もしも、名探偵コナンの世界に超凄腕のお医者さんがいたら
▼ストーリー
あるところに、どんな怪我や病気も完璧に治してしまうカエル顔のお医者さんがいました。
どんな人であれ、助けられる命は確実に助ける。そんな強い信念を持った正にお医者さんの鑑です。
そんなある日、彼の元に1人の友人からの電話が来た事で物語が動き始めます。
(30行省略されています)
その内容は高校生探偵『工藤新一』を診てもらいたい事。彼は無理やり飲まされた毒薬によって『体が縮んでしまった』事。
もちろん承諾して診察を行ったのですが、元に戻るには新一に薬を飲ませた人物、『黒ずくめの男達』を追うしかないと判明したのです。
こうして、カエル顔のお医者さんは工藤新一こと『江戸川コナン』と彼の協力者達と共に、数多くの事件に巻き込まれていく事になります。
そして、医者としての信念と確かな腕で様々な人を助けていきます。
もしも、名探偵コナンの世界に超凄腕のお医者さんがいたら。これはそんなIFのお話。
▼文章
基本的に一人称視点です。中にはいくつもの視点があるお話もありますが、その場合は誰視点か明確に書かれているので問題なく読めます。
話は一話完結が多く、出てきたキャラクターの説明もそれの後書きで行われているので、その事件知らないよという人でも把握できるようになっています。
ですが時々、数話に渡る事件のお話や日記形式でのお話もあります。その場合、原作そのまんまの描写が混じる事もあります。
書かれる事件は原作・アニオリ・劇場版です。
現時点で話数は合計で69話。それなりに多いので、時間を見つけてちょこちょこ読んでいくのがお勧めです。
▼読む際の注意事項など
タグに『クロスオーバー』と『転生/憑依』とありますが、前者は主人公の見た目(とあるシリーズの冥土帰し)、後者は主人公が超凄腕のお医者さんになった理由付けの要素のみです。
ちなみに、上記で察する通り主人公は実は転生者ですが、彼は自分が今いる世界が名探偵コナンの世界とは1mmも知りません。
そして、物語の特性(と言うか主人公の信念)上、本来の世界線では亡くなった人が数多く生存しています。
流石に死者蘇生は不可能ですが、主人公に助けられた人が大勢いるおかげで、物凄いバタフライエフェクトが起きている事もしばしば…。
ただし、物語で描かれている事件は作者さんが流れを思いついた事件だけなので、「あの事件がないやん!」と思っても怒らないで下さい。
物語の流れ上、主人公がどうしても絡めない/絡みづらい事件もありますので…。
この推薦を読んで、原作でひどい目に遭っていた人々がお医者さんに救われる光景を見たくなりましたら、一読者としてとても嬉しいです。
これを読んでくれた方が少しでも、この物語に興味を持ってくれますように。
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aterm/2022年02月24日(木) 17:52/★ (参考になった:6/ならなかった:0)