ロックは反抗だ、売れてなくても彼はロックだ
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
世界は、共通言語により理想の世界と変わった。
(40行省略されています)
少ない言葉で相互理解が可能で、勘違いも起こらず、犯罪も起こらない。
そんなみんなの理想の世界に。
ただし、不適合者を除いて。
主人公はそんな世界の売れないロックシンガー。
多くの人が使える共通言語が使えない少数派。
差別される少数派。理解されぬ少数派。
それでも彼は己のロックを歌い続ける。
テクがなくてもソウルはある。
ロックが何かはわからなくても、ロックが自分のやりたいことだ。
ロックの魂よ燃え上がれ!
そんなある日、彼は道路で犬の様に転がっている一人の女の子を助ける。
共通言語が使えないからこそ、彼は彼女の言葉を理解しようと努力して、だからこそ、彼は彼女の助けになれた。
胸の炎を解き放て、ロックンローラー。
熱い曲を一曲聴かせろ、ロックンローラー。
────こいつが俺のロックンロールだ。
▼読む際の注意事項など
戦姫絶唱シンフォギアの二次小説ですが、戦姫も絶唱もしないシンフォギアです。
作者さん曰く、「フィーネ大勝利ルート」。
また、リアルな差別の描写があり不快に感じる方もいるかもしれません。
原作を知っていたら面白いですが、知らなくても充分に楽しめる作品だと思います。
後、ルシエドさんの作品なので残酷な描写が入ることも予想されます。
▲短縮する
世嗣/2017年07月15日(土) 06:31/★ (参考になった:17/ならなかった:10)