モンハンの2次創作は数あれど、純愛(?)だったらこの作品を一番オススメしたい。
▼ストーリーについて
一流のハンターになれば女の子からモテるらしい。
(19行省略されています)
それが何時のことで、誰から言われたことなのかも忘れてしまった。
しかし、その言葉だけは今でもはっきりと覚えている。そして、俺がハンターとなったのは、その言葉を信じたからだ。ー作品本文から引用
この言葉どおり、主人公は下心丸出しのこんな理由でハンターになりました、こんな動機なので、可愛い女ハンターから頼られれば全力で手伝い、野郎には見向きもしない。
しかも毎回空回りするんだからなんとも言えない。
時々メスラージャンとデートに(狩猟)出かけるも、少しもときめかない。
いつになったらモテるのか(切実)
そんな主人公の物語。
▼文章、描写などについての紹介など
「君を攻略したいんだが、そんなクエストはあるかな?」
基本は主人公の一人称で物語が進みます、戦闘の描写もさることながら、主人公とその仲間達のやりとりに思わずクスリとしてしまう、また、ハンターとしての生き方、辛さ、楽しさ、悲しさなどなど、とにかく心情の描写がすごく上手いんです。
そして、「君を攻略したいんだが、そんなクエストはあるかな?」というセリフ、最初と大トリを務める最高のセリフです、このセリフを覚えながら読むことを強く勧めます、最終話に、このセリフの格好良さと、このセリフ一つを物語のキーとして、とても上手く使いこなす作者様の技量にきっと感動するはず。
何度も何度も読み返したくなります、その度にまた違う面白さがあります、この作品は何度も読み返ふのを推奨します。
▼読む際の注意事項など
ー とにかく1話1話が、主人公の一人称で埋め尽くされます、一人称が苦手な人(なかなかいないと思うけど)には読みづらい作品かと思います。
ー 時たま少し独特な言葉遣いがあります。
▲短縮する
メーア/2017年09月19日(火) 18:34/★ (参考になった:26/ならなかった:4)