個人的な好みはともかく、間違いなく高水準のD×D二次創作
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
D×Dの主人公である兵藤一誠は、バトル系主人公の基本パターンの一つである「まともな実戦は話が始まるまで経験なし」である。
D×Dでは異世界の存在が原作が進むまで判明せず、そして詳細は未だにわからないところもあります。
(26行省略されています)
それを逆にしてみたのがこの作品。この作品のイッセーは原作開始前に異世界に行って、世界の命運をかけた戦いを勝利に導いた英雄です。
そして帰還後、自分の世界で異能に巻き込まれる戦いを繰り広げます。
色んな意味で原作よりパワーアップしており、さらに異世界がよりがっつりかかわってきます。
後述の理由により自分の中での評価はそこまで高くありませんが、これはあくまで好みの問題でありD×Dの二次創作では自分の作品よりレベルが高いでしょう。
まず間違いなく名作です。非アンチ作品の中では最高峰でしょう。完結もほぼ確実なので、一度見てみるのは良いと思います。
▼読む際の注意事項など
極限まで個人的な意見をまとめると「異世界側が持ち上げられている」
戦闘能力的にも正しさ的にも、本作でイッセーが救った異世界側がうえな風な側面があります。パワーバランスにおいては傾きすぎと受け取る人も多いですね。
人によっては「強者の傲慢」とも受け止められますし、それを指摘できるだろうデュランダル編でもそういうことはありませんでした。
自分はあまりこの作品を高評価してませんが、理由は八割型この一点です。ついアンチテーゼ的作品を書いちゃったぐらいには気になりました。
なので、D×D原作をきちんと立てているかといわれると、ちょっとそうだとは言えないところがあるのでその辺はご注意を。
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グレン×グレン/2018年09月17日(月) 20:50/★ (参考になった:6/ならなかった:10)