すげえものを、猫梅酒は、ぶっ書いたんだ。
そして、ぼくは待ち構えてぺろりと平らげた。
そういう悦びがある。
どうだ。
どうだい？
おもしれえだろう。
みなさんに、そう叫びたい気持ちを、推薦欄に叩きつけている。

だが、この物語は、まだ始まったばかりである。
いったいどこまで行くのか？
どうやってしまうのか？
なにもかもが、まだ途上である。
ぼくは今、至福を感じてもいる。
途上であることの、なんという至福。
この物語の結末はまだ遙か彼方である。
そして読者であるわれわれは桜法師の物語の続きを読むことができるのである。

だから新たな読者よ、どうかお付き合いいただきたい。
なぜなら、この物語は、絶対、面白いからだ。



真面目な紹介をすると、これは今現在、ハーメルンに投稿されている唯一の陰陽師（夢枕獏）の二次創作SSです。
文章からは原作である陰陽師と原作者である夢枕獏氏に対するリスペクトが感じられ、非情に良質な二次創作であると思われます。
原作である陰陽師、もしくは夢枕獏氏のファンには是非とも読んでいただきたい一作です。

▼読む際の注意事項など
夢枕獏先生の作風が苦手な方はご注意を

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