ゲゲゲの謎 感想

 まさかのまさかで「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」が大大大ヒット!!本当におめでとうございます!去年の11月17日に公開されて、即観に行ったのですがその時はガラガラ。二回目も見に行った時も人が少なく、こんなに面白いのになぁ…、もっと大々的に広報すれば良いのに…、と思っていました。

 ですが杞憂でしたね。
 口頭やSNSで面白さ、水木とゲゲ郎の素晴らしさ、バディ感、因習村の怖さ、等々で広がり、まさかの20億円突破!!4期から見て、今もファンをやっている自分としては嬉しい限りです。

 因みに特典は全部ゲットしました!!最高ですね。今も飾っております。

 内容的な物ですがネタバレ注意です。
 
 序盤の流れで、この頃っていつでもタバコ吸って良い時代ですから、周りが咳き込もうがお構いなしなんですよね。復興を目指してるからか全体的に煙っぽくて霞んでるイメージが見て取れました。3回目くらいで気づいたのですが、咳き込んでいた女の子の人形が地下施設のゴミ捨て場にあって、「小さな実験体とそれを心配そうに見る実験体」はあの親子だった。てか、近くの席に裏鬼道いましたもんね。こっわ・・・

 声優陣も豪華。映画になると俳優や女優を起用するイメージがあったのですが、それは無く、特に龍賀一族は完璧でしたね。時磨を演じた飛田さんの「ととさまぁ〜」は迫真でしたね。やっぱり凄い。釘宮さんの母親感も凄い。私の中の釘宮さんは恋愛物の女子ですから。

 殺人事件が起きてから、ゲゲ郎と水木が出会うのですが、2人の声も完璧。モモタロスとホル・ホースです。かっこよく、その中にある色気も凄い。

 最初は中が悪い2人も禁忌の島に入ってから、段々とバディ感が増してきて、特に墓場での酒盛りは完璧です。最後の一本のタバコを2人で分け合って吸う2人・・・、もうヤバいですわ。泣き上戸のゲゲ郎も可愛いし…何回も言いますが最高です。

 中盤の裏鬼道との戦いはヌルヌル動いてて…。あの作画は実際に実写でやっていたそうです。書いたのはワンピースのスタンピードなどを書いてる最強アニメーターの太田さんですから、そりゃあ凄いわ。

 裏鬼道のリーダーであり、村長の長田幻治。糸目で、声は石田彰さん。悪い奴かなと思ったけど、予想通りの悪い奴。でもでも乙米さんへの愛を感じて、最後の「乙米さまぁーー!」って所で愛が溢れてましたわ。
 

 私の中で最も印象に残っているのは、今回のメイン妖怪の『狂骨』です。
 穴倉の話から『穴倉入道』が出ると初めて見た時に思っていたのですが、穴を井戸と見立てる事で『狂骨』を産むっていうのは天才的でしたね。5期の狂骨と見た目などが色々と違っているのも一つですが、呪詛返しにより恨みエネルギーが高まって生まれた狂骨はもうレベル違えなと思いました。(参考にします…)

 長田も時貞も誰かの頭蓋骨を使う事で、狂骨を使役していました。ですが、なんと言ってもメインヒロインの龍賀沙代さんが依代と思いませんでした。狂骨の能力を使って邪魔者を殺しまくる。恐ろしさと悲しさに満ちてましたね。

 幼い頃から永遠に抜け出せない地獄に居て、【fateの桜】と重ねてしまいました。でも桜は衛宮士郎が助けてくれた、救ってくれる人がいたと思いましたが、沙代さんの場合はそんなの無い。救ってくれるのなら水木じゃなくても良かった。
 だけど最初の出会いから付き合っていく内に…、その本心は水木を運命の人だと思い……という感じでした。水木の方はそう思ってない。だから最後のシーンでは【自分の死んだ姿を見せて、水木の記憶に永遠に残ってやる】という意味があった。fgoでもそういう事を言っていたキャラがいたのを思い出しましたね。

 時貞はマジのクズ。説明無し。
 だから、あの終わり方は良かったですね。ただ殺すのではなく、永遠の苦しみを与える。死ねないって不幸です。東方の妹紅も不老不死を憎んでいますしね。
 
 終始、希望のない話でしたけど、最後の最後に鬼太郎が生まれてきてくれた事こそがこの話の希望だったのでしょう。私はそう思いたい。


 ファンとして、これからも死ぬまで永遠に応援し続けます。この作品、鬼太郎に出会えて良かったと思いますね


日時:2024年01月31日(水) 12:13

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