「君達のこころは輝いてるかい?」某二人の会話 Part2

思穂「一心お兄ちゃん一心お兄ちゃん一心お兄ちゃん」

片峰「三度も呼ぶなやかましい……! 何だ一体!?」

思穂「最近μ'sのみんなとどう? というか、何か穂乃果ちゃんに海未ちゃんにことりちゃんの三人と遊びに行ったって聞いたんだけど!! 何で誘ってくれなかったのー!?」

片峰「あいつら……思穂にだけは言うなとあれほど念を押していたのに……!」

思穂「確信犯だった!? もう! 酷いよー! で、どうだったの? 楽しかった?」

片峰「服を買いにいくだけであんなにはしゃげる女子の気心が分からん。お前もああなのか?」

思穂「私? うーん、そうかもね。ていうか、その三人だったら選ぶだけて一日掛かっちゃいそうだよ! まあ、そもそも無かったら作れば良いしね!」

片峰「……そういうものか。やはりまだまだ女子というものは分からんな」

思穂「そう言えば心継君からまた報告あったよ。また女の子に告白したんだって!」

片峰「あいつは少し女子というものを誤解してんじゃないのか? お前の悪質な洗脳教育のせいだぞ」

思穂「ほわっちゃ!? え、私のせい!? ただゲームやアニメを教材にしただけだよ!?」

片峰「それがいかんのだ! 不快にならない女子は次元が一つ足りないところにしかいないということを理解させろ!」

思穂「ええ!? その割りには一心お兄ちゃん三人にデレデレしてたらしいじゃん!」

片峰「どこから沸いた情報だそれは……! ひたすら連れ回されて辟易していたぞ俺は……! だから俺はずっと黙って付いていったら、奴ら下着売り場で急に俺を遠ざけようとしてきてな」

思穂「……も、もしかして」

片峰「ああ、いい加減癪に障ったから奴らが買いそうな下着を適当に見繕って買わせた。……最初から俺が選べば良かったと後悔したぞ」

思穂「ええー!? 今時のラノベ主人公には絶対無理な芸当を良くもまあ穂乃果ちゃん達相手に!」

片峰「俺を創作の人物と比べるな」

思穂「――ちなみに三人にはどういう下着を?」

片峰「ん? ――――と言ったデザインだ」

思穂「こいつぁグレートですよ。私もきっと同じのを勧めてたね……! だ、だったら今度は私のも……」

片峰「ああ、そういうかと思って買ってきたぞ。お前、たまに際どいの着るから選ぶのに困らなかったぞ」

思穂「さっすが一心お兄ちゃん……! 私の好みドンピシャだよ! あ、早速心継くんにこの画像送ってあげよ! ――わ、もう返信来た」

片峰「あいつ、昔からお前に懐いているからな、当然だろう」

思穂「『さいっこう!』だって!」

片峰「……あいつの趣味はよく分からん」


日時:2015年11月08日(日) 00:05

<< オタク女子更新休止 《会話集》 君達のこころは輝いてるかい?〜浦の星女学院授業風景〜 >>

▼コメントを書く

返信コメント

一条 秋

お、第二弾ですか。

なにやら際どいネタが主題になっていますが、思穂と一心だとあまりそんな感じを覚えないのが不思議です。

ちなみに伏せられていたデザインってどんな......いや、やっぱいいです。


日時:2015年11月08日(日) 12:37



返信

    現在:0文字 10~1000文字