型の募集をしております。よかったら気軽にご参加ください。


日時:2021年07月24日(土) 09:18



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