「マルフォイ」はお嫌いですか?
▼ストーリーについての紹介(多分に個人的な意見、見解を含みます)
嫌われ者、ドラコ·マルフォイ。
純血の名家の筆頭、マルフォイ家に生まれた1人息子。
プラチナブロンドの髪と、純血以外を見下す薄笑いが顔に張り付いた、イヤなヤツ。
彼のイメージは、だいたいその様なものでしょう。
(20行省略されています)
「ハリー·ポッターと呪いの子」にも勿論登場し、やはりハリーを嫌うものの、息子思いの良い父親、という評価を受ける彼。
しかし私は、彼を「イヤなヤツ」、「嫌われ者」だとは思っていません。
ハリー、ロン、ハーマイオニーだけではなく、多くの人に対して実に様々な嫌がらせをしてきた彼。
しかし、彼は何故そんな事をしたのでしょうか?
マルフォイだから。スリザリンだから。悪役だから..........
...本当にそうでしょうか?
そんな理由だけで、全てを片付けてしまって良いのでしょうか?
マルフォイ=イヤなヤツ、という短絡的な等式を作ってしまって良いのでしょうか?
もう少し、「相手の立場に立って」、考えてみませんか?
死喰い人の上に立つ者として、闇の帝王その人が生み出した、闇の帝王の血を持つ人造人間。
これは、「嫌われ者一家」マルフォイ家に迎え入れられ、「ダリア·マルフォイ」と名付けられた少女を中心に描かれる、
嫌われ者と、「ヒトならざるもの」を取り巻く、残酷な世界と運命と、真実の物語...
▼読む際の注意事項など
様々な人物の視点が切り替わりながらストーリーが展開されていきます。
基本的にはスリザリンサイドの人間によって話が進みます。
他3寮(主にグリフィンドール、ハリーやロン)や教師陣(主にダンブルドア校長)から根拠の無い敵意を向けらたりします。
↑なので、ハリーやロンが好きな方々は、読み進めて行くとちょっと辛い(場合によっては嫌いになる)かもしれません。
話の中心は「ダリア·マルフォイ」です。これ重要!(念のため)
▲短縮する
矢見/2019年02月18日(月) 21:58/★ (参考になった:8/ならなかった:9)